6日目
「喜望峰」
喜望峰はケープタウンから50km南へ延びたケープ半島の突端にあります。アフリカ大陸の最南西端です。
喜望峰はケープタウンから50km南へ延びたケープ半島の突端にあります。アフリカ大陸の最南西端です。
日本から遥か遠いところにある喜望峰 そこは誰にでも知られている地です。
(無料画像より)
喜望峰へと
ケープタウンから車幅の広い道路を南に走ります。
よく自転車(原付きもあるそう)で走っているグループを見かけました。
ここではケープ半島を一周する「ケープタウン・サイクルツアー」があるそうそうです。
前を走っているトラックは荷物も人も落ちそうな様子です。
日本では決して見られない光景です。
ケープ植物区保護地域という緑の美しい景色の中を走ります。
(お天気がもうひとつ)
喜望峰
世界遺産にも登録された半島を通ると突端の喜望峰に到着。
そこは観光施設などなくシンプルな「CAPE OF GOOD HOPE」の看板が迎えてくれます。
観光客の撮影スポットとなっています。
約520年前 日本でいえば室町(戦国)時代に命がけの冒険が行われていた偉大な歴史を持つ海です。
1488年にポルトガル人のパルトロメウ・ディアスがヨーロッパ人として初めてこの地に到着します。
その10年後に有名な冒険家ヴァスコ・ダ・ガマ達がインドにたどり着く際の重要な経由地となったのがこの喜望峰です。
これにより、ポルトガルはインドのゴアや中国のマカオを拠点に香辛料などの貿易を行い大きな利益をあげました。
海岸にたつと冷たい大西洋(右側)と暖かいインド洋(左側)の海流がぶつかっている海原がひろがつています。
喜望峰が一望できるケープポイントへ向かいます
喜望峰から車で約5分で駐車場に着きました。
駐車場からケーブルカーで頂上へ向かう途中に、だんだんと雲いきが怪しくなってきていました。
満員のケーブルカーで出発です。
途中 徒歩で登る人も見かけました。
ケープポイント
すぐにケーブルカーは終点駅に着きます。
高台には旧灯台かみえます。
そこに向かって登っているとついに雨がポツポツと降り始めました。
旧灯台まで登りながら振り返ると喜望峰の姿がぼんやりと見えました。
お天気が良ければ鮮やか風景が見えたはずですが、これも良い思い出です。
旧灯台
世界中からの観光客が訪れるのでしょう。
旧灯台の敷地にはロンドンやシドニーなどの都市までの方向と距離を示すポールがあります。
以前には「TOKYO」もあったそうです。
子どもの頃学んだ「喜望峰」まさかそこを訪れるなんて、、、時間って素晴らしい事をプレゼントしてくれるんですね。
感動と感謝でいっぱいでした。
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