ヨーコのきまぐれ日記

夏の旅

 上越新幹線を越後湯沢で、北陸本線に乗り換えると、青々とした穀倉地帯を抜けて、トンネルをいくつもくぐる。そうすると、見えてくるのは日本海である。今年の夏の宿泊地に選んだ富山は連日、35℃以上の暑さだった。それでも、富山駅から室堂行きの直通バスに乗ったら、下車したとたんに驚いた。ブルブル震えるほど寒かったのだ。室堂は標高3003メートルの立山の中腹にあり、標高は2450メートルだもの。あちこちに雪渓がある。肌寒いはずだ。



 用意していった長袖ジャケットをはおり、立山の中腹を抜けるトロリーバスに乗り、さらに、ローブウェイとケーブルカーで急斜面を下り、黒部ダムに到着した。昔。もう50年も前のことである。長野県の信濃大町側から、できたてのトンネルを抜けて、黒部ダムに行ったことがある。まだ高校生だった。当時はこのルートからしか、黒部ダムへ行くことはできなかった。それを、全く別のルートから制覇(?)した。



 ホテルのレストランは15階にあった。青い海の向こうに、青い丘陵が見えた。それは能登半島だときいた。なんて、幻想的な風景だろう・・・輪島の朝市へ出かけたのは、一昨年だったろうか、いや、その前だったかもしれない。昨年の夏、夫は集中治療室にいた。いつ回復するのか、回復するかどうかさえ、予測できなかった。あれから、まだ一年しか経っていないんだなあ~いやはや凄いやあ~。




写真は上から、北陸本線の車窓
ロープウェイの窓から見る雪渓
ホテル15階の窓から見る富山夜景
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