ヨーコのきまぐれ日記

トルコとピラティス

今朝、やきもの工房へ行ったら、器がいくつか焼き上がっていた。黒天目と月白の釉薬を重ねがけしたものは、予想を超える色彩効果を生みだしたようだ。ちょっと嬉しい。陶芸教室を終えて、近くの寿司屋でランチしてから、地区会館へ向かった。ピラティスの指導を受けるためだ。トルコ旅行中は長期間、バス車内や機内に閉じ込められ、運動不足になった。ホテルの部屋で、ピラティスをしようと計画していたけれど、そんな時間の余裕はなかった。それだけに、今日のピラティスレッスンは楽しみだ。

カッパドキアの洞窟レストランで、若い男女の踊りやベリーダンスを見たさい、踊り手に誘われるまま、ステージに出て、夢中で踊ったら、気持ちがすっきりした。腰を振り、ステップを踏んだとたんに、滞っていた血液がいっきに全身を駆け巡った気がする。なによりも、同じ旅をする仲間たちと笑いあい、踊り子のふりを真似るだけで、愉快だった。ベリーダンスを見て、洞窟ホテルに戻り、ジャグジーにつかって、ベッドに入ったのは深夜の12時を過ぎていたと思う。

翌日は早起きして、洞窟に住む家族を訪ねたり、カッパドキアのローズバリーをハイキングしたり、地下8階の地下都市を探索したりと、愉しい行事がつづいた。山道を歩いている時に、轟音をたてて、オートバイが近づいて来た。なにごとかと思えば、男はオートバイを降りて、運んできた果物を半分に切り、ジューサーでギュッとしぼってくれた。ざくろやグレープフルーツの生ジュースって、美味しいもんだね。それも、歩き疲れた山のてっぺんで飲めるんだもの。最高だよ。カッパドキアは晴天、汗ばむ暑さだった。

トルコでは、目の前にひろがる風景にはただただ圧倒された。広々とした悠久の大地・カッパドキアもそうだけど、雪ではなく、石灰で真白に変貌した山の姿だって、びっくりする。パムッカレではすぐ裸足になって、神秘的な白い石灰棚を歩いた。足もとには温泉水が流れている。ころばないように、ゆっくり歩いて、時間が忘れるひとときを体感・・・うん、最高。

 さて、今日の久しぶりのピラティスレッスンは愉しかった。ややきついと思う瞬間もあったけれど、地区会館に集まる講師と生徒たちのほんわりしたムードのせいで、心がほどけていくようだ。ほどけすぎて、注意勧告されちゃうのは情けないけど・・・やっぱりね、ゆるめちゃうんだよね、頭のねじ。


イスタンブールのバザールで
購入したキリムのクッション
と焼成された手びねりの土器


オリエント急行の終着駅は
トルコにあった。終着駅の
構内レストランでは味わう
シシカバブは美味しかった。


オリエント急行終着駅の前では
トラック運転手がストライキ!
プラカードない地味なスト風景


名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「日記」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事