ここ数日、花冷えという言葉がピタリあう肌寒さである。今日はワインラックから、5本の葡萄酒ボトルを引き抜いて、ドライバーでネジをすべてはずし、ばらばらの板の状態にした。板は表面を緑色に塗り、側面と円の内側だけをレンガ色に塗らなければならない。そう簡単には終了できないトールペイント講習会の宿題である。 最近のトールペイント講習は地塗りした木材に自在に絵を描いていくアッセン式だったから、今回のワインラックのように、シャドウとハイライトを重視したオーソドックスな描法に取り組むのは億劫である。だが、講師の指令がなければ、面唐ネ作業に着手はできないからね、怠けものの生徒(エッ、私のことかいな?)には。ただ、トールペイントしたワインラックははたして、木材そのままの魅力に勝てるかしら~。そいつが問題だね。 ばらばらにした木材の地塗り 左の板は側面と穴内側がまだ