もう、7月になってしまいました。
麦刈りから田植えまで一連の農作業が終わりホッとしています。
機械化が進んだ今も田植えの時期は大変忙しいです。私が子供の頃、ほんの60年程
前の事ですが、猫の手よりマシなのでしょうか、小、中学校が田植えの時期に一週間
程休みになりました。今では考えられませんね。
水稲の播種
苗間の稲の苗
今年は天候の加減で麦の出来も早まったようです。
我が家でも5/21~6\2にビール麦、そして6/9~6/11に小麦刈りをしました。
麦のノゲは着衣に付いたり、肌に触れると痛かったり痒かったりします。
特にビール麦のノゲは、長くしっかりしています。
稲は実る程にこうべを垂れるので、人に例えられますが、ビール麦は不思議なんで
す。初めはまっすぐに天を向いていた穂が稔と、首を逆Uの字型に曲げ地面を向くの
です。長いノゲで雨を素早く払い除けて種子を守るのでしょうか
農業を生業としている家では、麦刈りの前後から田植えの準備が始まります。
麦わらの片付け、田おこし、肥料散布、代かきの後、田植えをします。
田植え機を運転する人と、苗を補給する人の二人で植えてしまいます。
一面、緑の田んぼになり清々しいです。