【写真の豆知識】
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デジタル写真の楽しみ方
写真行為は自分の目の前に広がる光景の中から、お気に入りの部分をカメラのファインダーに収める行為だと思います。
自分だけが感じた光の美しさ、目の前の面白い形、心惹かれる相手のしぐさ、表情、いつもと違う自然現象の美しい一瞬などただ心の中だけに記憶として残すには惜しい光景をカメラの中に記録して残しておく。
そしてみんなと共有して楽しむこともできます。
より印象的に相手に伝えることができるようにするためには撮影技術を身につけなければなりません。
また、自分のカメラに付いている機能をしっかりと把握し使いこなせるように取り扱い説明書を読むことも大切です。
デジタルカメラには次々と新機能が組み込まれてきています。でも使わなければ以前のフィルム時代と同じ撮影方法の表現力で終わってしまいます。デジタルだからこそできる表現方法を探すのもこれからの写真世界の楽しみでもあると思います。 (ネットより)
気持ちを写す/気持ちをこめてシャッタを押す。
光が想いを伝える役目を担っています。
写真が人間の目とは、まったく違う世界になる。
カメラマンは、光をより深く観察することができる。
モノクロ写真を撮る時は、「モノクロ頭」になる必要がある。。
モノクロではどう見えるか想像する。
モノクロに向くのは、一定方向からの光。
常に光の方向を頭に入れておく。
マイナスの露出補正をすると、写真に重圧感が出る。
「写真の題名のつけ方」
・「風」や「音」や「温度」など、写真には記録されない要素の、撮影した時の雰囲気や空気感を伝えるタイトル
タイトル例:「そよ風」「蛙の鳴く夜」「風人の落書き」
・撮影した時の、自分の気持ちや感動や興奮(驚き、幸福感、感謝、寂しさなど)を表すタイトル
タイトル例:「優しい時」「贅の極み」「至福の時間」
・想像力を働かせて、その写真から「物語」を作る
タイトル例:「おかえり」「やっぱり帰ろう」「ちょっと重い」
(くどいようですが、スナップ写真ではなくて、ネイチャーフォトでこのタイトルです)
・自然物の被写体を、自分のイメージで擬人化する(男性や女性と決めつける)
タイトル例:「森の王様」「乙女ごころ」「ベストドレッサー」
・カチッと終わらないで、余韻が残るタイトルもよい
タイトル例:「流れにそっと」「冬静かに」
・タイトルは「書き言葉」であることを常に意識する:
-漢字・ひらがなを使い分ける
-もともと存在する言葉をひねって、「造語」を作ることもあり
タイトル例:「霧幻」「麗春」「凍眠」
-時には意図的にある読み方をさせるためにルビを振ることも
タイトル例:「またたく時間(とき)」「夜へ続く径(みち)」
-自分の好きな漢字や言葉をリストアップしておく
タイトル例:「流離(さすらい)」
・長いタイトルは説明的になりがちなので、7文字くらいまでにする。そのために、より短い同義語を探すことも
例:おじいさん→翁
・自分が今までつけたタイトルの「タイトル帳」をつける
重複を避けられるし、過去のタイトルがヒントになることもある