暗黒の歴史を繰り返させてはならない!
昨日、11月26日特定秘密保護法案が衆議院で可決された。
多数を武器に強行突破だ。でも、我々はわすれていない!
アジア人2000万、日本人300万人を犠牲にした15年戦争、これを遂行するために反対するものを押さえつけた治安維持法。
制定された1925年最高刑は懲役10年、わずか3年後に死刑無期懲役に改悪された。
拷問などで獄死2000人、逮捕起訴は75000人を超える。秋田でも135人が投獄され、農民組合の活動家、鵜沼勇四郎、小川正治が20代の若さで獄死した。
「不屈の群像」近江谷昭二郎著より2006年9月
暗黒歴史を繰り返させてはならない!
若者や子どもたちを再び戦場にはおくるわけにはいかない。
秘密保護法案、必ず止める。体をはっても。
声を上げよう!行動を起こそう!
11月30日(土)午後1時から「秘密保護法」制定に反対する 11.30秋田集会がアゴラ広場 秋田駅前で 開催されます。
秋田県憲法センターが呼びかけました。
さきがけ新聞にも載りましたが東京日比谷で1万人集会が11月21日開催されました。
秋田でも声を上げよう!行動を起こそう!と30日立ち上がります。いっしょに声を上げ、デモに参加しませんか。
急速に広がる特定秘密保護法案に疑問や不安の声、そして反対、抗議の声、自民党石破幹事長、「たしかに評判は良くないが』と認めたうえ「必要なものは必要」など押しきる姿勢は変えようとしません。今、安倍内閣、評判があるうちがチャンスとみているのではないでしょうか。
もとはと言えば、これアメリカの要求ではないの?
米国:「我がアメリカ軍の情報をもらいたければ秘密を守れるのか?」、日本:「はい、しっかりと『法律』をつくり、秘密を漏らした者、探ろうとした者は厳しく処罰いたします。」こんなやり取りが聞こえてくるようです。
「何んかおかしいな?」
一生懸命チラシを見ていた我が家の88歳のばあちゃん。「何んかおかしいな?」と一言。
戦争を経験してきた人たちは嗅覚がするどい!
さすが、TPPの本質を知り尽くした方の話しは説得力がある。11月10日、午後、「このまま進めて大丈夫なの?TPP交渉―医療、農業を中心に―の鈴木宣弘東大教授の講演がビューホテルで開催された。悪天候の中、約250名の参加がありました。
冒頭、「今だけ、金だけ、自分だけしか見えない人々が国の将来を危うくしつつある。ごく一握りの企業利益と結びついた一部の政治家、一部の官僚、一部のマスコミ一部の研究者が国民大多数を欺いてTPPやそれと表裏一体の規制改革、国家戦略特区などを推進している。これ以上一握りの人々の政治が強化されたら、日本が伝統的に大切にしてきた助け合い、支えあう安全・安心な社会はさらに崩壊していく」と警鐘を鳴らした。
決議された「国益」6項目はすでに破綻していること、そして「TPP断固反対」、「聖域は守る」、「保険の独自性は守る」、「BSEなど食の安全は守る」、「医療薬価制度は守る」、「交渉参加しないと情報出せない」、「国益は守る信じてほしい」、「TPPに参加しないと雇用が失われる」、「食糧自給の必要ない」『農業を輸出産業に」「所得保障をすれば大丈夫」「輸入米は価格上昇しているから大丈夫」・・・・・・等々国民に対する数え切れないウソの山を徹底的に暴露。
今後の私たちのTPPに向かう姿勢として必要なのは、将来にわたる長期的な視点、周りも考慮する総合的視点。「今だけ、金だけ、自分だけ」ではやがては多くの人が苦しみ、結局、短絡的には利益を得たつもりの人々も自分自身が成り立たなくなる。農業でみれば「みんなが持続的に幸せになれるような適正な価格形成を関係者が一緒に検討していく。食料に安さだけをもとめていくのは命を削ること、次世代に負担を強いることをしっかりと踏まえることの重要性を強調されました。
詳細な講演レジメがあります。実行委員の一員としても、多くの方々に読んでいただければと思います。
映画「モンサントの不自然な食べもの」衝撃でした。
ベトナム戦争で大量に使われ枯葉剤、ほとんどの変圧器に使われていた発がん物質PCB。これらをつくっていたのがアメリカの多国籍企業モンサント社。今は除草剤に耐える遺伝子組み換え大豆等を開発し、安全性の確認も十分できないまま、これらを武器にアメリカばかりか世界の食物市場に乗りだそうとしている。アメリカ政府の中枢にまで食い込み、遺伝子組み換え作物、食品の危険性を指摘する学者はあらゆる手段で排除にかかる。映画「モンサントの不自然な食べ物」はまさに衝撃でした。
日本でも遺伝子組み替え作物の危険性はほとんど 知らされていません。TPPで一挙に日本の安全規制(障壁)取り払って津波の様におしよせる。日本の食べ物市場をわがもの物にしようとする。恐ろしきかなモンサント社。
モンサント上映で主催者挨拶する(左)草芳明先生と(右)渡辺淳先生
TPPは私たちのくらしになにをもたらすか!このまま進めて大丈夫なの?TPP交渉 鈴木宣弘東大大学院教授 講演会 11月10日(日)13:30~秋田ビューホテルで開催されます。秋田県保険医協会(開業医団体)、JA新あきた、秋田県社会保障推進協議会が呼びかけました。
秋田県の発表でも農林水産業の生産は808億円の減少になるという。農業だけでない!皆保険制度も崩されるとして医療関係団体が立ち上がった。講師はTPP問題の日本の第一人者だ。日本の容が変わるといわれるTPP。
TPP講演会は
2013年11月10日(日)
13:30~15:30
秋田ビューホテル 飛翔の間(4F) (℡018-832-1111)
入場は無料。
これは聞き逃せない!
TPP?、「賛成」「反対」「よくわからない」いろいろな方がいると思いますが、まずはこの先生の話を聞いてみようではありませんか?