地震直後、娘や友人から、大丈夫か?とのメールがあり、夜には、アメリカに住む姪から、安否確認のメールが届いた。城野の母は震源地に近い福島の温泉に滞在していた。大丈夫だったそうだ。
しかし、夜もふけて、コンビナート火災はひどく、原子力発電所も危険なようす。が、なによりも惨いのは、津波に襲われる東北地方、太平洋沿岸の惨状だった。津波情報は地震直後、流れていたが、大津波の勢いは現地に住む人々の予想を大幅に超えたようだ。
東京でも地震の揺れは長く、激しかった。余震も多く、なんだか車酔いした気分だった。友人宅から自宅へ戻ると、ガスの供給は止まっていたが、あとは整然・・・いや、散らかしたとこはそのまま・・・出窓の植木鉢が一つだけ、コトンと唐黷トいた。
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出窓で唯一、唐黷トいた植木鉢
シャンパングラスはセーフでした