身近だった人が亡くなり、見送る作業というのはどんなものであれ、辛く、重いものである。そして、どんな事態であろうと、さまざまな手順に追われていようとも、日々の生活はそのまま繰り返される。哀しくても、お腹は空く。残された者たちに病む人がいれば、そのお世話を怠ることはできない。遺体の移動や保存管理は葬儀業者が助けてくれるが、亡き人をどう見送るか決定するのも、その連絡業務も怠ることはできない。嘆き哀しむゆとりもほぼない・・・ 義母の葬儀の日取りは斎場の混雑もあり、来週金曜日に決まったと、義弟から連絡があった。当日、私は息子と娘と一緒に参列する。同行を希望する娘に応じ、パソコンで所要時間を調べてから、最寄りの駅での集合時間を決めた。パソコンでチェックすると、利用する電車の乗車時間だけでなく、駅から城野家までのタクシー乗車時間と費用までもが把握できる。いやはや、パソコンは実に便利な生活必需品だなと、今更ながら驚いた。 胡蝶蘭の鉢植えと ハーブ草寄せ植え