どうも、まどです。
あ~、僕も恋してぇな~(24歳)
というわけで、アマガミを22日目から24日目までやったので日記をつけていきたいと思います。
絢辻 詞 ・・・ツ
桜井 梨穂子 ・・・リ
棚町 薫 ・・・カ
中多 紗江 ・・・サ
七咲 逢 ・・・ア
森島 はるか ・・・ハ
★21日目までの評価
★22日目
・休1 サ 会話。Mid
1.世間話 → ヒット!
主人公「中多さんって何か委員会やってる?」
委員を決める時にはまだこの学校に居なかったので、やっていないとの事。
Mid→Hiに上昇。
2.娯楽 → ヒット!
主人公「音楽番組とかってよく見る?」
自分の好きなアーティストが出る時は見るようにしているらしい。
しかし、好きなアーティストが登場する時間まで本とかを読み始めてしまい、思わず夢中になって見逃しちゃうことがあるとの事。
Hi→Midに降下。
3.運動 → ヒット!
主人公「体育の授業で一番好きなのって何?」
意外や意外、マラソンが好きとの事。
理由は「走るのも苦手だけど、ただ走ればいいだけ」だから。
Mid→Hiに上昇。
4.行動 → ヒット!
紗江ちゃんを誉めて場を盛り上げる事にした主人公。
主人公「中多さんはすごく控え目だよね」おい。
紗江ちゃんはそれを短所だと思い、少し悲しそうに話す。
主人公「いや、すごくいいと思うんだけどなぁ」
紗江「え?で、でも……」
主人公「いや、最近がさつな女の人が増えてきたし中多さんみたいな子は貴重じゃないかな」
紗江「そ、そんな事……」
主人公「そうかな?でも僕はいいと思うよ」
紗江「あ、あ、ありがとうございます」満面の笑み。
主人公「(よし、なかなか上手くいったぞ)」
5.恋愛 → ヒット!
主人公「中多さんはペアルックとかってどう思う?」
ちょっと恥ずかしいかもしれないけど憧れちゃうとの事。
・休2 サ 会話。Mid
1.世間話 → ヒット!
主人公「今一番欲しい物って何?」
紗江ちゃんは少し考えた後、友達が欲しいと答えた。
2.おしゃれ → ヒット!
主人公「お化粧って難しそうだよね」
紗江ちゃんは同意する。
主人公「ああいうのって誰に習うの?」
紗江「お母さんとか、友達ですかね」
でもお父さんに「まだ早い」と止められてしまい、化粧は慣れていなく下手らしい。
Hi→Midに降下。
3.娯楽 → ヒット!
主人公「小説とか漫画で、続きの巻が出るまで すごく時間がかかる事ってあるよね」
紗江ちゃんが買っている漫画でも2年以上続きが出ていないのがあるらしい。
Mid→Lowに降下。
4.娯楽 → ヒット!
主人公「最近買った物でお気に入りってある?」
ティーカップがお気に入りらしい。
別に収集している訳ではなく、長らく愛用していたお気に入りのカップを割ってしまったので新しいカップを買ったらしい。
それが可愛らしくお気に入りとの事。
Low→Midに上昇。
5.運動 → ヒット!
紗江「あの、橘先輩の好きなスポーツってなんですか?」
選択肢「野球かな」、「サッカーかな」、「バスケかな」。
「サッカーかな」を選択。
紗江「えっ、先輩サッカーやってるんですか?」
主人公「いや、今はやってないんだけどね。時々試合を見るくらいかな」
そう答えると、
紗江「……先輩は10番でミッドフィルダーとか似合いそうですよね」
サッカーに詳しそうな紗江ちゃん。
どうやらサッカーの漫画を読んでいるらしい。へぇ~意外!!
・昼 「時間を進める」を選択。
・放 ハ 会話。Hi
1.スルー
マスが埋まっていたので普通に会話。
2.スルー
マスが埋まっていたので普通に会話。
3.スルー
マスが埋まっていたので普通に会話。
4.スルー
マスが埋まっていたので普通に会話。
5.アタック
主人公は森島先輩に一緒に帰りませんかと誘い、それを先輩は快諾してくれた。
・・・
一緒に会話しながら楽しく下校する二人。
そんな一時も別れ道に着いた事であっという間に終わってしまった。
主人公「(うわ……もう着いちゃったよ……)」
森島「ありゃ、もう着いちゃった。早いね」
主人公「え?先輩もですか?」
森島「え?なんのこと?」
主人公「僕もすごく早く着いちゃったなぁって思っていたので」
森島「そうなんだ~、気が合うね」
主人公「そうですね……」
「せ、せっかく気が合ったので……、どこか寄り道していきませんか?」
森島「寄り道?どこに?」
主人公「例えばデパートとか……」
森島「う~ん……」
「せっかくだしさ、男の子と一緒じゃないと入りづらいようなところがいいなぁ」
主人公「え?入りづらいところですか?」
森島「そうね、例えば……。あ!あそこがいいな」
主人公「え?あそこって……牛どん屋ですか?」
森島「うん」
主人公「そうですねぇ……お腹は空いてますか?」
森島「ほどよく減ってるかな」
主人公「それじゃあ行ってみますか?」
森島「うんうん。レッツゴー」
・・・
牛どん屋―――。
店員の威勢の良い挨拶が響く。
森島先輩は牛どん屋の独特な雰囲気に興味を示す。
主人公「さっと食ってさっと出る、まあ、男の食事場って感じですかね」
森島「わお、なんか格好いい!」
席に座る二人。森島先輩が何を頼むかを悩む中、店員が注文を聞いて来たので主人公が先に『並盛りつゆだくで』と頼む。
威勢の良い掛け声をする店員を横目に森島先輩は、
森島「つゆだくって何?」
主人公「牛どんの汁を多目に入れてって事です」
森島「へ~、格好いいね」
今度は森島先輩に対し店員が注文を聞いて来た。
森島「ん~……じゃあ私も並盛りつゆだくで!」
(この"場"をこなしてきた主人公に倣い馴染もうとする姿勢、流石は森島先輩だ……)
森島「あ、あとサラダも!!」
(欠かさずサラダを取る姿勢……大変素晴らしい……っ!!)
主人公がサラダの取り方などを森島先輩に教える。
そんな事をしていると牛どんが出て来た。実に早い。
・・・
紅しょうがを乗せ、いよいよ食す事に。
(オジサマ……っ!!)
森島「わわっ!橘君美味しいよ!」
主人公「ほんとですか?良かった」
森島「もぐもぐ……うん、すごく食べやすい」
主人公「僕も結構好きなんですよ」
食べた事の無い人には期待以上、食べ慣れている人には安心の味……どうやら森島先輩に気に入って貰えたようだ。
森島「女の子が入りづらい感じなのがちょっとだけ残念」
主人公「そうですか?」
森島「もっとパステル系の内装にして、明るいイメージにしてくれたらいいのに」
・・・
……こうして森島先輩と牛どんを食べた。
先輩は牛どん自体もすごく気に入ったみたいで、また一緒に行こうって約束までしてくれた。
ありがとう牛どん屋!また来るからなっ!
そう心に誓った主人公であった。
・夜 ハ 季節はすっかり冬、主人公はコタツライフを満喫していた。
……と、
美也「ダダダダダダダダッ君が~♪」
どうやら美也がお遣いから帰って来たみたいだ……。
美也「プンプンプルルン、おねだりワンワン♪」とうとう気が違ってしまったか!?
主人公「どうした、随分ご機嫌じゃないか」
美也「わかる?」声からして嬉しさが溢れている。
主人公「そりゃわかるよ……自作のダッ君ソングまで歌ってれば」
美也「にしししし」
主人公「いったいどうしたんだよ?」
美也「しょうがないな~、にぃににも見せてあげよう!」
主人公「ん?」
美也「じゃっじゃーん、ダッ君タオル~。可愛いでしょー」
主人公「おっ、結構いい出来だな……」
美也「でっしょ~」
主人公「まあ可愛いけどさ、あまり無駄遣いしててお小遣い足りなくなっても知らないぞ」
美也「違うよ!これは貰ったんだよ!」
主人公「え?貰った?」
美也「うん!いいでしょ~」
主人公「誰に貰ったんだよ……、もしかして中多さんか?」
美也「ううん、森島先輩だよ」
えっ!?ええっ!?!?!?!?!?!?
もり、えっ!?もりしっ、ええっ!?!?!?!?!?!?!?!?!?
主人公「えっ……森島先輩?」
美也「うん」
主人公「ちょ、ちょっと待ってくれよ。美也は森島先輩のこと、嫌いだったんじゃないのか?」
美也「はぁ……もう、にぃには本当にダメダメなんだよね……」
主人公「な、何が駄目なんだよ!」
美也「みゃーはね、別に森島先輩が嫌いなんじゃなくて、先輩の前でデレデレしているにぃにが嫌いなの!」ぴゃ~!!
主人公「え?」
美也「まったくもう……」
主人公「そ、そんなにデレデレしてないだろ……」
美也「してる」
主人公「で、でも……」
美也「し・て・る」
主人公「そ、そうか……」
美也「これからは気をつけてよね」呆れた声で言う。
……こうして、森島先輩に対する美也の本音を聞いた。
そうか、僕ってそんなにデレデレしてたか……。反省しよう。
そう思う主人公であった。
評価:絢辻 詞 ・・・変化なし。
桜井 梨穂子 ・・・変化なし。
棚町 薫 ・・・変化なし。
中多 紗江 ・・・ちょっと距離が縮まった。
七咲 逢 ・・・変化なし。
森島 はるか ・・・変化なし。
★23日目
・休1 「時間を進める」を選択。
・休2 「時間を進める」を選択。
・昼 「時間を進める」を選択。
・放 サ 今日は寄り道をせず帰ろうと決めた主人公。
校門に行くと紗江ちゃんが居てこちらに気付き声を掛けられた。
こんな所で何をやっているのかを聞くと、先生に呼び止められた美也を待っているらしい。
美也がまた何かやらかしたのか……、そう思う主人公を見て紗江ちゃんは美也の事を庇う。
……それにしても……、
主人公「なんで中多さんは美也と友達になってくれたのかな?」
紗江「え?」
主人公「あ、なんていうか全然タイプが違うから、何かきっかけでもあったのかなぁって」
紗江「くすっ、……それはですね」
「私が転入して来た時……。先生に自己紹介するように言われたんです」
主人公「うん」
紗江「前日、一生懸命練習したんですけど、やっぱり何も言えなくなって……」
「頭が真っ白になって……足もふるえて、皆が騒ぎ始めた時に美也ちゃんが声をかけてくれたんです」
主人公「な、なんて?」
紗江「くすっ、『はいはーい。中多さんは身長いくつですかー』って……」
主人公「そ、そんなことを……」
紗江「私、何も考えられなくなってたので、正直に148cmって答えたんです」
「そしたら美也ちゃんが『おお!美也より小さい!これで前から3番目だ』……」
「『大歓迎だよ中多さん。みんな拍手は?』そう言ってくれて……」
主人公「……どうなったの?」
紗江「言ったのが美也ちゃんだからだと思うんですけど……皆笑いながら拍手してくれたんです」
主人公「そっか……それは良かった」
紗江「美也ちゃんのおかげで……私はクラスであまり浮かずにすんだんです」
主人公「(そんな事があったんだな……)」
紗江「それからも、人付き合いが下手な私の面倒をよくみてくれて……」
「美也ちゃんには本当に感謝してます。私、大好きです」満面の笑み。
主人公「……うん。そっかありがとう」
紗江「え?」
主人公「いや……。中多さんが美也を大事にしてくれてるのが嬉しいよ」
紗江「先輩……」
美也「あーーー!すけべ星人が紗江ちゃんを襲っている!ダメダメ~」
美也が登場。実の兄をまるで性犯罪者の如く扱う。
美也に二人で何をしていたのと聞かれ、仕返しをしてやろうと主人公、
主人公「ははは!美也がいかにクラスで馬鹿なことをしているか聞いていたのさ」
美也「え?」
主人公「色々美也の悪事は聞かせてもらった!」
美也「う、嘘だっ!」
紗江「え?せ、先輩?」
主人公「残念ながら本当だ!僕はこの結果を両親に報告せねばならない!では!」
紗江「あ!こら!待て馬鹿にぃに!」
主人公「中多さーん!とても馬鹿な妹だけどよろしくね~!」
紗江「え?あ……はい!」
美也「さ、紗江ちゃん返事しちゃダメー」
紗江「あ、ご、ごめんね……」
……こうして、中多さんから美也との出会いを聞いた。
寂しがり屋で甘えん坊で馬鹿なだけの妹かと思っていたが……なかなかやるな。
美也の事をほんの少しだけ見直した主人公であった。
評価:絢辻 詞 ・・・変化なし。
桜井 梨穂子 ・・・変化なし。
棚町 薫 ・・・変化なし。
中多 紗江 ・・・変化なし。
七咲 逢 ・・・変化なし。
森島 はるか ・・・変化なし。
……!?梨穂子のレベルが変化した!?シリアイ→ナカヨシ。いぇ~い!!
神様視点。主人公から貰ったワニのぬいぐるみ「しゅないだー」に話しかけている梨穂子。
梨穂子「ふむ」
「『どうなんですか、桜井さん』」
「ん~、あんまり変化ないの~」
「『そうなんですか、それは残念』」
「わかってくれますか、しゅないだーさん」
「『ま、後退するよりいいんじゃないですかねぇ』」
「……自分で言っててキツいですよ、しゅないだーさ~ん」
「『ま、気長にやんなさいな』」
「は~い」
「さて、お風呂入ろっ。行きますよ~ しゅないだーさ~ん」
梨穂子スマン、今回は恋が実りそうにない……っ!!
……!?森島先輩のレベルが変化した!?アコガレ→スキ。ひゃっほ~!!
神様視点。ソファに横たわりくつろぎながらテレビを見る森島先輩。
……全然頭に入ってこない。
……。
あ~、もう。なんなのこの感じは……。
すっきりしないなぁ……。
橘君の事を考えると、胸が締め付けられる。
こんな感じ初めて……。
橘純一……。
他の男の子とはちょっと違うなぁ。何でだろう?
……まあいっか!そのうち分かるんじゃないかな!うん。
よし!お風呂入ろっ!
★24日目
・休1 ハ 3年生の推薦入学者が発表されているらしく、今後の為に見に行くかと主人公は掲示板へ向かう事にした。
まぁ、本当は森島先輩に会えないか期待している訳で……。
・・・
案の定、森島先輩は塚原先輩と一緒に掲示板の前に居た。
二人に挨拶をすると、
森島「あ、橘君。ちょうどいい所に!」
主人公「はい?な、なんですか?」
森島「はい、お祝いのメッセージをどうぞ!」
主人公「え?お祝いと言われましても……」
塚原「ふふっ、突然言われても困るよね?」
主人公「ええ……はい。あれ?塚原先輩何かいい事あったんですか?」
森島「まあね!」
塚原「こらこら、はるかが威張る所じゃないでしょ?」
森島「あ、そりゃそうね」
主人公「もしかして……推薦入学の件ですか?」
森島「わお!橘君冴えてるね。その通り」
主人公「推薦で決まるなんてすごいですね!」
塚原「そ、そんな事ないよ……」いつもはクールな塚原先輩でも流石に嬉しかったのか顔を赤らめ照れる。
森島「国立大学の医学部よ!どう?」
主人公「ええっ!?国立……本当にすごい……」
その後、主人公は塚原先輩にお祝いの言葉を伝えた。
……。
……森島先輩の進路はどうするのだろうか?
主人公「森島先輩の進路って……」
森島「え?私の?」
主人公「は、はい。教えて頂けませんか?」
森島「私は文系の大学に行く予定よ」
……森島先輩は自分のやりたい事がいまいち決まらないらしい。
大学の4年間でじっくりと探してみるつもりだと言った。
森島「橘君も少しずつでいいから、何か考えておいた方がいいと思うよ?」
主人公「え?あ、はい」
塚原「頑張ってね」
主人公「あ、ありがとうございます」
……こうして、先輩達の進路の話を聞いた。
僕の進路か……。
少しずつでも考えておいた方がいいんだろうな。
そう思った主人公であった。
・休2 ハ 森島先輩と塚原先輩が校舎裏の方に向かっているのを見かけた主人公。
気になったのでこっそりと後を付ける事にした。
・・・
話を聞いていると森島先輩は塚原先輩に何かを相談しているみたいだ。
相談の内容は……僕(主人公)!?
と、一瞬塚原先輩がこちらを見た!!
塚原「……ふふっ、面白い」
森島「な、何?」
主人公「(き、気付かれてない……?)」
塚原「ううん。なんでもない。で、どうした?」
森島「そ、その……年下って……難しくない?」
塚原「年下が難しい?」
森島「その、なんて言うかなぁ……」
主人公「(だ、大丈夫そうだな……)」
森島「……た、例えばだけどね!例えば美也ちゃんいるでしょ?」
塚原「橘君の妹さんよね」
森島「その……可愛いからって、こう、すごく可愛がると嫌がって逃げちゃうし……」
塚原「逃げちゃうし?」
森島「その……なんていうか……。丁度いいバランスと言うか……」
塚原「……らしくないわね」
森島「むっ?」
塚原「とりあえずいつものように本題をしゃきっと言ってみなさいよ」
森島「むむむ……」
塚原「ちゃんと聞くから」
森島「……」
森島「……年下の男の子に甘えたら変かな?嫌われないかな?」頬を赤らめ言う。
主人公「(え?そ、それってもしかして……)」
塚原「なるほど、そういう事ね……」
森島「そ、そういう事よ……」
主人公「(ぼ、僕のこと……でいいのか!?)」
塚原「……ねぇ」
森島「うん?」
塚原「どうしてそんなにあの兄妹にかまうの?」
森島「え?そ、それはその~……」
主人公「(そ、それは?)」
塚原「……その?」
森島「ほ、ほら!あの兄妹からは変なカマッテ光線が出てるのよね~」
塚原「ふふふっ。カマッテ光線ねぇ……」
主人公「(カ、カマッテ光線って何だよ!)」思わずつっこむ主人公。
森島「そ、そうなのよ……」
塚原「まあ、そういう事にしておくか……」
主人公「(いや!そこは突っ込んで下さいよ……)」
森島「な、なによ……」
塚原「で、そのカマッテ光線にやられたはるかは上手い具合に橘君をかまいたいと、そういう事よね?」
森島「ま、まあやられてはいないんだけどね」
塚原「……はるか」
森島「な、なに?」
塚原「……思いっきり行きなさい」
森島「ええ?ど、どういう事?」
主人公「(ええ?ど、どういう事ですか?)」
塚原「今度橘君に会ったら思いっきり……、しかも、大胆に甘えてみなよ」
森島「で、でも……私年上だし……」
主人公「(と、年上だなんて関係ないですよ!)」
塚原「それは大丈夫、女性に甘えられたくない男性なんて居ないわよ」確かに。
森島「そ、そうかなぁ……」
主人公「(そ、そうです!)」
塚原「今度会ったら、ごろにゃーんって思いっきり甘えてみれば?」
森島「ごろにゃーん……」
主人公「(ご、ごろにゃーん……。ごろにゃーんってどんなの!?)」
塚原「ええ。思いっきりね。中途半端は駄目よ」
森島「……本当に大丈夫?変な人だって思われないかな?」
主人公「(お、思わないですっ!)」
塚原「……大丈夫、安心していいわ。あ、上手くいったら私の分の掃除当番も宜しくね」
森島「うん!ありがとひびき!」
主人公「(……あ、ありがとうございます塚原先輩)」
森島「よーし!今度カマッテ光線出してたら思いっきり可愛がっちゃうんだから!もうっ、しょうがないなぁ!」
主人公「(お、思い切り可愛がっちゃう……。も、森島先輩が……多分僕の事……)」
塚原「いい?隙をみせている所を狙うのよ。特に背後から仕掛けるのが効果的ね」
森島「うんうん。なるほど」
主人公「(……思い切り)」
森島「いよし!やるわよ~」
塚原「期待してるわよ」
主人公「(……)」
森島「任せて!目に物を見せてあげるわ!」
森島先輩は塚原先輩にそう言うと去っていった。
……!?塚原先輩がこちらを窺うようにし、
塚原「ふふっ、楽しみね……」
そう呟いて去っていった。
……やっぱり塚原先輩は主人公に気付いていたみたいだ。
気付いた上で森島先輩にあんなアドバイスをしていた訳だ。
……しかし、次に森島先輩に会った時……。
いったいなにが起きるんだろう……。
物忘れが激しい森島先輩ってところがまた怖い。ああっ!もう……。
・昼 ハ 廊下―――。
ふと校庭を見るとやけに人が多い……。何だろう?
あぁ、創設祭の準備をしているのか。
クリスマスに向けて頑張っている生徒たち……。
今年のクリスマスはどう過ごすのだろうか……。
そう考えていると、
森島「ごろにゃーーーーん!」
(メタルギアソリッドで見た風景)
主人公「え!?ご、ごろにゃーん?」
森島「にゃんにゃん!」世にいう『萌え声』で言う。
主人公「え?も、森島先輩!?」
森島「何してるにゃん?」
主人公「な、何しているって先輩こそ何しているんですか?」
森島「ん?にゃんにゃん攻撃?」
主人公「(にゃ、にゃんにゃん攻撃って……。う、人だかりが出来てる……)」
森島「まいったか!にゃんにゃーん!」
主人公「ま、参りました……」
……。
やっと腕を解いてくれた森島先輩。
主人公が森島先輩に何故抱きついてきたのかを問うと、
森島「カマッテ光線が出てたと言うか……」
主人公「は、はあ……」
森島「橘君が校庭を見ながら微妙な顔付きをしてたから構いたくなっちゃって」
主人公「び、微妙……」
主人公の後姿を見ていたら抱きつきがいがありそうだったので、つい『にゃんにゃん攻撃』をしてみたと森島先輩は言った。
主人公「ま、まあにゃんにゃんは良いんですけど人前だとちょっと……」
森島「あ、そっか……」
「ごめんね……私は良くても橘君は恥ずかしいよね」悲しそうな顔をする。
主人公「い、いや……」
森島「橘君が隙だらけだったからつい……」
なるほど、塚原先輩のアドバイスをそのまま実行した訳だ。
森島「はぁ……」
主人公「い、いえ!僕はどちらかと言うと嬉しいからいいんですけど」
森島「ほんとに?」
主人公「はい。もう、これからもバンバンやっちゃって下さい」
森島「ふふっ、ありがと。……橘君優しいなぁ」
主人公「そ、そんな……」
……その後、森島先輩とクリスマスの話題で盛り上がった。
そろそろ、クリスマスがくるんだな……。
ゲージが一つ増えた。
・放 ハ 会話。Mid
1.エッチ → ヒット!
主人公「せ、先輩は勝負パンツってあります?」
森島「えっ?勝負パンツ?それって何と勝負するためのパンツなの?」
主人公「い、いや、それは……その……。理性とかですかね?」
森島「ふぅ~ん、理性ねぇ……」
険しい顔をし沈黙する森島先輩。
……すごく気まずくなった。
Mid→Lowに降下。
2.食べ物 → ヒット!
主人公「森島先輩の好きなケーキって何ですか?」
モンブランが好きらしい。
Low→Midに上昇。
3.エッチ → ヒット!
主人公「その、ちょっと変な話なんですけど……。む、胸がふくらんできた時って驚きませんでしたか?」
森島先輩は当時驚いたらしく、
森島「4年生くらいだったかな?これで私もウシさんみたいにミルク出せるようになるのかと……」おいおいおい!!搾乳させろ~い。
自然と森島先輩の胸に目を向け集中する主人公。
森島「お~い、どうしたの橘君?」
主人公「あ、いえ。ありがとうございました」
思わず感謝した主人公。まぁ、なんとなく感謝してしまうのは正直分かる。
Mid→Hiに上昇。
4.行動 → ヒット!
笑顔で盛り上げてみる事にした主人公、ニコッと笑う。
それを見た森島先輩は頬を赤らめつつ主人公の笑顔は可愛いと言ってくれた。
主人公「(よし!なかなかいい感じだ)」
よかったね。
5.おしゃれ → ヒット!
森島「その橘君は、どんな格好をした女の子が好きなの?」
何でもいいです!!と主人公が言うと参考にならないと森島先輩に返された。
ここで終わらせないのが主人公、
主人公「あ、だから……その……先輩ならきっと何でも似合うと思うので……」
森島先輩は頬を赤らめ照れる。やったぜ😏
評価:絢辻 詞 ・・・変化なし。
桜井 梨穂子 ・・・変化なし。
棚町 薫 ・・・変化なし。
中多 紗江 ・・・変化なし。
七咲 逢 ・・・変化なし。
森島 はるか ・・・ちょっと距離が縮まった。
オジサマ……っ!!
ちなみに僕はすき家の「ねぎ玉牛丼」が大好きです。
……どーでもいーいですよ。
・・・
次回もよろしくお願いしま~す。
それでは
あ~、僕も恋してぇな~(24歳)
というわけで、アマガミを22日目から24日目までやったので日記をつけていきたいと思います。
絢辻 詞 ・・・ツ
桜井 梨穂子 ・・・リ
棚町 薫 ・・・カ
中多 紗江 ・・・サ
七咲 逢 ・・・ア
森島 はるか ・・・ハ
★21日目までの評価
★22日目
・休1 サ 会話。Mid
1.世間話 → ヒット!
主人公「中多さんって何か委員会やってる?」
委員を決める時にはまだこの学校に居なかったので、やっていないとの事。
Mid→Hiに上昇。
2.娯楽 → ヒット!
主人公「音楽番組とかってよく見る?」
自分の好きなアーティストが出る時は見るようにしているらしい。
しかし、好きなアーティストが登場する時間まで本とかを読み始めてしまい、思わず夢中になって見逃しちゃうことがあるとの事。
Hi→Midに降下。
3.運動 → ヒット!
主人公「体育の授業で一番好きなのって何?」
意外や意外、マラソンが好きとの事。
理由は「走るのも苦手だけど、ただ走ればいいだけ」だから。
Mid→Hiに上昇。
4.行動 → ヒット!
紗江ちゃんを誉めて場を盛り上げる事にした主人公。
主人公「中多さんはすごく控え目だよね」おい。
紗江ちゃんはそれを短所だと思い、少し悲しそうに話す。
主人公「いや、すごくいいと思うんだけどなぁ」
紗江「え?で、でも……」
主人公「いや、最近がさつな女の人が増えてきたし中多さんみたいな子は貴重じゃないかな」
紗江「そ、そんな事……」
主人公「そうかな?でも僕はいいと思うよ」
紗江「あ、あ、ありがとうございます」満面の笑み。
主人公「(よし、なかなか上手くいったぞ)」
5.恋愛 → ヒット!
主人公「中多さんはペアルックとかってどう思う?」
ちょっと恥ずかしいかもしれないけど憧れちゃうとの事。
・休2 サ 会話。Mid
1.世間話 → ヒット!
主人公「今一番欲しい物って何?」
紗江ちゃんは少し考えた後、友達が欲しいと答えた。
2.おしゃれ → ヒット!
主人公「お化粧って難しそうだよね」
紗江ちゃんは同意する。
主人公「ああいうのって誰に習うの?」
紗江「お母さんとか、友達ですかね」
でもお父さんに「まだ早い」と止められてしまい、化粧は慣れていなく下手らしい。
Hi→Midに降下。
3.娯楽 → ヒット!
主人公「小説とか漫画で、続きの巻が出るまで すごく時間がかかる事ってあるよね」
紗江ちゃんが買っている漫画でも2年以上続きが出ていないのがあるらしい。
Mid→Lowに降下。
4.娯楽 → ヒット!
主人公「最近買った物でお気に入りってある?」
ティーカップがお気に入りらしい。
別に収集している訳ではなく、長らく愛用していたお気に入りのカップを割ってしまったので新しいカップを買ったらしい。
それが可愛らしくお気に入りとの事。
Low→Midに上昇。
5.運動 → ヒット!
紗江「あの、橘先輩の好きなスポーツってなんですか?」
選択肢「野球かな」、「サッカーかな」、「バスケかな」。
「サッカーかな」を選択。
紗江「えっ、先輩サッカーやってるんですか?」
主人公「いや、今はやってないんだけどね。時々試合を見るくらいかな」
そう答えると、
紗江「……先輩は10番でミッドフィルダーとか似合いそうですよね」
サッカーに詳しそうな紗江ちゃん。
どうやらサッカーの漫画を読んでいるらしい。へぇ~意外!!
・昼 「時間を進める」を選択。
・放 ハ 会話。Hi
1.スルー
マスが埋まっていたので普通に会話。
2.スルー
マスが埋まっていたので普通に会話。
3.スルー
マスが埋まっていたので普通に会話。
4.スルー
マスが埋まっていたので普通に会話。
5.アタック
主人公は森島先輩に一緒に帰りませんかと誘い、それを先輩は快諾してくれた。
・・・
一緒に会話しながら楽しく下校する二人。
そんな一時も別れ道に着いた事であっという間に終わってしまった。
主人公「(うわ……もう着いちゃったよ……)」
森島「ありゃ、もう着いちゃった。早いね」
主人公「え?先輩もですか?」
森島「え?なんのこと?」
主人公「僕もすごく早く着いちゃったなぁって思っていたので」
森島「そうなんだ~、気が合うね」
主人公「そうですね……」
「せ、せっかく気が合ったので……、どこか寄り道していきませんか?」
森島「寄り道?どこに?」
主人公「例えばデパートとか……」
森島「う~ん……」
「せっかくだしさ、男の子と一緒じゃないと入りづらいようなところがいいなぁ」
主人公「え?入りづらいところですか?」
森島「そうね、例えば……。あ!あそこがいいな」
主人公「え?あそこって……牛どん屋ですか?」
森島「うん」
主人公「そうですねぇ……お腹は空いてますか?」
森島「ほどよく減ってるかな」
主人公「それじゃあ行ってみますか?」
森島「うんうん。レッツゴー」
・・・
牛どん屋―――。
店員の威勢の良い挨拶が響く。
森島先輩は牛どん屋の独特な雰囲気に興味を示す。
主人公「さっと食ってさっと出る、まあ、男の食事場って感じですかね」
森島「わお、なんか格好いい!」
席に座る二人。森島先輩が何を頼むかを悩む中、店員が注文を聞いて来たので主人公が先に『並盛りつゆだくで』と頼む。
威勢の良い掛け声をする店員を横目に森島先輩は、
森島「つゆだくって何?」
主人公「牛どんの汁を多目に入れてって事です」
森島「へ~、格好いいね」
今度は森島先輩に対し店員が注文を聞いて来た。
森島「ん~……じゃあ私も並盛りつゆだくで!」
(この"場"をこなしてきた主人公に倣い馴染もうとする姿勢、流石は森島先輩だ……)
森島「あ、あとサラダも!!」
(欠かさずサラダを取る姿勢……大変素晴らしい……っ!!)
主人公がサラダの取り方などを森島先輩に教える。
そんな事をしていると牛どんが出て来た。実に早い。
・・・
紅しょうがを乗せ、いよいよ食す事に。
(オジサマ……っ!!)
森島「わわっ!橘君美味しいよ!」
主人公「ほんとですか?良かった」
森島「もぐもぐ……うん、すごく食べやすい」
主人公「僕も結構好きなんですよ」
食べた事の無い人には期待以上、食べ慣れている人には安心の味……どうやら森島先輩に気に入って貰えたようだ。
森島「女の子が入りづらい感じなのがちょっとだけ残念」
主人公「そうですか?」
森島「もっとパステル系の内装にして、明るいイメージにしてくれたらいいのに」
・・・
……こうして森島先輩と牛どんを食べた。
先輩は牛どん自体もすごく気に入ったみたいで、また一緒に行こうって約束までしてくれた。
ありがとう牛どん屋!また来るからなっ!
そう心に誓った主人公であった。
・夜 ハ 季節はすっかり冬、主人公はコタツライフを満喫していた。
……と、
美也「ダダダダダダダダッ君が~♪」
どうやら美也がお遣いから帰って来たみたいだ……。
美也「プンプンプルルン、おねだりワンワン♪」
主人公「どうした、随分ご機嫌じゃないか」
美也「わかる?」声からして嬉しさが溢れている。
主人公「そりゃわかるよ……自作のダッ君ソングまで歌ってれば」
美也「にしししし」
主人公「いったいどうしたんだよ?」
美也「しょうがないな~、にぃににも見せてあげよう!」
主人公「ん?」
美也「じゃっじゃーん、ダッ君タオル~。可愛いでしょー」
主人公「おっ、結構いい出来だな……」
美也「でっしょ~」
主人公「まあ可愛いけどさ、あまり無駄遣いしててお小遣い足りなくなっても知らないぞ」
美也「違うよ!これは貰ったんだよ!」
主人公「え?貰った?」
美也「うん!いいでしょ~」
主人公「誰に貰ったんだよ……、もしかして中多さんか?」
美也「ううん、森島先輩だよ」
えっ!?ええっ!?!?!?!?!?!?
もり、えっ!?もりしっ、ええっ!?!?!?!?!?!?!?!?!?
主人公「えっ……森島先輩?」
美也「うん」
主人公「ちょ、ちょっと待ってくれよ。美也は森島先輩のこと、嫌いだったんじゃないのか?」
美也「はぁ……もう、にぃには本当にダメダメなんだよね……」
主人公「な、何が駄目なんだよ!」
美也「みゃーはね、別に森島先輩が嫌いなんじゃなくて、先輩の前でデレデレしているにぃにが嫌いなの!」ぴゃ~!!
主人公「え?」
美也「まったくもう……」
主人公「そ、そんなにデレデレしてないだろ……」
美也「してる」
主人公「で、でも……」
美也「し・て・る」
主人公「そ、そうか……」
美也「これからは気をつけてよね」呆れた声で言う。
……こうして、森島先輩に対する美也の本音を聞いた。
そうか、僕ってそんなにデレデレしてたか……。反省しよう。
そう思う主人公であった。
評価:絢辻 詞 ・・・変化なし。
桜井 梨穂子 ・・・変化なし。
棚町 薫 ・・・変化なし。
中多 紗江 ・・・ちょっと距離が縮まった。
七咲 逢 ・・・変化なし。
森島 はるか ・・・変化なし。
★23日目
・休1 「時間を進める」を選択。
・休2 「時間を進める」を選択。
・昼 「時間を進める」を選択。
・放 サ 今日は寄り道をせず帰ろうと決めた主人公。
校門に行くと紗江ちゃんが居てこちらに気付き声を掛けられた。
こんな所で何をやっているのかを聞くと、先生に呼び止められた美也を待っているらしい。
美也がまた何かやらかしたのか……、そう思う主人公を見て紗江ちゃんは美也の事を庇う。
……それにしても……、
主人公「なんで中多さんは美也と友達になってくれたのかな?」
紗江「え?」
主人公「あ、なんていうか全然タイプが違うから、何かきっかけでもあったのかなぁって」
紗江「くすっ、……それはですね」
「私が転入して来た時……。先生に自己紹介するように言われたんです」
主人公「うん」
紗江「前日、一生懸命練習したんですけど、やっぱり何も言えなくなって……」
「頭が真っ白になって……足もふるえて、皆が騒ぎ始めた時に美也ちゃんが声をかけてくれたんです」
主人公「な、なんて?」
紗江「くすっ、『はいはーい。中多さんは身長いくつですかー』って……」
主人公「そ、そんなことを……」
紗江「私、何も考えられなくなってたので、正直に148cmって答えたんです」
「そしたら美也ちゃんが『おお!美也より小さい!これで前から3番目だ』……」
「『大歓迎だよ中多さん。みんな拍手は?』そう言ってくれて……」
主人公「……どうなったの?」
紗江「言ったのが美也ちゃんだからだと思うんですけど……皆笑いながら拍手してくれたんです」
主人公「そっか……それは良かった」
紗江「美也ちゃんのおかげで……私はクラスであまり浮かずにすんだんです」
主人公「(そんな事があったんだな……)」
紗江「それからも、人付き合いが下手な私の面倒をよくみてくれて……」
「美也ちゃんには本当に感謝してます。私、大好きです」満面の笑み。
主人公「……うん。そっかありがとう」
紗江「え?」
主人公「いや……。中多さんが美也を大事にしてくれてるのが嬉しいよ」
紗江「先輩……」
美也「あーーー!すけべ星人が紗江ちゃんを襲っている!ダメダメ~」
美也が登場。実の兄をまるで性犯罪者の如く扱う。
美也に二人で何をしていたのと聞かれ、仕返しをしてやろうと主人公、
主人公「ははは!美也がいかにクラスで馬鹿なことをしているか聞いていたのさ」
美也「え?」
主人公「色々美也の悪事は聞かせてもらった!」
美也「う、嘘だっ!」
紗江「え?せ、先輩?」
主人公「残念ながら本当だ!僕はこの結果を両親に報告せねばならない!では!」
紗江「あ!こら!待て馬鹿にぃに!」
主人公「中多さーん!とても馬鹿な妹だけどよろしくね~!」
紗江「え?あ……はい!」
美也「さ、紗江ちゃん返事しちゃダメー」
紗江「あ、ご、ごめんね……」
……こうして、中多さんから美也との出会いを聞いた。
寂しがり屋で甘えん坊で馬鹿なだけの妹かと思っていたが……なかなかやるな。
美也の事をほんの少しだけ見直した主人公であった。
評価:絢辻 詞 ・・・変化なし。
桜井 梨穂子 ・・・変化なし。
棚町 薫 ・・・変化なし。
中多 紗江 ・・・変化なし。
七咲 逢 ・・・変化なし。
森島 はるか ・・・変化なし。
……!?梨穂子のレベルが変化した!?シリアイ→ナカヨシ。いぇ~い!!
神様視点。主人公から貰ったワニのぬいぐるみ「しゅないだー」に話しかけている梨穂子。
梨穂子「ふむ」
「『どうなんですか、桜井さん』」
「ん~、あんまり変化ないの~」
「『そうなんですか、それは残念』」
「わかってくれますか、しゅないだーさん」
「『ま、後退するよりいいんじゃないですかねぇ』」
「……自分で言っててキツいですよ、しゅないだーさ~ん」
「『ま、気長にやんなさいな』」
「は~い」
「さて、お風呂入ろっ。行きますよ~ しゅないだーさ~ん」
梨穂子スマン、今回は恋が実りそうにない……っ!!
……!?森島先輩のレベルが変化した!?アコガレ→スキ。ひゃっほ~!!
神様視点。ソファに横たわりくつろぎながらテレビを見る森島先輩。
……全然頭に入ってこない。
……。
あ~、もう。なんなのこの感じは……。
すっきりしないなぁ……。
橘君の事を考えると、胸が締め付けられる。
こんな感じ初めて……。
橘純一……。
他の男の子とはちょっと違うなぁ。何でだろう?
……まあいっか!そのうち分かるんじゃないかな!うん。
よし!お風呂入ろっ!
★24日目
・休1 ハ 3年生の推薦入学者が発表されているらしく、今後の為に見に行くかと主人公は掲示板へ向かう事にした。
まぁ、本当は森島先輩に会えないか期待している訳で……。
・・・
案の定、森島先輩は塚原先輩と一緒に掲示板の前に居た。
二人に挨拶をすると、
森島「あ、橘君。ちょうどいい所に!」
主人公「はい?な、なんですか?」
森島「はい、お祝いのメッセージをどうぞ!」
主人公「え?お祝いと言われましても……」
塚原「ふふっ、突然言われても困るよね?」
主人公「ええ……はい。あれ?塚原先輩何かいい事あったんですか?」
森島「まあね!」
塚原「こらこら、はるかが威張る所じゃないでしょ?」
森島「あ、そりゃそうね」
主人公「もしかして……推薦入学の件ですか?」
森島「わお!橘君冴えてるね。その通り」
主人公「推薦で決まるなんてすごいですね!」
塚原「そ、そんな事ないよ……」いつもはクールな塚原先輩でも流石に嬉しかったのか顔を赤らめ照れる。
森島「国立大学の医学部よ!どう?」
主人公「ええっ!?国立……本当にすごい……」
その後、主人公は塚原先輩にお祝いの言葉を伝えた。
……。
……森島先輩の進路はどうするのだろうか?
主人公「森島先輩の進路って……」
森島「え?私の?」
主人公「は、はい。教えて頂けませんか?」
森島「私は文系の大学に行く予定よ」
……森島先輩は自分のやりたい事がいまいち決まらないらしい。
大学の4年間でじっくりと探してみるつもりだと言った。
森島「橘君も少しずつでいいから、何か考えておいた方がいいと思うよ?」
主人公「え?あ、はい」
塚原「頑張ってね」
主人公「あ、ありがとうございます」
……こうして、先輩達の進路の話を聞いた。
僕の進路か……。
少しずつでも考えておいた方がいいんだろうな。
そう思った主人公であった。
・休2 ハ 森島先輩と塚原先輩が校舎裏の方に向かっているのを見かけた主人公。
気になったのでこっそりと後を付ける事にした。
・・・
話を聞いていると森島先輩は塚原先輩に何かを相談しているみたいだ。
相談の内容は……僕(主人公)!?
と、一瞬塚原先輩がこちらを見た!!
塚原「……ふふっ、面白い」
森島「な、何?」
主人公「(き、気付かれてない……?)」
塚原「ううん。なんでもない。で、どうした?」
森島「そ、その……年下って……難しくない?」
塚原「年下が難しい?」
森島「その、なんて言うかなぁ……」
主人公「(だ、大丈夫そうだな……)」
森島「……た、例えばだけどね!例えば美也ちゃんいるでしょ?」
塚原「橘君の妹さんよね」
森島「その……可愛いからって、こう、すごく可愛がると嫌がって逃げちゃうし……」
塚原「逃げちゃうし?」
森島「その……なんていうか……。丁度いいバランスと言うか……」
塚原「……らしくないわね」
森島「むっ?」
塚原「とりあえずいつものように本題をしゃきっと言ってみなさいよ」
森島「むむむ……」
塚原「ちゃんと聞くから」
森島「……」
森島「……年下の男の子に甘えたら変かな?嫌われないかな?」頬を赤らめ言う。
主人公「(え?そ、それってもしかして……)」
塚原「なるほど、そういう事ね……」
森島「そ、そういう事よ……」
主人公「(ぼ、僕のこと……でいいのか!?)」
塚原「……ねぇ」
森島「うん?」
塚原「どうしてそんなにあの兄妹にかまうの?」
森島「え?そ、それはその~……」
主人公「(そ、それは?)」
塚原「……その?」
森島「ほ、ほら!あの兄妹からは変なカマッテ光線が出てるのよね~」
塚原「ふふふっ。カマッテ光線ねぇ……」
主人公「(カ、カマッテ光線って何だよ!)」思わずつっこむ主人公。
森島「そ、そうなのよ……」
塚原「まあ、そういう事にしておくか……」
主人公「(いや!そこは突っ込んで下さいよ……)」
森島「な、なによ……」
塚原「で、そのカマッテ光線にやられたはるかは上手い具合に橘君をかまいたいと、そういう事よね?」
森島「ま、まあやられてはいないんだけどね」
塚原「……はるか」
森島「な、なに?」
塚原「……思いっきり行きなさい」
森島「ええ?ど、どういう事?」
主人公「(ええ?ど、どういう事ですか?)」
塚原「今度橘君に会ったら思いっきり……、しかも、大胆に甘えてみなよ」
森島「で、でも……私年上だし……」
主人公「(と、年上だなんて関係ないですよ!)」
塚原「それは大丈夫、女性に甘えられたくない男性なんて居ないわよ」確かに。
森島「そ、そうかなぁ……」
主人公「(そ、そうです!)」
塚原「今度会ったら、ごろにゃーんって思いっきり甘えてみれば?」
森島「ごろにゃーん……」
主人公「(ご、ごろにゃーん……。ごろにゃーんってどんなの!?)」
塚原「ええ。思いっきりね。中途半端は駄目よ」
森島「……本当に大丈夫?変な人だって思われないかな?」
主人公「(お、思わないですっ!)」
塚原「……大丈夫、安心していいわ。あ、上手くいったら私の分の掃除当番も宜しくね」
森島「うん!ありがとひびき!」
主人公「(……あ、ありがとうございます塚原先輩)」
森島「よーし!今度カマッテ光線出してたら思いっきり可愛がっちゃうんだから!もうっ、しょうがないなぁ!」
主人公「(お、思い切り可愛がっちゃう……。も、森島先輩が……多分僕の事……)」
塚原「いい?隙をみせている所を狙うのよ。特に背後から仕掛けるのが効果的ね」
森島「うんうん。なるほど」
主人公「(……思い切り)」
森島「いよし!やるわよ~」
塚原「期待してるわよ」
主人公「(……)」
森島「任せて!目に物を見せてあげるわ!」
森島先輩は塚原先輩にそう言うと去っていった。
……!?塚原先輩がこちらを窺うようにし、
塚原「ふふっ、楽しみね……」
そう呟いて去っていった。
……やっぱり塚原先輩は主人公に気付いていたみたいだ。
気付いた上で森島先輩にあんなアドバイスをしていた訳だ。
……しかし、次に森島先輩に会った時……。
いったいなにが起きるんだろう……。
物忘れが激しい森島先輩ってところがまた怖い。ああっ!もう……。
・昼 ハ 廊下―――。
ふと校庭を見るとやけに人が多い……。何だろう?
あぁ、創設祭の準備をしているのか。
クリスマスに向けて頑張っている生徒たち……。
今年のクリスマスはどう過ごすのだろうか……。
そう考えていると、
森島「ごろにゃーーーーん!」
(メタルギアソリッドで見た風景)
主人公「え!?ご、ごろにゃーん?」
森島「にゃんにゃん!」世にいう『萌え声』で言う。
主人公「え?も、森島先輩!?」
森島「何してるにゃん?」
主人公「な、何しているって先輩こそ何しているんですか?」
森島「ん?にゃんにゃん攻撃?」
主人公「(にゃ、にゃんにゃん攻撃って……。う、人だかりが出来てる……)」
森島「まいったか!にゃんにゃーん!」
主人公「ま、参りました……」
……。
やっと腕を解いてくれた森島先輩。
主人公が森島先輩に何故抱きついてきたのかを問うと、
森島「カマッテ光線が出てたと言うか……」
主人公「は、はあ……」
森島「橘君が校庭を見ながら微妙な顔付きをしてたから構いたくなっちゃって」
主人公「び、微妙……」
主人公の後姿を見ていたら抱きつきがいがありそうだったので、つい『にゃんにゃん攻撃』をしてみたと森島先輩は言った。
主人公「ま、まあにゃんにゃんは良いんですけど人前だとちょっと……」
森島「あ、そっか……」
「ごめんね……私は良くても橘君は恥ずかしいよね」悲しそうな顔をする。
主人公「い、いや……」
森島「橘君が隙だらけだったからつい……」
なるほど、塚原先輩のアドバイスをそのまま実行した訳だ。
森島「はぁ……」
主人公「い、いえ!僕はどちらかと言うと嬉しいからいいんですけど」
森島「ほんとに?」
主人公「はい。もう、これからもバンバンやっちゃって下さい」
森島「ふふっ、ありがと。……橘君優しいなぁ」
主人公「そ、そんな……」
……その後、森島先輩とクリスマスの話題で盛り上がった。
そろそろ、クリスマスがくるんだな……。
ゲージが一つ増えた。
・放 ハ 会話。Mid
1.エッチ → ヒット!
主人公「せ、先輩は勝負パンツってあります?」
森島「えっ?勝負パンツ?それって何と勝負するためのパンツなの?」
主人公「い、いや、それは……その……。理性とかですかね?」
森島「ふぅ~ん、理性ねぇ……」
険しい顔をし沈黙する森島先輩。
……すごく気まずくなった。
Mid→Lowに降下。
2.食べ物 → ヒット!
主人公「森島先輩の好きなケーキって何ですか?」
モンブランが好きらしい。
Low→Midに上昇。
3.エッチ → ヒット!
主人公「その、ちょっと変な話なんですけど……。む、胸がふくらんできた時って驚きませんでしたか?」
森島先輩は当時驚いたらしく、
森島「4年生くらいだったかな?これで私もウシさんみたいにミルク出せるようになるのかと……」おいおいおい!!
自然と森島先輩の胸に目を向け集中する主人公。
森島「お~い、どうしたの橘君?」
主人公「あ、いえ。ありがとうございました」
思わず感謝した主人公。まぁ、なんとなく感謝してしまうのは正直分かる。
Mid→Hiに上昇。
4.行動 → ヒット!
笑顔で盛り上げてみる事にした主人公、ニコッと笑う。
それを見た森島先輩は頬を赤らめつつ主人公の笑顔は可愛いと言ってくれた。
主人公「(よし!なかなかいい感じだ)」
よかったね。
5.おしゃれ → ヒット!
森島「その橘君は、どんな格好をした女の子が好きなの?」
何でもいいです!!と主人公が言うと参考にならないと森島先輩に返された。
ここで終わらせないのが主人公、
主人公「あ、だから……その……先輩ならきっと何でも似合うと思うので……」
森島先輩は頬を赤らめ照れる。やったぜ😏
評価:絢辻 詞 ・・・変化なし。
桜井 梨穂子 ・・・変化なし。
棚町 薫 ・・・変化なし。
中多 紗江 ・・・変化なし。
七咲 逢 ・・・変化なし。
森島 はるか ・・・ちょっと距離が縮まった。
オジサマ……っ!!
ちなみに僕はすき家の「ねぎ玉牛丼」が大好きです。
……どーでもいーいですよ。
・・・
次回もよろしくお願いしま~す。
それでは
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます