ヨーコのきまぐれ日記

春の日、つれづれに~

 深夜に見た番組だったと思うが、フェルメールの贋作だと明らかになった絵画の考証を重ねながら、美術館を巡る旅人が気になった。原田マハという女性作家である。私が無知だっただけで、本屋の文庫本コーナーには彼女の蔵書が大量に並んでいた。引きこもりに備えてと、原田マハの文庫本2冊選んで、会計を済ませた。コロナ騒動で、区の図書館はすぐに閉館したと、妹は嘆いていた。



 夕方、義弟から、義妹のご主人の葬儀は無事、終えたとの連絡があった。長い年月、体験を共有したつれあいの死は受け止めがたい現実である。逝去に伴う儀式はまだ続くし、その後も、残された者たちにはさまざまな契約の変更手続きがある。そうした多忙な引き継ぎ業務は、大事な人を失う哀惜の情をしばし忘却・・・は無理だけど、多少、やわらぐような気がする、体験上。あとは、一人でしみじみ受け止めるしかないけれど・・・



 昨日、遠い散歩にでた妹から届いたのは、都心ビルの裏側に拡がる芝桜の写真である。濃いピンクの芝桜が丘陵に咲き乱れる光景・・・・新型コロナウィルスで、街はにぎわいを失っても、季節の花たちは昨年と同じように、今年も見事に開花すること、再認識。昨夜、発表された都内の新型コロナ感染者は200名近い。連日、記録を更新している。胸塞がる気分なり。




原田マハの文庫本と
小さな花器と庭の花
都心の丘に咲く芝桜
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