こんにちは 佐竹良夫ブログです。

憲法9条、25条が生きる社会を!

ウソだらけのTPPをばっさり!鈴木宣弘教授ビューホテルで講演

2013年11月10日 | 日記

さすが、TPPの本質を知り尽くした方の話しは説得力がある。11月10日、午後、「このまま進めて大丈夫なの?TPP交渉―医療、農業を中心に―の鈴木宣弘東大教授の講演がビューホテルで開催された。悪天候の中、約250名の参加がありました。

冒頭、「今だけ、金だけ、自分だけしか見えない人々が国の将来を危うくしつつある。ごく一握りの企業利益と結びついた一部の政治家、一部の官僚、一部のマスコミ一部の研究者が国民大多数を欺いてTPPやそれと表裏一体の規制改革、国家戦略特区などを推進している。これ以上一握りの人々の政治が強化されたら、日本が伝統的に大切にしてきた助け合い、支えあう安全・安心な社会はさらに崩壊していく」と警鐘を鳴らした。

決議された「国益」6項目はすでに破綻していること、そして「TPP断固反対」、「聖域は守る」、「保険の独自性は守る」、「BSEなど食の安全は守る」、「医療薬価制度は守る」、「交渉参加しないと情報出せない」、「国益は守る信じてほしい」、「TPPに参加しないと雇用が失われる」、「食糧自給の必要ない」『農業を輸出産業に」「所得保障をすれば大丈夫」「輸入米は価格上昇しているから大丈夫」・・・・・・等々国民に対する数え切れないウソの山を徹底的に暴露。

今後の私たちのTPPに向かう姿勢として必要なのは、将来にわたる長期的な視点、周りも考慮する総合的視点。「今だけ、金だけ、自分だけ」ではやがては多くの人が苦しみ、結局、短絡的には利益を得たつもりの人々も自分自身が成り立たなくなる。農業でみれば「みんなが持続的に幸せになれるような適正な価格形成を関係者が一緒に検討していく。食料に安さだけをもとめていくのは命を削ること、次世代に負担を強いることをしっかりと踏まえることの重要性を強調されました。

詳細な講演レジメがあります。実行委員の一員としても、多くの方々に読んでいただければと思います。

 

 

 

 

 

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