ヨーコのきまぐれ日記

文庫本一冊とCD一枚

 今日は春うららの陽気で、朝、ベランダの植木鉢にたっぷり水をやった。午後、ヨガスタジオからの帰り道、先週、予約しておいたCDを一枚受け取った。それから、立ち寄ったコンビニで食料品を買うついでに、文庫本に目がとまった。本のタイトルは「ワケありな名画」である。ヨーロッパ旅行中に見た名画のいくつかにいわくありげな因縁が潜んでいるようで、なかなか興味深い。

 帰宅したら、描きかけのトレイにトールペイントするつもりだったが、絵筆を手にする気は起きず、絵画を巡る文庫本を読み始めた。自分の目で見て、その大きさに圧唐ウれた作品はオランダやスペインで目にしたレンブラントの夜警とピカソのゲルニカである。たじろぐ大きさ!さらに、驚いたのはフランス・ルーブル美術館で見たモナリザである。館内に、人影が少ない。モナリザの前にもいない。そして、美術館内には、模写する学生たちの姿をあちこちで見かけたことだ。日本国内で訪れる美術館は絵画よりも、まず、ラッシュアワーみたいな人混みに圧唐ウれるからネ。

 地元の音楽ショップで予約し、受け取ったCDはスガシカオの「The LAST」である。彼の音楽は歌詞が面白い。ほ~、そうくるかと意表を突く。そこで、CDのセロファンを破いて、中から歌詞カードをだしたら、村上春樹がこのアルバムにコメントを書いているじゃないの。でも、なんて小さな字なの?!必死に読んでいる老眼ばあさんの目も気にかけて欲しい。こんなにも突き放して、把握しにくい(できっこない)スガシカオの世界を村上春樹は言葉で表現している。興味しんしん。


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