独大統領がポーランドに許し請う 第2次大戦最初の空襲被災地で式典
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ポーランドの都市ビエルン(2019年8月20日撮影)。(c)Janek SKARZYNSKI / AFP
【9月1日 AFP】80年前に第2次世界大戦(World War II)で初となる空襲が行われたポーランドの都市ビエルン(Wielun)で1日、同国およびドイツの大統領が出席して式典が行われた。ドイツのフランクワルター・シュタインマイヤー(Frank-Walter Steinmeier)大統領はこの式典で、ポーランドに許しを請うた。
シュタインマイヤー大統領はドイツ語とポーランド語の両方で、「ビエルンに対する攻撃の犠牲となった方々、そしてドイツの残虐行為の犠牲となったポーランド人の方々の前で私は頭を下げ、許しを請う」と述べた。
シュタインマイヤー大統領は、「ポーランドで人道に対する罪を犯したのはドイツだ。それは終わったことで、欧州に対する国家社会主義者(ナチス・ドイツ)の恐怖の支配は、ドイツ史において取るに足らない出来事だと主張する人は誰であれ、自分自身のためにそう判断しているのだ」「私たちは決して忘れない。記憶にとどめたいと願っており、そうしていく」と話した。
この発言は、極右政党「ドイツのための選択肢(AfD)」の指導者の一人であるアレクサンダー・ガウラント(Alexander Gauland)氏が、12年間のドイツ第三帝国(Third Reich)時代について、ドイツの輝かしい過去における「鳥のふんの染み」と評したことに言及したものとみられる。
同じく式典出席したポーランドのアンジェイ・ドゥダ(Andrzej Duda)大統領も、ナチスのポーランド攻撃を「蛮行」「戦争犯罪」と非難。さらに、「この式典がポーランドとドイツの友好の歴史に残るものになると確信している」と述べ、シュタインマイヤー大統領の出席に感謝を示した。(c)AFP
南京事件で中国人救ったデンマーク人の像、故郷で除幕式 女王も出席
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デンマーク東部オーフスで、ベルンハルト・アルプ・シンドバーグ氏の像の除幕式に出席したマルグレーテ2世(左から3人目、2019年8月31日撮影)。(c)Bo Amstrup / Ritzau Scanpix / AFP
【9月1日 AFP】デンマークで8月31日、1937~38年に起きた南京事件での英雄的な行動で知られるデンマーク人、ベルンハルト・アルプ・シンドバーグ(Bernhard Arp Sindberg)氏の銅像の除幕式が、同氏の故郷であるオーフス(Aarhus)で行われた。
シンドバーグ氏の顕彰を望んでいた南京市がオーフス市と共同で制作した像の除幕式には、デンマーク女王のマルグレーテ2世(Queen Margrethe II)も出席した。
大坂は「真のアスリート」 完敗のガウフ、試合後の配慮に感動
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【9月1日 AFP】31日に行われた全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2019)の女子シングルス3回戦では、勝利した大坂なおみ(Naomi Osaka)と、初めて全米オープンのセンターコートで戦ったコリ・ガウフ(Cori Gauff、米国)が、どちらも涙とともにコートを後にするという、大会史に残る胸を打つ場面が見られた。
アーサー・アッシュ・スタジアム(Arthur Ashe Stadium)で行われた一戦は、8ゲーム連取で締めくくった前回女王の大坂が6-3、6-0で圧倒し、ガウフは涙の完敗に終わったが、記憶に残る出来事は試合後に起こった。
そして、ガウフが涙をぬぐいつつ胸の内を明かすと、つらい敗戦の直後で支えを必要としているまだ15歳の新星に示した大坂のスポーツマンシップに観客は沸いた。
ガウフは、自身も涙ぐんだ大坂について「試合後の彼女は、真のアスリートだということを証明したと思う」「私にとってアスリートとは、コート上では相手を最大の敵として、だけどコートの外では最高の親友として扱える人。今夜の彼女は、まさにそういう人だったと思う」と話している。
「彼女は本物のスポーツマンシップを示した。あれは予想していなかった」
最初は早くコートを離れたがったガウフだが、涙を流しながらも残って話をしたことに後悔はないという。
「ああいう瞬間を経験できたことをうれしく思う」「観客が私と彼女を助けてくれたのがうれしい。彼女は泣いていた。勝ったのに。私も泣いていた。みんな泣いていた。彼女が泣いている理由が分からなくて、私は『あなたは勝ったのに』っていう感じだった」「みんな泣いていた。だけど、二人のどちらにとっても良い時間だったと思う」 (c)AFP/Jim SLATER
メーガン妃の父親、娘からは「存在しない人扱い」と英紙に苦言
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【9月1日 AFP】英王室のメーガン妃(Meghan, Duchess of Sussex)の実父トーマス・マークル(Thomas Markle)さん(75)が、英紙の取材に、メーガン妃からまるで彼女の人生に存在しない人物のように扱われていると訴えた。メーガン妃がすべて自費で大学を卒業したと語ったのも「うそ」だという。
メキシコ在住のトーマスさんは、1日付の大衆朝刊紙デーリー・メール(Daily Mail)に掲載されたインタビューで、2018年に行われたヘンリー王子(Prince Harry)とメーガン妃の結婚式を健康上の理由で欠席して以来、夫妻からは何の音沙汰もないと語った。今年5月に生まれた孫のアーチー(Archie)ちゃんの写真を送ってほしいとの願いも拒絶されているという。
メーガン妃は昨年、訪問先のフィジーで、米国で大学の学費をすべて自分で支払ったという苦労話を披露した。しかし、トーマスさんはこれに激しく反論。「残念ながら、それは完全に虚偽だ。娘の学費はびた一文まで私が支払った。その証拠に銀行の支払い明細書だってある」
さらにトーマスさんは続ける。「こんなうそにも、中傷されて娘たちの人生から排除されるのにもうんざりだ」
トーマスさんは「私は常に父親としての責任を果たしてきた」と述べ、大学の学費は全て自分で支払ったというメーガン妃の発言は「私に対する侮辱だ」と訴えた。
その一方で、トーマスさんは「私が娘を愛していないと思われているようだが、私は彼女を心から愛している」と述べ、「写真立てにアーチーの写真を入れて飾ることができれば、何もいらない」と付け加えた。(c)AFP
19歳の素根が初出場で金メダル、原沢は銀 世界柔道
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世界柔道選手権、女子78キロ超級。表彰式でポーズをとる、金メダルを獲得した素根輝(2019年8月31日撮影)。(c)CHARLY TRIBALLEAU / AFP
【9月1日 AFP】世界柔道選手権(World Judo Championships 2019)は31日、都内の日本武道館で7日目が行われ、女子78キロ超級では世界選手権初出場の19歳、素根輝(Akira Sone)が決勝でロンドン五輪女王のイダリス・オルティス(Idalys Ortiz、キューバ)を破り、金メダルを獲得した。前回覇者の朝比奈沙羅(Sarah Asahina)は銅メダルだった。
男子100キロ超級では、原沢久喜(Hisayoshi Harasawa)が決勝でルーカス・クラパレク(Lukas Krpalek、チェコ)に敗れ、準優勝となった。リオデジャネイロ五輪王者のテディ・リネール(Teddy Riner、フランス)が不在の中、同五輪で金メダルを獲得した100キロ級から階級を上げたクラパレクは圧倒的な強さを見せ、来年の東京五輪へ向けて弾みをつけている。
日本勢は金メダル4個、銀メダル6個、銅メダル5個で個人戦を終えた。前回のバクー大会でも(団体を含め)8個の金メダルを獲得しているが、来年に控える東京五輪ではライバル国からさらに厳しい戦いを強いられるかもしれない。(c)AFP
*上記はAFPBBNEWSの記事から引用しました。
*今日の一言
神奈川)カジノ反対港運協会長、野党系議員の招きで講演を開催。
横浜市が横浜港の山下ふ頭(中区)への誘致を表明した、カジノを含む統合型リゾート(IR)に反対する横浜港運協会の藤木幸夫会長(89)が31日、同市内で講演した。県内を地盤とする立憲民主党や無所属の野党系国会議員らが参加する「自由民権会議@神奈川」(民権かながわ、会長・藤井裕久元財務相)の招きに応じた。
講演で藤木氏は「市民運動を起こすかなんて、一切私は関係ない」と述べ、カジノに反対する政党や市民団体の動きに一線を画す一方、終了間際に会場を埋めた参加者に向かって、「横浜の反対運動に各国の関係者が拍手している」とエールを送る一幕もあった。
藤木氏は、港運協会などが市に提案した大規模な国際展示場を核とした「ハーバーリゾート」構想を説明。林文子市長による8月22日のIR誘致表明について「急転直下、話が出てきた」として、「私は良いものなら賛成する。良いものとはカジノがないことだ」と誘致表明の撤回を求めた。ギャンブル依存症の実情を知ってカジノ反対に転じたとし、「私は命がけでやる」とも語った。
講演に先立ち、民権かながわは「市長は経済効果を説明するばかりで、マイナスのコストに何ら言及がない」などとするカジノ誘致に反対する緊急アピールを発表。記者会見で江田憲司衆院議員は、住民投票条例の直接請求や、林市長のリコールなども視野に「IR誘致を阻止するのに一番の方策は何か、これから検討していく」と述べた。
*横浜にカジノは必要ない。博打気違いを生み出す元になる。
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