これは1時間半もかかる長い試合の一瞬の出来事である。それでも、試合の勝敗を決める先制弾だった。その後のカメルーンの攻撃も憎たらしいほど素晴らしかった。しかし、防御する日本選手たちのパワーも猛烈・・・と、いうか、深夜のテレビの前で、神経をすり減らした日本人は多いことだろう。試合終了を告げる笛の音でどんなに安堵したことか・・・いい眠りへと導いてくれた。
まずは一歩。これからの道のりはもっと厳しいものだろう。次の相手は強豪オランダである。勝敗はともかく、日本選手たちが競合する力を惜しみなくだしあい、闘いを愉しんでほしい。対カメルーン戦、ブブゼラの音が鳴り響くスタジアムに初めて立ち、長谷部キャプテンのもと、選手仲間を信じて、動き回った日本選手たちの健闘に拍手喝采したい。
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対カメルーン戦、FWで活躍した本田圭佑。
松井の初のWカップ起用が嬉しかった。