無症状という病気~消費される大衆
現代における病気とは何かと言えば、症状の無いことである。
だから、病気になる前に健康診断を受けるようにシステム化されている。これを予防医学と称している。
病気になる前に病気を発見しましょう。早期発見早期治療が必要です。これが予防です。(呼ぼう医学だ。おいでおいで待っているよ)
予防とは無症状のうちに病気を発見して、薬を投与し発症を抑えることとされている。だから会社に入ると、毎年のように健康診断がほぼ強制的に行われる。
おまけに希望すれば社会保険から補助がおりて、身体の隅々まで検査することが出来る人間ドックという港まで用意してくれる。
人々は、何の症状もないのに、病気が発見されると良かったと胸を撫でおろす。
お医者様や厚生労働省やマスコミは電波を通じて、”皆さん、健康診断を受けましょう。早期発見早期治療が大切です”
専門家はあなたにこう言います。
”あなたの身体も心もあなたにはわかりません。無症状を放っておくと深刻な問題を引き起こしましすよ”
一般の方もこう思っています。早めに病気を見つけなくては。悪化して病気になってから病院に行く人は迷惑だ。医療費を圧迫している。迷惑だ。自業自得だ。
僕はこう言います。
早期発見して、早期治療で病院に何十年も通って薬をせっせと飲んで、最終的に薬害により、病気が悪化して高額医療を使用しているあなた方が医療費を圧迫している。
病院に行かずに悪化した人は、それまで医療費をほとんど使用せず、悪化して病院で治療を始めた時点で初めて皆さんと同じ立場になっているのですよ。医療費を圧迫しているのは健康診断にせっせと通い。早期治療早期発見をして来た皆さん方です。
病院で治る病気は一切ありません。一生飲み続けないといけない薬とその副作用による薬剤性の病気は存在します。しかし、それは副作用で発病したとはみなされることはありません。
常に新しい病気として診断されます。そうやって病気は表から隠され深く潜航していきます。
さて、本当の予防とは何かというと、健康診断に行き、早期に病気を無症状のうちに発見してもらい、薬を飲むことではありません。
雨風をしのげる住居、適切な飲食物、適度な運動、太陽の光、仕事、良好な精神状態、家族関係、社会との関係など、このようなことを整えることです。
現代医学には無症状の病気が多数あります。
現代医学的には無症状=病気なのです。
高血圧、糖尿病、C型肝炎、高脂血症、慢性腎臓病(これは今CMで売り出し中です)、ガン、骨粗鬆症など他にも多数あります。
そして、3年前から登場した無症状の風邪があります。
この無症状の風邪は、たった一種類のウイルスを調べて風邪という診断が下ります。風邪を引き起こすウイルスや細菌は200種類以上あり、どれも変異していくにもかかわらず、そのうちの一種類があったからといって、その新型の風邪が風邪の原因だとは一切言えないにもかかわらず、ずっとそれを繰り返しています。
(鼻の奥に花粉がついているから、あなたは花粉症だと言われ、何の症状も無いのに予防薬を与えられて喜んでいる状態は悲劇の喜劇)
もし、アデノウイルスと新型の風邪のウイルスを調べて両方存在したら、どうやって診断するのでしょうか?いやライノウイルスやRSウイルス、旧型コロナウイルス、インフルエンザを調べ検出されたら、一体どのウイルスがその風邪を引き起こしたと証明できるのでしょうか。
実際に、この3年間インフルエンザは検査をしなかったので、激減しました。しかし、現在、インフルエンザの検査を再開したところ、流行していることになりました。
そもそもインフルエンザも本当にインフルエンザなのか不明なのです。なぜなら、他のウイルスの検査を行っていないからです。
全部マジックですよ。
無症状と言えば、ヘルペスウイルスはほとんどの人が持っており、無症状です。そして現在、帯状疱疹が流行しているとして、帯状疱疹のワクチンが進められています。
ヘルペスウイルスの検査をしたらパンデミックになるでしょう。
梅毒も同じです。どちらも身体が弱っている人が発症します。なぜ、今頃になって帯状疱疹が増えたり、梅毒が増えるのでしょうか。若者の性の乱れとかいい加減なことが言われていますが、今の若者は彼女も彼氏もいないうえに、接触せずこの3年間、引きこもっていたのです。
昭和の時代はもっと滅茶苦茶だったでしょう。AIDSはどこに言ったのですか?狂牛病は?結核は?無症状の結核はいくらでもいますよ。
そしてなぜ急に慢性腎臓病を言い出したのか?(薬を漫然と飲んでいるから腎臓に負担がかかり増えているんだろう)
なぜ子宮頸がんワクチンの再開なのか?
全く意味不明なことが行われています。
これから遺伝子診断がもっと導入されるでしょう。そうするとどこかの女優さんのように、乳がんになる前に乳房を切除するとか、無症状を超えた領域まで病気の概念が拡大していくでしょう。
(もう生まれる前に死ぬしか病気を防ぐ方法は無いな。抗ヒューマンワクチンの開発を急ぐべきだ)
実際に妊娠した時に、遺伝子診断は導入されており赤ちゃんに障害がある場合は命の選択がなされるようになってきています。
これは良いことと言われていますが、本当に良いことか考えてみてください。現在は出生率がものすごく低下し問題になっています。女性に限らず男性のも不妊の人が増えています。
遺伝子診断は、優生学に直結した話です。遺伝子診断の先には、優秀な精子と優秀な卵子を使用した子供を望む人が増えてくるでしょう。
不妊の人たちは、培養器でで子供を培養することとなるでしょう。欧米や中国ではもう始まっています。
その際、優秀な子供を創るために、優秀な精子と卵子、さらに遺伝子改変技術によりデザインされた子供を望むことになるでしょう。
つまり、どういうことになるかというと、一般庶民は子供が作れなくなるということです。なぜなら優秀ではないからです。もし作れる人がいれば、それはエリートに限られます。これは法律でそう定められる可能性があります。
なぜなら、そういう科学技術があるのに劣等な精子と卵子を受精させて赤ちゃんを誕生させる理由が全くなくなるからです。
もしあるとすれば、奴隷にするために生殖させるでしょう。
もっとも、ここで言う優秀なという概念は、学歴が高いとか、知能指数が良いとか、運動神経やルックスが良いとか、健康長寿である言う基準になると思います。
ですから、この優秀であるという基準が間違っていればこの方法は必ず失敗するでしょう。
この3年間で起こった人口減少と、今後訪れる不妊時代を考えると、これは意図的に起こし、劣等な人間を減らし、今後も生まれないようにして、優秀な遺伝子を持ったデザインされた人類だけにしようという、優生学に基づいた計画だと思います。
単に地球上の人間が増えたから削減しようということではありません。
さて、病気の概念に戻ります。
このような一般的な平均値から外れた優秀な人々は、現代医学の健康の数値からすると、基準値を大きく外れた人がいわゆる一流大学を出て、官僚や政治家になるわけですから、これは完全に病気なので、平均値に下げる治療をしなければなりません。
特に外国のエリート大学に行った人は重病です。
薬物の投与と入院が必要でしょう。
自分たちは優秀だと思い込んでいるので、矯正措置も必要です。あなたの子供の偏差値が異常に高く、東大に行きそうであればすぐに病院に連れていくか、早めに偏差値を平均値まで下げてください。
そうしないと官僚や政治家になり、国が重大な病気に罹り死んでしまいます。
無自覚ではいけません。
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