ヨーコのきまぐれ日記

丸い月

 暮れから、行きそびれているところがあった。それは美容院。お正月の3日間は過ぎたけれど、日曜日に開店しているだろうか?と、のぞいてみたら、午前中だけ営業しているとか。もう、時間切れ?と、声をかけたら、美容師は大丈夫ですヨと、店内へ招き入れてくれた。助かった。ヘヤカットはちょっとだけ、へアダイは頭のてっぺんだけといいかげんな要求して、椅子に座った。

 今年は新年そうそう、母の退院を報告する文書持参で、近くの内科クリニックへ出向き、さらに、成城の福祉事務所で申請書類の提出・・・ケア施設の見学とケアマネージャーとの相談。さらには、母が関与する証券会社へのファミリーサメ[トサービス申し込みや金融機関との交渉がある。両手に抱えた多くの問題に対応する間は、せめて、自分の頭髪ぐらい、すっきりしていたいものネ。

 両親との対応はそれなりに大変だけど、ま、適当に、息抜きはしているので、大変って言葉は似合わないだろうな。夕方、デイケアに行っていた父を迎えると同時に、妹が来訪。両親が喜びそうな夕食の準備をして来た。小鍋で2人に味噌汁を作り、2人の夕餉の食卓に並べた。そこで、私たち二人は外出・・・今後の方針など、ちょいと語り合いながら、少し飲んで、少し食べた。月は13夜あたりかな・・・丸くて、キラキラ頭上で光っていた。




マンション中庭の欅は落葉した
けど、鳥たちには楽園かしら?
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