秋の旅はトルコへ行くことに決めた。友だちが電話で注文しておいてくれたので、申込用紙にパスメ[トナンバーや連絡先など書き入れて、さきほど投函した。改めて、世界地図をひろげると、トルコはイラン、イラク、シリア、グルジア、アルメリアと国境を接している。平和と友好の世界がどんなに大事なことか、いやになるくらい認識もしているだろう。それだけじゃない、トルコは西洋と東洋を結ぶ橋のような存在である。トルコの人々はどんな目で世界の動きを見つめてきたんだろう。
少し、勉強しておいたほうがよかろう。写真で見るトルコの風景は奇異である。奇妙な岩が建ち並び、地底都市もひろがるカッパドキアもそうだし、地中から染み出した温泉の石灰分が真っ白な棚田をうみだすパムッカレだって、少なくとも、私の小さな創造力を超えている。どちらの土地も自分の足で歩いてみたい。じっくり、景観に浸っていたい。が、旅は10月上旬の話だ。
もうすぐ3時。まだ宅配便は届かない。早く来たなら、パソコンスクールへ行こうと考えていたけど、こりゃあ、無理そうだなあ。なんでもそうだ。待てば、遅い。なのに、忘れていると、アッというまにイスタンブールへ旅立ちの日だなんてネ。アレッ、勉強しとくんじゃなかったっけ?!と、後から悪あがき・・・だけはしたくないなあ。
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イタリア旅行のさいは、準備不足のうすら間抜け状態で町を歩いた感あり。
だから、道端の八百屋なんかに目を奪われ、シーサー君は呆れているかも。