どうも、まどです。
いよいよ最終回!!これで「アマガミ プレイ日記」も終わり!!
というわけで、アマガミを最後までやったので日記をつけていきたいと思います。
桜井 梨穂子 ・・・リ
★40日目までの評価
・夜 明日はいよいよクリスマスデート!!
主人公は期待と不安に胸を膨らませる。
一方その頃、梨穂子は……。
またもや主人公から貰ったワニのぬいぐるみ「しゅないだー」に話しかけている梨穂子。
梨穂子も主人公と同じく期待と不安に胸を膨らませている様子。
★41日目
今日は梨穂子と「クリスマスデート」!!楽しみだ~!!
・ リ 時刻は午後0時30分。
デートの事を考えていたら眠れなくて結局徹夜してしまった主人公。
とりあえず1時間程仮眠を取ることに(集合時間は「午後5時」)。
気分よく眠る主人公。
主人公「……」
「むにゃ……梨穂子……」
「だめだって……そんな……」なにやってんだ!!
「……食べ過ぎだって……」ズコーっ!!
・・・
美也に起こされる(背景はもう夕方)。
なにっ!?時刻は午後5時05分!?ひゃ~遅刻だぁ~!!
主人公「マズい!すでに5分遅刻だ!」
美也「え?遅刻って……もしかして、デートだったりして?」
デートだったら何だって言うんだよと返すと、美也に本気で驚かれる。
誰とデートするのかを聞かれたので梨穂子だよと言うと、
美也「え?……な~んだ、りほちゃんか~」
「期待して損しちゃった……」おい。
集合時間を過ぎてしまったので美也に梨穂子から電話とか無かったかを聞くと、無いとの事。
急いで着替えて待ち合わせ場所に向かう主人公。
走っている途中、ふと思う。
梨穂子の性格的に待ち合わせ時間を5分も過ぎたら心配して電話してきそうだ、と。
遅刻ついでといっちゃあ何だが、梨穂子の家に寄ってみる事に。
・・・
梨穂子「ご、ごめんね?」
主人公「そう何度も謝らなくていいってば。こんなの、いつものことだろ?」なにを言うかお前。
「でも、さすがに寝てるとは思わなかったけどな……」
実は梨穂子も主人公と同じく、今日の事が楽しみでなかなか寝付けなかったらしい。似た者同士、いいですねぇ~。
梨穂子に同情し、
主人公「僕も同じ理由で寝坊しちゃったからね」
梨穂子「おそろいだ?あははっ」
・・・
街に着いた二人。
流石クリスマスイブのデートスポット。カップルでいっぱいだ!!
梨穂子に他の所に行かない?と提案される。
思いだす主人公。そういえば確か梨穂子は人混みとかが苦手だったよな、と。
主人公「あ~、うん。そうだな。……実は僕もこの人ごみの中を歩くのは嫌だなって、思ってたんだよ」さりげなく言う主人公。
梨穂子「そうなの?」
(間をおいて)「えへへ、ありがと」主人公のさりげない優しさに気付く梨穂子。
・・・
場所を変えてもどこも同じく人が多い。
主人公「どこに行っても人が多くて、歩くのさえ大変だなこりゃ……」
梨穂子「本当、ちょっと歩き回っただけなのに、なんだか疲れちゃったよ」
とりあえずその辺の喫茶店で休もうかと提案しようとすると、梨穂子がケーキを見つける。
見つけた途端に元気になる梨穂子。
砂糖細工も凄く、立派で美味しそうなケーキを見て、
主人公「うん……よし!」
梨穂子「ど、どうしたの?」
主人公「あのケーキ買おう!」
梨穂子「え?でも、高いよ!?」
折角のクリスマスだし立派なケーキを買って僕(主人公)の家でパーティーをしようと提案する主人公。
嬉しそうに驚く梨穂子。
主人公「あ、嫌なら無理にとは……」
梨穂子「イヤなわけないでしょ~っ!」本当に嬉しそうな顔をする。
パーティーをするなら他にも色々買っていかないとね!と梨穂子。
買い物途中で見かけた映画の広告。
梨穂子も興味津々だったので見に行くか?と提案したが、流石クリスマスイブ。カップル達で混んでいた。
お正月明けまでやってるみたいだし、今度でいいよと梨穂子に言われる。
主人公「じゃ、また今度だな」
「(梨穂子と一緒だと気負わずに過ごせるな。素のままの僕で……)」
「(なんて言うのか……それが嬉しい……)」それが一番。
と、梨穂子が何かを見つける。
梨穂子「ねえ、あれあれ!」
主人公「あ、サンタクロースだ」
梨穂子「サンタさん、シャンパン売ってる~。ねね、買って行こ!」
主人公「アルコールはダメだろ……」
梨穂子「ノンアルコールもあるみたい」
主人公「それならいいか。よし……」
……と、予算オーバーなのに気付く主人公。梨穂子がっかり……していると、
サンタ「幾ら足りないんだい?」
シャンパン売りのサンタさんからお似合いの二人に俺からのプレゼントだ、となんとシャンパンを貰った。粋だねぇ~。
その代わり、親御さんに宣伝してくれよ!とチラシを貰う。
梨穂子「……ちょっとサンタさんの事を信じたい気分だよね」
ふと思い出す主人公。
主人公「……そういえば、梨穂子は何でサンタを信じるのをやめちゃったんだ?」
そう聞くと、帰りながら話そうと言われる。
・・・
梨穂子「昔、お父さんが『サンタさんは色々な願い事をかなえてくれる』って教えてくれたの」
主人公「『プレゼントをくれる』じゃなくて?」
梨穂子「そうなの。だから子供の頃は『クリスマスはお父さんが早く帰ってくるように』なんてお願いして……」
そのお願いをした年には必ずお父さんが早く帰ってきてくれた事、そしてサンタさんから電話もかかってきた事(梨穂子のお父さんの上司がサンタとしてかけてくれたらしい)を話す梨穂子。
梨穂子「でも……」
「小5の時……クリスマスの一週間前に、友達の女の子と喧嘩しちゃって……」
主人公「梨穂子が喧嘩なんて珍しいな……。一体どうして?」
梨穂子「『サンタはプレゼントでしょ?願いをかなえるとかヘンだよ!』って言われちゃって……」
「私もムキになって……それで喧嘩になって……もう次の日には、喧嘩なんてするんじゃなかったって後悔してたけど」
「それで……その年のクリスマスにはサンタさんに『友達と仲直りさせて』ってお願いしたんだ」
「でも……年が明けても仲直りできなくて、『サンタさんのうそつき!』なんてお父さんに泣きついてね~」
「その時にお父さんにネタばらしをされて、それで信じるのやめちゃったんだ」
でも……と話の続きをしようとした梨穂子だったが凄いイルミネーションをしている家を発見し話がそれる。
・・・
家の前に到着する二人。結構遅い時間だった。
主人公「もしかすると、そろそろ美也も家でパーティーの準備してるかも……」
梨穂子「じゃ、みんなでパーティーだね」
主人公「う~ん……そうなるなぁ」
梨穂子「
えへへ、ちょっと残念だね」
・・・
家の中に入るが誰もいない。
留守電が光っていて、炬燵にもメモがあった。
……どうやら美也は両親と一緒に食事に行ったらしい。
梨穂子と二人でわいわいしながらパーティーの準備を始める。
帰宅後。
↓
準備終了後(後ろの植木鉢がクリスマスツリーになっている)。
……準備を終え、
主人公「メリークリスマス」
梨穂子「ふふふ、メリークリスマスっ」
主人公の掛け声から始まった二人だけのクリスマスパーティー。
主人公「こうやって……梨穂子とクリスマスを過ごすなんて……ちょっと前までは考えもしなかった」
梨穂子「うん……」
主人公「なんだか不思議な感じがする。側に居ても唯の幼馴染っていうか……特に意識してなかったのに」
「……今は、こんなにドキドキしてる」
梨穂子「私は……ずっとドキドキしてたよ。純一といる時は、いつも」
「……こんな風に男の子と女の子としてクリスマスを二人で過ごせるなんて、夢みたい」
主人公「そっか……」
梨穂子「えへへへ」
主人公「あはは……」
「じゃあ、乾杯」
梨穂子「かんぱ~い」
「あ、このシャンパン美味しい~」
梨穂子「どれどれ……本当だ」
シャンパンと言えば……と梨穂子が昔話をする。
昔主人公の家で飲んだシャンパンも美味しかった事、けどまさかのアルコール入りだったので主人公が酔ってすぐ寝てしまった事……。
更に二人で押し入れに隠れたりした(よくやったなと言う主人公に対して過去形じゃないでしょ~?と突っ込まれる)「思い出話」をする梨穂子。
梨穂子「えへへ、一緒に押入れに入ってドキドキしてたんだよ、私」
主人公「それは……」
「僕も……ドキドキしてた」
梨穂子「……そうだったんだぁ」
「あのね……」
主人公「ん?」
梨穂子「……」
「今も、ドキドキしてるよ?」
主人公「……り、梨穂子……」
「梨穂子……キス……いいかな……」
梨穂子「うん……いいよ……して……」
「ん……」
主人公「……」
梨穂子「……」
主人公「……梨穂子……その……」
梨穂子「大丈夫……今日は遅くなるってお母さんに言ってある……から」
主人公「……そっか」
梨穂子「……ん」
主人公「……」
梨穂子「……ねぇ……」
主人公「……ああ」
……互いの意思が重り合う……。
美也「ただいま~っ」ズコーっ!!
邪魔すなーっ!!
まさかの美也帰宅(両親は用事があるとの事で美也だけ帰宅)。
そして美也に二人ともすっごく顔が赤いと言われる。
……何とか誤魔化し事なきを得る。
その後、梨穂子と美也と主人公でパーティーをする事に。
ツイスターゲーム。
・・・
いい時間になってきたので梨穂子を送る事に。
二人で歩いていると梨穂子と初めてキスをした工事中の橋(高峰橋)の前に着く。
高峰橋の工事も長いよなと言うと、もうすぐ工事も終わるみたいだよと梨穂子に返される。
……と、梨穂子はあ!と何かに気付き、
梨穂子「ほら見て、あそこの家」
主人公「不審者!……じゃなくて作り物のサンタか」
梨穂子「凝った飾りつけだよね~」
「サンタさんかぁ……」
主人公「ん?」
梨穂子「実は……今でもサンタさんに毎年お願いしてるんだよ?」
主人公「え?サンタクロースの事もう信じてないって……」
梨穂子「それは『お父さんサンタ』の話」
「……さっきの話には続きがあってね」
主人公「さっきの話?」
梨穂子「『サンタさんのうそつき』って話の続き」
主人公「子供の頃、クリスマスの前に友達と喧嘩しちゃって……って話か」
梨穂子「その後なんだかギクシャクしちゃって、仲直りできなくて……」
「でも、どうしても仲直りしたかったから次の年のクリスマスにお願いしたの『仲直りさせて下さい』って」
「そしたら……」
主人公「え……ひょっとして」
梨穂子「その友達ね、次の日にウチに来たんだ」
「『クリスマスだから、サンタさんにお願いしてきたの。りほちゃんと仲直りさせてくださいって』」
主人公「二人とも、同じこと考えてたのか」
梨穂子「嬉しくて思わず泣いちゃった」
そして、今はその子とは別の学校だけどクリスマスにはお互いにカードを贈っている事やそれからまたサンタさんにお願いをするようになった事を話す梨穂子。
梨穂子「そんな風に願いのかなう特別な日が、1年の中で1日くらい、あってもいいんじゃないのかなって」
主人公「特別な日、か……」
梨穂子「うん。サンタさんがちょっとだけ、勇気をわけてくれる日」
主人公「夢見がちだなあ、梨穂子は」
梨穂子「夢見がちでもいいんです~っ」
主人公「はははっ」
梨穂子「ふふっ」
主人公「……」
梨穂子「……」
主人公「今年はどんな願いをかけたんだ?」
梨穂子「……うん」
「中1の頃からずーっと同じ、サンタさんへのお願い……」
「最近……ひょっとしたらかなうかな?なんて思ってるんだ」
主人公「願いが……かなう?」
梨穂子「……うん」
「あのね……」
(梨穂子が近づく)「あのね……私……ずっと前から好きな人がいて……」
主人公「……梨穂子」
梨穂子「いつもそばにいてくれて……やさしくて……」
「私の事、からかったりして……それはちょっと腹が立つんだけど」
「でもそんなのも楽しくて……」
主人公「(それって……ひょっとして……)」
梨穂子「ずーっとこのままでも、なんて考えてた」
「もしも……『そうじゃなかったら』って考えると、いつも言葉に出来なくて……」
主人公「(それは……僕だってそうだ……)」
「(もしも断られたら……今までみたいな幼馴染の関係じゃいられない)」
梨穂子「その人と一緒にいられない……そう考えると怖くなって」
主人公「(梨穂子……梨穂子も僕と同じ想いで……)」
「(……僕はずっと先延ばしにしてきた)」
「(だけど、梨穂子は……)」
梨穂子「その……私の好きな人の名前は……」
主人公「……ちょっと待ってくれ、梨穂子」
梨穂子「……え?」
主人公「(その先は、僕から言わないと……僕から……伝えなくちゃ!)」
「……これ以上梨穂子に甘えるわけにはいかないよ」
梨穂子「え……」
「それって……」
主人公「うん……」
梨穂子「私じゃ……ダメってこと?」
主人公「ち、違うよ!何でそうなるんだ」
梨穂子「え?」
主人公「あははっ……」
「……梨穂子には、お礼を言わなきゃな」
「いつも僕のそばに居てくれて……僕を明るく照らしてくれる」
「梨穂子の明るさには、いつも助けられてる 梨穂子がいなかったら、多分、僕は……」
梨穂子「ううん」
「私は、純一がいなきゃダメだから……」
主人公「それは、僕のセリフだよ」
「僕こそ、梨穂子がいなきゃダメなんだ」
「長いこと側に居すぎたせいか……わからなくなっていたけど」
「やっと、気付くことが出来た」
梨穂子「純一」
主人公「ずっとはぐらかしていたけど……」
「きちんと言葉にしておきたいんだ」
「
梨穂子……僕は梨穂子の事が好きだ」
梨穂子「……ほんと?」
主人公「
本当だ、大好きだ!」
梨穂子「……ドッキリとかじゃなくて?」
主人公「はははっ」
梨穂子「な、何で笑うの~」
主人公「梨穂子……まったくもう……」
梨穂子「だって、こんなの夢みたいだから……」
主人公「何度でも言うさ。梨穂子、好きだ」
梨穂子「
うん……私も大好き……。本当に、大好きだよ……純一」
主人公「梨穂子……」
そして……
主人公「梨穂子……」
梨穂子「ん……」
主人公「メリークリスマス、梨穂子」
梨穂子「
メリークリスマス純一……。えへへ……サンタさんへのお願い……かなっちゃった」
「
純一、ありがとう……大好き!」
~エンディング~
・・・
~エピローグ~
(梨穂子が語り部)
季節は、もうすぐ春。
毎年、毎年、あまり代わり映えのしない春。
でも、ちょっとくらいは変わったところもあるんです。
恋人同士になって…...二人で同じ大学に入学して……他には……え~と……。
……あ! そうそう、工事中だった橋がきれいに修繕されました!……関係ない?……う~ん。
そして、それから……。
梨穂子「おそいよ~、も~っ」
「え?買い物して来たって……」
「買い物に行くための待ち合わせでしょ~?2限目は必修なのに居ないし……どこに寄ってたの~、もう」
「そりゃ、大学の購買部のシュークリームは大好きだけど……」
「いいから食べろっていうの?後じゃ駄目?よくわかんないよも~」
「ほんとに……すぐに甘いものでごまかすんだから……?ん?何これ」
「これって……ええっ!?いいの?本当に……私……」
「ううん!すごく嬉しいよ!」
変わらない事、変わっていくこと……。
色々変わっても、それでも、私たちはずっと一緒。
えへへっ、頼りにしてますよっ。
―――――物語はこれで終わり。
だけど、純一と梨穂子の相思相愛の仲は続いていくだろう……
ずっと、ずーっと……