ヨーコのきまぐれ日記

人見知り

今、孫は8ヶ月。最近、人見知りが始まった。先月、夫と息子夫婦の家を訪問したとき、昼寝からさめた赤ちゃんは婆さん・爺さんの顔を見て泣いた。しばらく泣いて、ようやく記憶の糸をたぐりよせたのか、泣くのに飽きたのか知らないが、泣きやんだ。そして、抱っこが上手なお爺ちゃんに抱かれて、安心しきっていた。

今日はようやく都合がついた娘と一緒に、孫に会いに行った。娘も私も孫にクリスマスプレゼントを用意していた。娘のギフトはタイ・プーケット島で買って来たタオル地のテディベアだった。私たちの訪問で、昼寝からさめた孫は私には人見知りの泣きべそをかいたのに、娘には好奇の眼差しを向けている。おい、おい、そう差別するなよと、私は叫びたい気分だったけれど・・・幼い男の子って、若い女性には憧憬の気持ちを素直に表現するものだ。息子がまだ幼児だった頃、美しく着物を着こなした女性や、華やいだドレスの美しい女性たちには声にならない感嘆の声をあげて、そっと近寄り、小さな手で触れることがあった。生まれてすぐの赤ちゃんも同じなんだと、ちと可笑しい。

 孫はすぐ機嫌がよくなり、娘や私のプレゼントを喜んでくれたけれど、もっと喜んでいたのは、贈り物が入っていたセロファン袋のほうだった。カシャカシャ音がする透明の袋が赤ちゃんにとって一番の玩具だったようだ。娘は親にはなかなか見せない愛想のよさで、根気よく、甥っ子の相手をしていた。息子と娘がいて、そうか・・・こんな赤ちゃんの時代もあったんだなぁとなんとも感慨深い一日だった。


娘と孫・息子と自分の映像を覗きこむ孫
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