ヨーコのきまぐれ日記

都心で花見

 暖かい陽射しに誘われて、今日は妹のプランどおり、両親を誘って、花見にでかけた。櫻の季節は肌寒い日が多く、はなみずきや八重桜の季節に花見をするのは昔からの我が家のならわしだった。渋谷のデパートでお弁当と和菓子を買い、バスに乗った。車窓に見る都心の風景はめまぐるしく変貌していた。バスを降りて、財務省や、外務省など、守衛が立つ巨大なビルを通り過ぎてから、国会議事堂前の憲政公園にたどり着いた。

 父と母は疲れていないだろうか・・・と、心配していたけれど、二人は大丈夫だよと言って、トボトボと歩く。父も母もいつのまにか老いて、颯爽と歩いていた時代の面影はない。そういう私だって、歩き疲れたかんじだ。昨日、ジムで受けたピラティスの影響か、あちこちが筋肉痛だ。二の腕の裏側や太ももの裏側が一番痛い。

 小さなさくらんぼがなる桜の木の下のベンチで、お弁当をひろげた。美味しくて、ばくばくと食べた。ベンチの廻りは八重桜やはなみずきが満開で、お昼時には噴水がシャワシャワと水しぶきをあげていた。久しぶりに訪れた憲政公園。車でなく、歩いてきたのは初めてだ。皇居もすぐ目の前で、新緑が目にまばゆい。公園沿いの道端につくしも見つけて、摘んだ。明朝の味噌汁の具にするつもりだ。

 今年の花の季節は息子夫婦に赤ちゃんが産まれ、その1ヶ月前には、姪にも赤ちゃんが誕生・・・そうなると、お互いの赤ちゃんたちの写真が泣き顔も、おすまし顔もパソコンや、携帯経由でとびかった。これはめっぽう面白い作業だったけれど、私の目はヘトヘトにくたびれていたようだ。それだけに、高層ビルや、皇居のお堀や、木々の緑を抜ける春の風は心地よく、生き返った気がした。




遠くにビルや皇居の堀が見えるはなみずきの
憲政公園は国会議事堂の近くにあります。




公園で拾った八重桜の花びらを塩漬けにして、
炊いたご飯は薄桃色で、美味しかったですよ。
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