歌と踊りと火で盛大に、イ族の「たいまつ祭り」雲南・昆明石林
石林の街頭でたいまつを掲げて祭りを楽しむ人々(2019年7月26日撮影)。(c)CNS/胡遠航
【7月31日 CNS】中国・雲南省(Yunnan)昆明市(Kunming)の石林県(Shilin)で26日と27日、少数民族イ族の伝統行事「たいまつ祭り」が行われ、数万人の住民と観光客が街頭や闘牛場などで盛大な祭りを楽しんだ。
美女・阿詩瑪(アシマ、Ashima)の悲恋をめぐる伝説でも知られているイ族。その「阿詩碼の故郷」で行われる「たいまつ祭り」は、昼間は闘牛やレスリング、夜はたき火を囲んで歌や踊りが繰り広げられる。その地域ぐるみの盛り上がりから「東方のカーニバル」ともいわれている。
午後9時になると、石林県の文化体育センター周辺は、人と火であふれた。イ族の人々は皆、1本のたいまつを持ち、たき火を囲んで情熱的に踊り出す人もいた。住民や観光客たちは独特の雰囲気に包まれ、大いに盛り上がった。
東北地方から観光に訪れた人は、2メートルくらいのたいまつを肩にかつぎながら、踊りの群れに入った。住民に「祝いの石炭灰」を顔につけられ、「たいまつ祭りの雰囲気は最高。久しぶりに純粋に楽しさを感じました」と喜んでいた。(c)CNS/JCM/AFPBB News
インドコーヒー王の遺体、川辺で発見 世界で1700店以上展開
コーヒーチェーン「カフェ・コーヒー・デー」のインド・ベンガルール支社(2019年7月30日撮影)。(c)Manjunath Kiran / AFP
【7月31日 AFP】インドの富豪でコーヒー王、V・G・シッダールタ(V.G. Siddhartha)氏(57)の遺体が、同国南部の川のほとりで見つかった。警察が31日、明らかにした。シッダールタ氏は財政トラブルを抱え、行方不明になっていた。
インドではスターバックス(Starbucks)をしのぐコーヒーチェーン、「カフェ・コーヒー・デー(Cafe Coffee Day)」を創設したシッダールタ氏は、29日にカルナタカ(Karnataka)州マンガロール(Mangalore)近くを流れるネトラバティ(Nethravathi)川近くで目撃されたのを最後に行方不明となり、まもなく運転手が行方不明届を出した。
シッダールタ氏は、130年にわたってコーヒー事業を営んできた一族の出身。1996年にカフェ・コーヒー・デー1号店をオープンし、世界最大級のコーヒーチェーンに成長させた。同チェーンの店舗数は1700店。大半はインドにあるが、マレーシアやエジプト、チェコ、オーストリアにも出店し、3万人以上を雇用している。
警察によると、シッダールタ氏は29日夜に同州の州都バンガロール(Bangalore)を出発。家族には山岳リゾートに行くと告げていたが、運転手にはマンガロールに向かうよう命じた。シッダールタ氏は運転手に車を止めるよう命じると、誰かと電話で話しながら橋の上を歩き出した後、行方不明になった。
シッダールタ氏は、インド外相や州首相を務めたS・M・クリシュナ(S.M. Krishna)氏の娘と結婚し、同国最高の人脈を持つ大物実業家となった。
しかし2017年、税務当局が強制調査に乗り出した後、シッダールタ氏の帝国は圧力にさらされていた。報道によると、シッダールタ氏は米飲料大手コカ・コーラ(Coca-Cola)と、自社株式の過半数の売却について協議していたという。
シッダールタ氏はカフェ・コーヒー・デーの取締役会に宛てた27日付の書簡の中で、財務上のミスを犯したことを認める一方、債権者からの圧力にさらされ、インド税務当局からは嫌がらせを受けていたとも述べていた。さらに「誰かをだましたり、欺いたりする意図は一切なかった。私は企業家として失敗した」と記していた。(c)AFP
「ACG香港2019」にコスプレーヤーが集結
「ACG香港2019」に参加したコスプレーヤー(2019年7月28日撮影)。(c)Xinhua News
【7月31日 Xinhua News】アニメ、コミック、ゲームのイベント「ACG香港2019」が26日から30日までの日程で、中国香港コンベンション・アンド・エキシビション・センター(香港会議展覧中心)で開催された。会場には人気キャラクターに扮(ふん)した大勢のコスプレーヤーが訪れ、にぎやかな雰囲気を演出した。(c)Xinhua News/AFPBB News
道路脇に爆弾、旅客バスの少なくとも28人死亡 アフガニスタン西部
アフガニスタン西部ファラー州で起きた、バスが道路脇に仕掛けられていた爆弾に当たりバスに乗っていた人たちが死傷した現場の位置を示した地図。(c)AFP
【7月31日 AFP】アフガニスタン西部ファラー(Farah)州で31日午前6時(日本時間同11時)ごろ、多数の乗客を乗せたバスが道路脇に仕掛けられた爆弾に当たり、少なくとも28人が死亡した。地元当局が発表した。
ファラー州の広報担当者は、「カンダハル(Kandahar)州とヘラート(Herat)州を結ぶ幹線道路を走っていた旅客バスが、道路脇に仕掛けられた旧支配勢力タリバン(Taliban)の爆弾に当たった。現時点で、少なくとも28人が死亡、10人が負傷した」と話した。全員が民間人で、その大半は女性と子供だったという。
アシカがクジラの口に!カメラマンが捉えた「一生に一度」の瞬間
米カリフォルニア州モントレーベイで、ザトウクジラの口にくわえられたアシカ。チェース・デッカーさん提供(2019年7月30日提供)。(c)AFP PHOTO / CHASE DEKKER【7月31日 AFP】ザトウクジラの口にくわえられるアシカを捉えた驚くべき写真が22日、 野生動物カメラマンのチェース・デッカー(Chase Dekker)さん(27)によって撮影された。
海洋生物学者でもあるデッカーさんは、「一生に一度」の瞬間を捉えたのは、カリフォルニア州モントレーベイ(Monterey Bay)でのホエールウオッチングクルーズ中だった。
デッカーさんはすぐさま愛用のカメラを取り出し、信じられない瞬間を写真に収め始めたという。
「二度とお目にかかれないかもしれない瞬間を撮影できたことで、有頂天だった」とデッカーさん。
クジラが口を閉じることはなかったので安心してほしい、とデッカーさんは言う。アシカは大きく動揺していただろうが、どうにか泳いで逃げることに成功した。
デッカーさんはインスタグラムで、大魚にのみ込まれた後に吐き出された旧約聖書のヨナ(Jonah)を引き合いに出し、「あのアシカはまさに『ヨナの体験』をした」と語っている。(c)AFP
*上記はAFPBBNEWSの記事から引用しました。
*今日の一言
難病の神奈川の女子高校生、米で肺移植手術成功しました。
真子さんは中1の時に同症と判明。東京都内の病院に入院し、絶対安静の状態で過ごしてきた。救う会は2月から医療費や渡航費などの募金活動を始め、目標額の1億9千万円が集まった。最終的な治療である両肺移植のため、日本時間の18日に医療用ジェット機で米国に到着した。
救う会によると、渡米後間もなくドナー(臓器提供者)が現れ、約6時間半に及ぶ手術を受けた。真子さんは手術後、付き添っている父・佐智夫さん(56)と看護師に「交代して眠ってね」と語ったという。
手術成功により、真子さんの体から同症は消えた。回復を待って帰国する予定だ。救う会の重藤啓子・副代表は「早く手術ができて良かった。皆さんに感謝したい。今後のケアが大切になる」と話している。
*上記は朝日新聞デジタル版の記事から引用しました。
*手術が成功して良かったです。