ヨーコのきまぐれ日記

尺八奏者

 昔、阿佐ヶ谷の絵画教室に通い、裸婦のデッサンを習ったことがある。その時の講師は倦蛯イ業後、尺八を背に、オートバイにまたがり、世界を旅した若者だった。ピアノと違い、尺八ほど簡単に世界のどこへも運べて、演奏可能な楽器はないと彼は断言。彼のもとへ通う生徒は人形作家など個性的なメンバーが多く、休日には講師と一緒にバイクを連ねて、郊外へのツアーを愉しんでいた。当時、私は出産のため、その絵画教室をやめた。その後の彼の活動は知らない。



 昨日、衛星放送の画面に見た人の顔、見覚えがあると感じた。17,8年前、高校時代の英語教諭の娘さんが琴奏者として、銀座のライブハウスに出演された時、同じ倦蜥㈱ヤで尺八を演奏した藤原道山だった。彼は藤原竜也・鈴木亮平・市村正親らが演じるミュージカルの演奏を担当。さらに、三味線奏者との合同演奏の作曲活動にも取り組み、尺八の演奏活動をたゆまず続けている。琴、尺八、三味線が長い伝統を引き継ぐ日本の楽器から、着々と触手を拡げ、世界規模の反響をよんでいる。圧涛Iな勢いがあった。




フサアカシアの花
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