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お天気には恵まれた仙台旅行だった。晴天ではないが、曇り空がつづき、傘の出番はなかった。昨日はホテルの朝食をゆったり楽しみ、仙石線に乗って、松島海岸で下車。遊覧船2階の船室から、灰色濃淡の雲と海面と松島が織り成す風景をぼんやり眺めた。そのまま、睡眠に誘い込まれそう・・・・しかし、船を降りて、注文してしまった寿司桶には驚いた。朝稽古を終えた相撲取りの気分。量が多すぎる。それだけが、欠点。
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昼食を終えて、訪れた瑞巌寺の本堂・・・・修復された襖絵は美しかったが、私は欄間の総透かし彫りの緻密な美しさに圧唐ウれた。瑞巌寺を出て、仙石線に乗り、仙台から新幹線で帰京。昼食には牛タン、牡蠣、穴子を食べようと計画しながら、穴子だけ。牛タンは旅土産で入手。そうなると、牡蠣への未練、断ちがたく、オイスターバーに立ち寄り、別れのグラスを交わすことになった。
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写真は仙石線の車輛シート
松島の寿司一人前と生牡蠣