グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ

こんにちは、家具のよろこび福山です。



「グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ」を読みました。





グレイトフル・デッドは1960年代から活躍しているアメリカのバンドで

（95年にリーダーが亡くなり活動を休止しましたが、

現在は残りのメンバーが別バンド名義で活動中）、

他のアーティストがレコード売り上げを重要視する中

ライブの売り上げを柱にしたビジネスモデル（？）を形成して

数多くの熱狂的なファンを獲得しました。



例えば

・ライブでは録音＆録画自由（録音機材設置用のスペースも用意）
→ファン同士で録音テープが交換され、新なファン層の拡大

・演奏される曲目が日によって異なり、
即興演奏が主なので同じ曲でもアレンジや長さが日替わり
→ライブに何度も足を運びたくなる

・年がら年中ツアーを開催している
→熱狂的なファンはツアーを追いかけて移動し、各会場の外にテント村を形成

等と言った事が60年代から行われていたそうです。



「コンテンツを無料で提供する事でファンを獲得して

最終的に利益を上げる」という

twitterやfacebook等のSNSでのビジネスモデルが

40年以上前から行われていたのは驚きです

（ただ、本人たちも最初からそこを狙った訳ではなく

当時のヒッピームーブメントの流れや

ファンとの交流によって形成されたものだとは思いますが）。



ビジネスへの転用には向き不向きがありますが

風変わりな人気バンドの解説本としても

十分に面白いですよ

（いかにもサブカル本な装丁・レイアウトもイカしてます）。











【PR】

桐材使用のローチェスト
12個に分けられた引き出しで
書類や小物の整理に最適





家具のよろこび
実店舗
楽天店
Yahoo!店
Facebookページ