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早朝、起床。寝室のカーテンを開けて、外を見た。雪は降っていないし、ベランダの手すりや生垣や道路をチェックしたが、積雪はほとんどない。ただ、家々の屋根や駐車場の自動車の屋根はうっすら薄化粧・・・積雪の痕跡はある。カーテンは閉めて、寝室の電気をつけて、読みかけだった短編を読み終えた。村上春樹の『イエスタディ』である。面白かった。日中の気温はぐんぐん上昇・・・暖房は不要だった。
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雪が降る・・・それだけで楽しかったのは子ども時代だったネ。積もった雪で戸棚を作り、雪をまるめて、棚に貯蔵した。雪合戦の準備である。あんなにワクワクしたことはない。今年初めて積雪した翌日は、半分凍り付いた雪解け道で転ばないよう用心した。今日は道路に雪の名残りはなかった。ただ、暖かい日は今日と明日でおしまい。日曜あたりから、再び、雪が降るようだ。今、願うことは木々の花が次々に開花する初春の訪れと、コロナ禍からの一日も早い解放!
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手作りカードにきまぐれに描いた
枯れ木と紫陽花と葡萄とストック