よつばさがし

日々の生活日記

秋の夜長

2009-10-21 18:15:35 | Weblog
夕暮れが早くなり、秋の夜が長く感じられる。


こんな夜は映画を観るのもいいかもと・・・
イタリア映画(道):1954を出してみましたが
55年も前に作られたのに、全然色あせしていないことに驚いた。


私がこの映画に出会ったのは、中学生の頃だったろうか?
映画館で最初に観た映画が(風と共に去りぬ)だから
たぶんその後だったような気がする。
あの頃は洋画が大好きな、ちょっとおませな子だった。



何かしたいとかいう目的や希望ももたずに、日々なんとなく過ごしていたから
この映画のテ-マなど当然理解することなどできなっかった。
暗く悲しい映画としか感じなかったような気がする。

その後、何回も観ているのですが
夜の海辺で男が泣くシ-ンには、おおきな衝撃を受けたのか
映画(道)といえば、この最後のシ-ンが必ず浮かんでくるようになった。




今回印象に残った場面は・・・
ザンバノが(家に帰るか?)と聞くと
(あんたといると家みたい)とジェルソミ-ナが答えた時でしたね。
ジェルソミ-ナのいじらしさに胸が熱くなりました。
>>>このとき
ザンバノも自分の心に気がついていたら・・・
その後の不幸な出来事は起きなかったかもしれない!!
などと勝手なストリ-を思い浮かべてたりしてみる。


そして・・・確かに


ふたりの間には(愛)があったのではと感じたシ-ンでした。


映画全般に流れる音楽をジェルソミ-ナがトランペットで吹く場面が
せつなく・悲しく・美しくて泣けました。


秋の夜長、好きな映画を楽しむのもなかなか良いものですね。







庭の吾亦紅が咲きはじめました。

花言葉:もの思い  愛慕

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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
吾亦紅 (せっちゃん)
2009-10-22 13:52:19
秋の夜長は、色々考えさせられますね…

DVDを借りて見ようと思っても、疲れて最後しか見れないのですよ…笑

思い出深い映画は私にも色々ありますが、学生時代に授業をエスケープして、見た「ある愛の詩」などが思い出されますよ・・・

『吾亦紅』…杉本眞人の歌を思い出します。
私も親不孝した方ですから…
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哀愁 ()
2009-10-22 14:32:56
「道」みましたよ。
あの哀愁あふれるメロディがいいですね。
ジェルソミ-ナと粗野な男(アンソニークイーン)の旅があわれです。

よつばさがしさんの印象に残ったシーンはおぼえていませんが、
イタリヤ映画の傑作でしたね。
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Unknown (kazutyan)
2009-10-22 17:33:43
「道」私も観ました、今では遠い青春真っ只中の頃でした。人間の孤独の悲しさ切なさに泣かされた記憶が今も鮮明に思い出されます。
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われもこう (よつばさがし)
2009-10-22 19:54:01
この花を見ると私も杉本真人の歌詞が
思い出されジ-ンときます。

生意気なことばかり言っていた自分が
悔やまれます。


親のことなど 気遣う暇に
後で恥じない  自分を生きろ


いい歌ですね~



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映画(道) (よつばさがし)
2009-10-22 20:06:25
春さんへ


時折、思い出しては観たくなる映画です。

ジェルソミ-ナ・・・
声に出してみるととても心地よい響きですが
イタリア語で花のジャスミンの意味で
純粋さの象徴なんだそうです。

今回、アンソニ-・クインがなかなか魅力的な顔をしていることを新発見しました。
>>>素敵な目をしてますよ>>>


音楽も哀愁たっぷりで胸が締め付けられそうになります。

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 (よつばさがし)
2009-10-22 20:20:51
kazutyanさんへ


おもいっきり泣きたくなり
古い映画を引っ張り出してみましたが
感動をいっぱいもらいました。
良い映画は不滅です!!

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