今年はとても充実した一年になりました。
ただ歌うことが好きで歌っていた私が、お知り合いになれた方から作曲依頼を頂いたり、コラボさせて頂いたり
歌の幅がぐんと広がりました。
感謝してもしきれません
21歳か22歳の頃、ひょんなことから声がかかり、一曲だけの約束でデビューしました。
といっても既に保育士をしていましたし、歌を習った経験は全くありませんでしたので、最初はお断りしました。
その曲というのは地元鳥取の歌で、デュエット曲。そして演歌。
声をかけてくださった方がデュエットのお相手。そして後の師匠でした。
保育士と言う仕事も楽しくなり始めたところでしたし、辞めたくはない・・・。
悩みましたが、保育園がお休みの時だけ活動してくれればいいと言われ、それならばとお引き受けしました。
レコーディングまでに数週間ほどしかなく、覚えるだけで精一杯。
殆どぶっつけ本番でレコーディング
その時に出来上がったレコードがこちらです。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
【演歌名曲】とっとり恋物語 【Tottori duet song】
これは紹介するのがお恥ずかしい出来なんですが、母の愛した一曲でしたので恥をしのんで^^;
二年ほどの活動を終え、私は保育士一本の生活に戻りました。
あれから30年以上が過ぎ、10日ほど前に師匠であった西村光司さんからラインが来ました。
色々なお話をする中で、私は「母へ」を送り、聴いて頂きました。
すると、
「来年は55周年記念で年末になるけどディナーショーをするので「母へ」をステージで披露しませんか?また一緒にステージをやりましょう。」
とお誘いを受けました
いやいやいや、あの頃はまだ20代前半。
今じゃしわくちゃなアラカンおばさん・・・。
ましてやディナーショーなんて無理。
私は「母へ」を誰かに歌っていただけたら嬉しいですとお返事をしました。
でも、師匠は引き下がりません^^;
ハッキリ約束はしませんでしたが、良いお返事を待ってますと言われ戸惑うわたし。
そのラインから数日ほどたち、これは私にとって基礎から勉強しなおすいい機会かもしれないと思うようになり、ディーなーショーに出る出ない関係なく、来年の私の目標にしようと考えました。
今まで自己流で歌ってきた自分でしたが、もう一度しっかりと歌に向き合い、一曲一曲を今まで以上に丁寧に、そして心を込めて唄うこと。
そして発声練習を頑張る。
自分磨きもする。
体力もつけてへこたれない体づくりをする。
それが全部できたら、師匠に私の方から連絡し、ステージに立たせて頂こうと思う。
後ろ向きじゃなく、年齢にかこつけて後ずさりなんかせず、前をしっかり向いて歩む。
来年に向けて新しい目標を下さった師匠に感謝です。
心にしまっておくつもりでしたが、ブログに記録として残しておこうと思います。
コロナの事もあるので実現は難しいかとも思いますが、目標に向けて自分作りを頑張ります。
もう一度あのステージで歌えるよう