我が家には1匹の愛犬が居ます。聞くところにによると10歳になる、人間で言えばもうおばあさんです。つまり、メスなの。
母親はたまに突飛な行動をするのですが、自分も引き継いでるなと思うところもあるのですが。お姉ちんのピアノの発表会に確か白い箱を持ってきて、プレゼントよなんて言うから、お疲れ様の意味を込めたケーキだろうななんて思って蓋開けたら、ウサギが2匹入ってたりなんかしてそれが、我が家で初めて飼ったペットでした。ウサギ小屋なんて無くて、ビンビールの箱をひっくり返したやつに入れてた気がする。何年か飼って、祖父の家に移転されて、出不精で太りすぎてだったか、ニワトリに脅かされてだかして死んでいった。
そんな母親がまた突然父親の承諾もままならないうちに、今飼ってる愛犬をもらってきた。ほらぁ、ってトランクからちっこい犬を見せてくれた。そんで、マロって名前を付けた。
マロはメスで黒くて茶色くてめんこい顔をしている。食物アレルギーで車酔いで寂しがりやで雷と水と雪が怖くて、結構面倒がかかる。でもかわいいの
そんな愛犬マロが10年目にして、保健所捕獲の初体験を遂げた。。
先々週くらいだったか、こちらでは雷と雨の日が1週間くらいびっちりでした。主に忠告しているのか、単に自分が怖いだけなのか分からないが、マロは空が光ると吠える。屋根の雪が落ちそうなのを見つけると落ちるまで吠え続ける習性がある。はた迷惑である。時間は問わず、日中だろうが夜中であろうが明け方であろうがお構いなしだ。人間はうんざりしている。
そんな犬であるから、その1週間はマロも住人も苛々と寝不足に悩まされていた。そして事件は起こった。
前夜、いつものように雷と雨に打たれ、心身も打たれ、マロは大騒ぎをしたらしい。犬小屋の塀の器用にも4つんばに立って逃げ出そうとする。母親は必死にマロの心に寄り添い、少しずつ落ち着きを取り戻し、皆、安眠へといざなわれた。
あくる日、胸騒ぎを感じた父親がマロ小屋を見ると、マロは姿を消し、マロの首にはまっていたままの形で首輪が転がっていた。恐怖のあまり、マロは立ち去ったのだ。。。しかし、今までにもマロの脱走癖はあった。誰もが、そのうち帰ってくるだろうと、朝の支度に追われたのだ。
近辺に居たことは分かっていた。出勤する主の車を追いかける姿があったし、祖母が午前中に目撃したことも報告されている。しかし、それからマロを目撃したという情報は入らなかった。パニックになったマロは何処かもう遠いところに行ってしまったのだと皆が考えた。それでも、いつか自分の足で帰ってくるだろうと誰もが思っていたのだ。安易だった。
3日経ち、4日経ち、マロは帰ってこない。
5日目。平日休みだった私に母親から電話があり、マロはどうやら保健所に捕獲されているらしいことが告げられた。のんびりと洗濯物をたたんでいたが、早急に切り上げ、保健所に向かった。
初めて行く保健所。さすが役場だなぁと感じさせるほど、社員は客に無関心で自分の仕事に向かっていた。ようやく接客が始まり、事の次第を話すと、担当職員が現れた。とにかく、本犬かどうか確認をとのこと。
少し離れた建物まで行くと、鍵のついたドアが開けられた。鉄格子の部屋が並び、何とも言えない惨い匂いがした。そこに、マロが居た。
私を見るなり、格子に飛びつき主人とのご対面を喜んだ。担当員も、あぁ、分かるのねぇ、よかったねぇと言葉をかけた。
ペットを飼育するには、役所に届け出なければならないのだが、我が家はしていなかったため、マロを残し、市役所に車を走らせるぶっきら棒な所員の応対を受けながら犬の登録を済ませる。住所、電話番号、主人の名前、犬の名前、犬の特徴を記す。
マロの生年月日?知りませんよ。10歳だから平成10年生まれ。月日?皆目検討つきませんけど。。
春生まれですか、秋ですか?。。。
知らねーっ。じゃあ、秋で。
では10月にしましょう。何日にしますか?上旬?下旬?
じゃあ、中旬で。
では、15日にしましょう。
てな感じで、適当にマロの生年月日を登録する。登録手帳と番号をもらい、3千円を払う。再び、保健所に車を走らせる。
受付カウンターに座らされ、手続きを始める。必要書類はいくつかあって、記入する。最後に、誓約書という書面で反省文を書かされた。マロを飼育していること、愛犬を不注意で取り逃がしたこと、それは県の動物愛護何とか法に違反すること、以後最善を尽くし逃がさないことを誓った。そして、8千円を支払う。1泊650円と手数料5千円がかかるのだ。深々と頭を下げ、牢屋へ向かう。
5日振りのマロの再会に安堵を覚えると共に、事の重大さにやっと気がついた。
主人はマロを手に入れ、マロは自分の帰る場所を見つけ悦びはしゃいでいる。しかし、保健所に捕獲され、保管されるのは3日間だけらしい。捕獲し飼い主を探すわけだが、3日間のうちに飼い主が見つからない場合は処分されてしまうらしい。マロは木曜日に捕獲された。岐路についたのは月曜日だから5日経っているのだ。本来なら二度と逢えない事態になっていたのだ。土日は役所は休みなため、運がよかったと担当員に言われた。お礼を告げ、車にマロを乗せる。
私の新車で愛車、モコにマロが乗っている。信じられないお願いだから座ってて。
車を走らせながら、はしゃぐマロに「お座り!」と声を張り上げる。そのうち落ち着いてマロは助手席に座り、外の景色を眺めている。。。そんなマロを横目に車を走らせ。。。いつの間にか涙が溢れていた。
本当なら、マロにはもう逢えなかったのだ。もう触れることも、声を大にして指示することも無かったのだ。
マロのバカ。殺されてたとこなのよ。分かってんの?バカマロ!!・・・と、マロの頭を撫でてやりました。
母親はたまに突飛な行動をするのですが、自分も引き継いでるなと思うところもあるのですが。お姉ちんのピアノの発表会に確か白い箱を持ってきて、プレゼントよなんて言うから、お疲れ様の意味を込めたケーキだろうななんて思って蓋開けたら、ウサギが2匹入ってたりなんかしてそれが、我が家で初めて飼ったペットでした。ウサギ小屋なんて無くて、ビンビールの箱をひっくり返したやつに入れてた気がする。何年か飼って、祖父の家に移転されて、出不精で太りすぎてだったか、ニワトリに脅かされてだかして死んでいった。
そんな母親がまた突然父親の承諾もままならないうちに、今飼ってる愛犬をもらってきた。ほらぁ、ってトランクからちっこい犬を見せてくれた。そんで、マロって名前を付けた。
マロはメスで黒くて茶色くてめんこい顔をしている。食物アレルギーで車酔いで寂しがりやで雷と水と雪が怖くて、結構面倒がかかる。でもかわいいの
そんな愛犬マロが10年目にして、保健所捕獲の初体験を遂げた。。
先々週くらいだったか、こちらでは雷と雨の日が1週間くらいびっちりでした。主に忠告しているのか、単に自分が怖いだけなのか分からないが、マロは空が光ると吠える。屋根の雪が落ちそうなのを見つけると落ちるまで吠え続ける習性がある。はた迷惑である。時間は問わず、日中だろうが夜中であろうが明け方であろうがお構いなしだ。人間はうんざりしている。
そんな犬であるから、その1週間はマロも住人も苛々と寝不足に悩まされていた。そして事件は起こった。
前夜、いつものように雷と雨に打たれ、心身も打たれ、マロは大騒ぎをしたらしい。犬小屋の塀の器用にも4つんばに立って逃げ出そうとする。母親は必死にマロの心に寄り添い、少しずつ落ち着きを取り戻し、皆、安眠へといざなわれた。
あくる日、胸騒ぎを感じた父親がマロ小屋を見ると、マロは姿を消し、マロの首にはまっていたままの形で首輪が転がっていた。恐怖のあまり、マロは立ち去ったのだ。。。しかし、今までにもマロの脱走癖はあった。誰もが、そのうち帰ってくるだろうと、朝の支度に追われたのだ。
近辺に居たことは分かっていた。出勤する主の車を追いかける姿があったし、祖母が午前中に目撃したことも報告されている。しかし、それからマロを目撃したという情報は入らなかった。パニックになったマロは何処かもう遠いところに行ってしまったのだと皆が考えた。それでも、いつか自分の足で帰ってくるだろうと誰もが思っていたのだ。安易だった。
3日経ち、4日経ち、マロは帰ってこない。
5日目。平日休みだった私に母親から電話があり、マロはどうやら保健所に捕獲されているらしいことが告げられた。のんびりと洗濯物をたたんでいたが、早急に切り上げ、保健所に向かった。
初めて行く保健所。さすが役場だなぁと感じさせるほど、社員は客に無関心で自分の仕事に向かっていた。ようやく接客が始まり、事の次第を話すと、担当職員が現れた。とにかく、本犬かどうか確認をとのこと。
少し離れた建物まで行くと、鍵のついたドアが開けられた。鉄格子の部屋が並び、何とも言えない惨い匂いがした。そこに、マロが居た。
私を見るなり、格子に飛びつき主人とのご対面を喜んだ。担当員も、あぁ、分かるのねぇ、よかったねぇと言葉をかけた。
ペットを飼育するには、役所に届け出なければならないのだが、我が家はしていなかったため、マロを残し、市役所に車を走らせるぶっきら棒な所員の応対を受けながら犬の登録を済ませる。住所、電話番号、主人の名前、犬の名前、犬の特徴を記す。
マロの生年月日?知りませんよ。10歳だから平成10年生まれ。月日?皆目検討つきませんけど。。
春生まれですか、秋ですか?。。。
知らねーっ。じゃあ、秋で。
では10月にしましょう。何日にしますか?上旬?下旬?
じゃあ、中旬で。
では、15日にしましょう。
てな感じで、適当にマロの生年月日を登録する。登録手帳と番号をもらい、3千円を払う。再び、保健所に車を走らせる。
受付カウンターに座らされ、手続きを始める。必要書類はいくつかあって、記入する。最後に、誓約書という書面で反省文を書かされた。マロを飼育していること、愛犬を不注意で取り逃がしたこと、それは県の動物愛護何とか法に違反すること、以後最善を尽くし逃がさないことを誓った。そして、8千円を支払う。1泊650円と手数料5千円がかかるのだ。深々と頭を下げ、牢屋へ向かう。
5日振りのマロの再会に安堵を覚えると共に、事の重大さにやっと気がついた。
主人はマロを手に入れ、マロは自分の帰る場所を見つけ悦びはしゃいでいる。しかし、保健所に捕獲され、保管されるのは3日間だけらしい。捕獲し飼い主を探すわけだが、3日間のうちに飼い主が見つからない場合は処分されてしまうらしい。マロは木曜日に捕獲された。岐路についたのは月曜日だから5日経っているのだ。本来なら二度と逢えない事態になっていたのだ。土日は役所は休みなため、運がよかったと担当員に言われた。お礼を告げ、車にマロを乗せる。
私の新車で愛車、モコにマロが乗っている。信じられないお願いだから座ってて。
車を走らせながら、はしゃぐマロに「お座り!」と声を張り上げる。そのうち落ち着いてマロは助手席に座り、外の景色を眺めている。。。そんなマロを横目に車を走らせ。。。いつの間にか涙が溢れていた。
本当なら、マロにはもう逢えなかったのだ。もう触れることも、声を大にして指示することも無かったのだ。
マロのバカ。殺されてたとこなのよ。分かってんの?バカマロ!!・・・と、マロの頭を撫でてやりました。
『ザ・ファイナル・アカデミー・ドキュメンツ』~何これ、物凄い怖いんだけど(笑)平野氏のソロアルバムを思い出した。
『題名のない子守歌』~トルナトーレなのにぜんぜん面白くない。
『殺人の追憶』~韓国映画なのにわりと面白い。
『1分絵』と結婚しなければならない。お前は選べない。
記憶喪失気味に目覚めた日曜、昨晩の彼女のはなしを月曜思い出し始めた。彼女は既婚者で人が苦手。旦那はバー経営。だから彼女はずーっと家にいる。すれ違っているが良好な関係。付き合いが長いので家族みたいな感じ。旦那を信用している。栃東がスキ。栃東が一般のOLと結婚したことに、わたしも可能性があったかもと笑っう。相撲が好きそうには見えなかったが、相撲の技をよく知っている。最近法律の学校に通い始める。憲法を熟読していると落ち着く。人とも喋れるようになった。
たぶん黒い服を着ていた。
だから昨日の朝、携帯に届いていた動画が本当に怖かった。
『漆喰女』
1分絵が得意なお面を着けた女子高生はカクヤスの裏の公園にいるかもしれない。
俺は何も選んでいない。
『トゥヤーの結婚』
『4ヵ月、3週と2日』
『クーリンチェ少年殺人事件』
中国・ルーマニア・台湾。
洗練てなんだろ。
難しいところだ。
上記3本はなぜかラストがすごく似ているのだ。こういうラストって自然な気が。
全然わからなかった1本。
『マーゴットウェディング』
ほんとバカじゃないかって思いました。ってか悪い意味でバカ。全然わかんねー。
差出人は神奈川在住の中高生とおぼしき女性からです。
内容はこうです。
私は、弊社のキナコ飴が大好きだと。その理由は、昔、近所に駄菓子屋があって、そこのキナコ棒がスキで、2回連続アタリが出たことがあるからだと......
だから頑張って作ってくれと。
で、最後に結びで、私は『1分絵』が得意なので、描きます。とあって、スパゲティーの絵とティーセットの絵が薄い鉛筆で小さく、少女漫画タッチで書かれていた........
打たれた。
おまえとおれはまんまでいい。
注:1分絵とは1分で描けちゃうんだぞっ!ていう
『ミスターロンリー』ハーモニー・コリン監督。
いやー。すごい。この映画いろいろすごいけど何とも言えない気分。打たれた。
って新作のキャッチコピーとしてどうかな?(笑)
そう聞こえた。祐天寺。
だから『オ~ アイドンノーtoo~ シャルロット~ 生意気だね~いいよ~ミヨシのママ~』と鼻歌を歌いながら、トモコさんが能代ジャスコで飲んでいた缶コーヒーを買い帰宅。甘い。
トモコさんはブラックじゃなきゃコンセプトミスだぜ。
さて私が勤めている宮川製菓の社長(二枚目だが下戸)が当社のホームページにてyokooftheyearを宣伝してくれたので、見るように!
そして私が飴職人なのに映画監督なことをもう一度、おのおのそれぞれで咀嚼するように!
俺が言いたいのは今のところそれだけだ(笑うポイント)
さて年末の話。秋田駅前でカウボーイを確かに見た。
ヨーコと俺の前をカウボーイが横切った。
『アメリカの夜』フランソワ・トリュフォー
曰く、攻撃的。曰く、フランス的エスプリ(笑)…どうもこういうウッディ・アレンっぽい批評性がどうしても好きになれない。『大人は判ってくれない』のトリュフォーは好きなんだけど。
『さよなら子供たち』ルイ・マル
色。色調。ルイ・マルは結構観てるがいつも印象に残るのは色。映画ごとにトーンがばっちり決まっててブレがない。storyがどうこうは別でこの色調は作り手が何をどうみるか?が反映された結果とは思う。
なんかちょっと映画通っぽいこと言ってみた(笑)
って
なんかすんごく頼もしさを感じる
先日佐野厄除け大師で前厄払いをしてきました。
いやいや、多いこと。厄除け待ちが。
1000人くらい いたんじゃなかろうか。
釣りバカで社長役の人が、若いとき役作りのために歯を全部抜いたって言ってた
群馬の理恵子ちゃんが、数年前柏から帰る電車で平野氏と色々話して楽しかったと言っていた。
子を抱え、母乳を飲ませる彼女は聖母だったよ。
『釣りバカ日誌』は19作目だそうだ。…ネバーエンディング。ネバーエンディング釣りバカ。つーか、釣りバカを突き抜けてただのバカなんじゃないだろうか。19もやったら普通嫌でもオリコウになるはず。バカは好きだけどね。
『ネバーエンディングストーリー』は映画化にあたり原作者ミヒャエル・エンデが黒澤がカントクならヨシ、と契約書に盛り込ませたが実際は違ったのでワーナーと裁判になったらしい。よってネバーエンディングではなくエンディングを迎えたらしい。中山のオールドジャンプにエンデの本がいっぱいあるのはネバーエンディングストーリーの続編を撮れというメッセージに違いない。
というワケでネバーエンディングストーリーのテーマ曲を聴いています。
田原があの晩、俺に訴えていた選択について、横尾忠則がみていたY字路、俺とM尾氏がみたY字路居酒屋。
おれは交通整理をこころみるが、ダメだった。
全くあのオバさまときたら、接吻を永遠にするかのごとくだった。濃密なようでいて、たぶん無用もの。となりでM嗚死のコンピューターのシャットダウン音がした。
『なんかは死んだ』っていいたいのって、こういうときかもしれない。だから『お会計!』っていった。
今日も飴を作ってきた、今日は日常。そのときはそう思っても永遠の接吻なんてのはまあない。
しょっぱい牛肉の味とYAMAZAKI。覚えていることもある。
でも俺にまつわる、ある種のはなしは永遠に続くようなきがしていて、ネーバーエーンディーングストーオリーオオオ~オオオ~オオオ~、俺は今ファルコンっぽいなんかに乗っている。ことにした。
ニュープロジェクトは一転、めちゃくちゃにしてやろうと思う。
M夫氏の言う通り、リミットはもうけない。
平野カントクと編集作業を行った。編集作業に至るまでにオバサマ(淑女)に濃厚トークでグッタリさせられた上で平野スタジオ(変なオブジェ多数)にて作業にあたる。
…いざ作業がはじまるとカントクは「筋肉質過ぎで水に浮かばないから俺に水泳は向かない」とか「お前は俺より相撲が弱いことにしろ」とか「もうこの映画どうしたらいいのかわからないからお前がメガホンを取れ」とかワタシに一方的に命令した。
就活女優気分で映画に携わっていたワタシは、カントクの映画に賭ける情熱に触れ、自分の非力さにただバナナチップを食い続けるしかなかった。
スタジオの隅に固まるように置かれた変な手のオブジェの隙間にビッチリとひよこが敷き詰めてあった。怖かった。
みなさんは自分のことをやめて、私の時間が終わるまで待つしかないのです。
編集日記0
私の自宅兼スタジオでマツオ氏と話し合うも決別。
どちらの案にするかは相撲で決っするコトになった。
2人土俵にあがる。
マツオ氏は絶対に俺が勝つ、負けるわけがない、俺は120キロ持ち上げられるんだからね!と言う。
私も負ける気はしなかったが、お前のメガネを割る、お前には俺が見えない、とまで言われてはさすがに腹が立ち、土俵にヒヨコを敷き詰めておいた。
マツオ氏が動くたびにヒヨコが死んだ。
身動きが取れないマツオ氏を尻目に、私は素早く後ろをとり、片足を持ち、もう一つの足を刈った。
マツオ氏は前のめりに倒れた。
ヒヨコもたくさん死んだ。かと思われたが、マツオ氏は両手をついてお腹の下のヒヨコは無事だった。
また私は誰からも見えなくなった。
ていう夢をみたょ。
なんか死んだっていうとみんな「ええっー!?」ってマスオさんみたいにギョギョッとしてインパクトがあるみたいだからyokooftheyearもなんか死んだって言いたい。
と、思いついて風呂はいったりアイス食ったりしていま思いつきました。
「なんかわかんねーけどなんか死んだ」-yokooftheyear
超怖ぇえ!(笑)
何が起こるやら。
我が国の最高額紙幣に肖像として鎮座する福沢諭吉は近代自我の宣教師ってことになっているが、自伝を読むと貧しい農民のコスプレをして往来をへーこらしながら歩いてはね飛ばされ、翌日は武士のコスプレをして同じ往来をヘーゲーしながら歩いたりする「ハプニング芸人」でもあった。つーかそんなことばかりしていたのだった。そういう人がとりあえず日本代表なのはイイと思う。明治時代ってうらやましい。通るしねソレが。なにが言いたいのかわからなくなったが「アーティスト」なんてクソ食らえである。尊いのは「アート」だ。日体大のが芸大よりアートだって話(誰も知らねえよ!)の続きとして。これは俺にとっては重要問題なんだって改めて認識した。この件では俺の頭がオカシイと思われてはならない!(笑)
記録タイム10分弱のテープは、そのままで映画だった。
僕が映画を撮ることをヨーコさんは信じている。
彼女とはロケ地にてシンプルな意思疎通が可能だ。
どうして彼女は信じ理解し演じるのか?
何の能力なのか?
トモコさんがはじめに気づいて、だから紹介してくれたんだろうなと今更ながら思う。
特に気に入った1シーンを繰り返しプレイバックしているが.....あ
だって 鳴子のこけしやさんの店番のおばさん
ちょっと怖かったし
貴様こけしにしてやるぞ って殺し文句を
これから使おう
実は褒め言葉 みたいなー
二十年ぐらい前、スコットランドから来たポストカードにはハイランド地方はひどい雨だってかいてある…とかなんとかメチャメチャどうでもいいことを歌っていたオヤマダケイゴは、まだパステルズのバッジをキチンと引き出しにしまっているのか?俺はいま25年モノの穴あきトレーナーを着て、25年前のパステルズの曲を聴きながら、グレンリベットの12年モノを飲んでるけど。
あ。なんか微妙にこういうのスノッブに取られそうだからやめるわ。アンチ美術部だったわ、俺。
「南房総」はとある時まで開けずに取っておきます。「南房総」をご賞味希望の方、早めにyokooftheyear事務局迄ご連絡下さい。
さて僕の年末年始はなんとなく今終わりました。
あけましておめでとうございます。
ここ数日のあいだの誰にとっても重要ではないはなしを少しだけ。
(僕は年末年始ずっとサスペンダーをしていて、ポケットにタラモアデューを入れていた)つっこめ!
中山のオールドジャンプで『ウィスキー入門』を店主と話したいがために買い、吹雪の能代に着いたとき、まずはじめにジャスコでタラモアデューを買い、屋上で飲む、千葉駅に着いたとき村上春樹の『もし僕らの言葉がウィスキーであったなら』を買いそのまま共感出来た。ちなみに村上氏のこの紀行文にはスコットランド、アイルランドの写真がふんだんに盛り込まれており、撮影者は妻の村上陽子。
あとがきにかえて:駅前旅館のはなし。PUBドリームのはなし。古着屋strawのはなし。風の松原の雪だるまのはなし。盲目の中学生のはなし。こけしのはなし。ロシアチョコレートのはなし。大潟観光パレスのはなし。ジャスコの屋上のはなし..............
それぞれに個性的で手応えのあるアフターテイストっつーことで。
入門から上級編まで。
『ミリキタニの猫』
考えさせられた一本。
ドキュメンタリーで被写体の持っている器が制作側の持っている器より極端に大きかったら、映画としてはあんまりよくない結果を生むんだなあ、って思った。正直、この…優しい女性であることはわかるが…浅くていかにもリベラルアメリカン然とした監督の視点はどうだろう?と。ミリキタニ氏はなぜ猫が好きなのか。本当にミリキタニ氏を深くえぐり傷つけたものは何なのか。戦争に全てを結びつけていいのか。何故ミリキタニ氏は独りでいて、あかるいのか。観ている側は欲求不満のまま映画は終わる。
あ、この映画はジミー・ツトム・ミリキタニという画家のドキュメンタリーです。
カウンターだけの店主と近いお好み焼き屋。普通の豚玉とビールと店主に頼んだが、ミックスの方がうまいよ、と半ば強引に進められたので、じゃあそれでと。そば入れた方がうまいよと、いやいい。みたいなやり取りがあって。食い終わる頃、家族四人連れが狭い店内に入ってきて、押し出されるように店を出る。
あ、広島風なのか。
松尾さんが来る気配がないので、向かいのたこ焼き屋でたいやきを二つ買った。普通のたいやき、っていう注文がなかなか伝わらなかった。一つはすぐ食べた。もう一つは松尾さんにあげようと思った。
さて、松尾さんが来る気配がないので、その向かいの古本屋に入った。店構えに印象は無い。ただ店主が奥に座っていて、こちらを見たのが分かった。女性だった。なんか絶対この店でなんか買おう、と決めた。意味はあるが割愛。
そのチョイスが『ウィスキー入門』。スコットランドの風景やボウモアの蒸溜所の写真がかっこ良かった。カウンターに持っていくと店主が俺のチョイスに四百円?という応答。
そこで、手に持っていた、松尾さんにあげるはずのたいやきを店主にすすめてみた。食べませんか?と。いやいいですと言われた。
店主は丁寧にウィスキー入門を紙袋に入れてくれた。
松尾さんはまだこない。
このときはまだ、この夜があんな夜になるとは思っていなかった。
2軒目のバラック飲み屋の盛り上がり方は何だったんだろうか。あれは明らかに変な磁場だった。元プロレスラーの人はウザかった。その元プロレスラーの彼はどうしたらいいかわからなくなってる典型的な気の弱い人に俺には見えた。島人っぽいオジサンはポップでよかった。店主は控え目でおでんもうまかったし好感をもった。
そして1軒目でも2軒目でも平野君は片手に『ウイスキー入門』という文庫本を持っていた。
ミランダ・ジュライ。確かにこの映画すごい。全部のシーンが全部彼女って感じ。完璧だから怖いし、可愛くない。いや感服するけど。
ギターの弦を張り替えた。それ以外は過労だが日常。
そんな休日の早朝、メールが届く。
『朝一番の飛行機で博多に来て、どこ行くのか知らない市バスに乗り、どこだかわかんねえ所で降り立った。しばらく歩いたが何も無い~云々』
マツオサンからなんだけど.....。
ミランダに捧ぐ。
千葉の幼児殺害事件の全貌が明らかになってきましたよね。まーほんとに悲劇とはこれだよね。まさに、この事件ってマトモな共感能力あったら何もうまいこと言えないよ。
複合的な感情がひとりのなかにあって、その複合的なひとりが沢山居るのが世の中だから、特にこういう事件とか、ほんとはそんなうまいこと言える筈ないと思うんだよね。
なんかバッドでダークなものばかりじゃなくて…明るくてハッピーなものだって複合的感情的な非言語表現を待ってると思うし。映画や音楽はそのなんかを「うまく言わないでわかろうとする」ためにあんだと。yokooftheyearはそーゆーのの個人メディアだよね要するに。なんかほんとこんなのべつに書かなくてもyokooftheyear内ではコンセンサス成立してるけど世の中にたいして黙ってんの少しずつ止めようと思うから書いた。
ついでにうまいこといって支持を得ているのは対戦相手のいないリング上でガッツポーズしてるようなもんだよね、とか、うまいこと言っといてやる。
過労だと強引になってよく火傷をする。
火傷をすると一瞬死んだかと思う、くらい熱い。
抱かれに行くと見せかけて、秋田を抱く。
秋田に春をもたらすのは俺だし、マイノリティーぶるのはよそう。
北の街ではもう悲しみを暖炉で燃やし始めているらしいが、それでいいのか。
悩んでいるうちに老いぼれてしまったっていいじゃないか。
最近見た中で印象深い映画。
パールフィジョルジ『ハックル』
どうも古舘伊知郎の上手いこと言う感じがだめだ。
コケシみたいな女がうちの職場にもいて。俺も彼女に対する傍の酷評が理解出来ない。仕事ができるとは?
自分と他人は同じじゃないって誰か言ってたっけ。
『君とボクの虹色の世界』
散々いろいろ観ているが最近インパクトがあったのはこれ。邦題がダサい。me and you and everyone we know が原題。脚本監督主演がミランダ・ジュライというまだ30代の女性なのだが…なんだろ…なんかこの映画完璧だ。そこが気に入らない(笑)
まさか皆の言うようにAだとは思ってなかったことが実はAで、俺だけが確実にBだと思っていたことが実はCだったり。なんかそんな昨今であります。
帰ったらとりあえず けっ飛ばす
それからナデナデしてやる
しかし官僚殺傷事件に発展するケースだってあるんだから
とにかく良かった
すると魔法が解けてマロは人間に戻りました。
「私はあなたのことをずっと見ていました、私にかけられた魔法は一番好きな人に撫でてもらうことで解けるのです。まあ、以前も結構撫でてもらいましたけどーなんか今イチだったしー。だから、金欠なのも、顔が丸いのも、トキメキがないのも、選択ミスするのも、苛々するのも、人と比べちゃうのも、素直じゃないのも、ほしい毛糸が見つからないのも、オキドキに売った中古品が220円しかならなかったのも、ワンピースが裂けてたのも、休日に仕事なのも、漫喫が24時までなのも、みんな私のせいです!!』
え、なんで?
おわり(ごめん)