幽玄窯

まずまずの出来栄え

今朝窯の温度が39度だったので窯出しをしました。
完璧ではない物の、まずまずの出来栄えで自分の顔がニヤッとしてしまいました
2日続けての雨模様で今朝は大分過ごしやすいですが、3日前に窯にスイッチを入れるときは工房の気温が35度でこのまま電気窯の温度が1230度になって火災になっては大変と窯の周りを整理整頓しての釜焚きでした。


ベンガラを用意していざ面相筆で模様を書き入れ始めたところ、何と手が震えて直線を描けないのです、線の切れが悪く鋸の歯の様に成ってしまいます。
暫くすると少し慣れてきましたが、運動不足と加齢が影響かとも思いましたが
コロナ禍を理由にしたりしてここ数年健康診断を受けていません。
家族にも迷惑をなるべ掛けないようにしたいですが・・・・・・
そんなことを思い行政にネットで健康診断を申し込みしました希望の検針日は予約が取れずに2か月先になりました。


織部の緑を濃い目に仕上げたかったのですが、手元にある撥水剤が相当昔の物で100%その機能を発揮してくれず、透明釉が上掛けされてしましました。



透明釉は数年前自作した桃も灰を使いましたが、私の好みの釉薬です。
しかし残念なことに残りが殆んどありません。
知り合いに桃の灰を作って頂きましたが相当量の桃の枝を燃やしてもほんの僅かな灰しかできずその灰のを100メッシュの震いにかけるので、使えるのはほんの少ししかありません、それからあく抜きと半端でない時間と労力がかかります。


縦長の湯呑を作りました、その長さを見せるデザインを描いてみました。


当時の織部のデザインには魔除けの意味があるようですね。




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