ヨーコのきまぐれ日記

アンリ・ルソーの絵画

 深夜から、早朝にかけて、睡眠時間を削り、読みかけだった原田マハの「楽園のカンヴァス」を読み終えた。話の主役はアンリ・ルソーの絵画である。この絵の真贋判定を巡って、二人の人物が登場。さらに、ルソーの絵に強烈な刺激を受けたピカソや絵のモデルをつとめた女性までもが絡む壮大な物語のゆるぎない構成力・・・見事な展開だった。



 近所に世田谷美術館ができたのはいつだったろうか・・・・まだ、幼稚園児だった長男や幼児の娘を連れて、よく世田谷美術館を訪れた。美術館の周りには、彫刻が飾られた野原も、レストランも、フィールドアスレチックも、サイクリングコースも運動場も完備・・・海外赴任中の友だち一家や知人を喜んで、連れて行った。自分の幼い孫を美術館へ連れ出したら、巨大な石造りの建物の回廊に恐浮ィぼえて、入場を渋った。



 開業当時、世田谷美術館にはアンリ・ルソーの作品がいくつか飾られていた。幻想的なルソーの絵には魔力があった。気が付くと、緑深い密林や月が輝く砂漠へと一人導きだされていくような~不可思議な空間感覚。昨今、世田谷美術館は特別展の催しが多く、常設館を見ても、ルソーに出会うことがなかった。大事な所蔵品のルソーは貸し出し中だったかもしれない。緊急事態も解除され、そろそろ、美術館や隣接の公園も活動開始するかな・・・・?!




実家の庭の紫陽花と雪の下
咲き始めたブルーの紫陽花
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