午後、二人目の孫が生まれた病院へ見舞いに行くと、初孫は母親に抱かれて、幸せの境地。夢中で、自分がどんなに上手にシャボン玉をとばせるようになったかを話している。2歳になりたての孫にとっては嬉しくてたまらない事件だったようだ。とにかく、孫の口からは言葉が溢れだし、それを余すことなく、母親は受け止めているように見える。
そこは、ベビーシッターを勤めるバアバにはできない兼魔セ。おそらく、幼児が語り出す意外に流暢な言語の半分も理解していないだろう。幼児はしかと見抜いて、苛立ちをぶつけてくる。でも、仕方がない。君の表現力じゃ、理解できないんだものと、バアバはめげない。すでに、幼児は諦観を知っているネ、きっと。言葉は諦めて、お互いに、奇妙なダンスで交流できるようになった。なんちゃって、以上、私の独りよがりかもしれないけれど・・・
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気が付いたら、母の日だった。
赤いカーネーションをいただいた。
自分の母や義母には新茶託送