空模様

わがまま老女の視野狭窄ときどき日記

ツツジの植えかえ

2009-10-31 22:50:32 | 日記
午前中の40日祭があって、午後から自由時間が出来た。
丁度、お向かいさんへ、我が家へ来てくれた造園屋さんが選定に来てた。
私も早くやろうと思っていた追肥もしなくちゃならないし、
先だってキンシバイを植えるために抜いたツツジを、裏側の庭に植える為の作業がある。

数えれば20本近くあるツツジ  体力仕事だ。
盛土をして、あれこれ草を植えた部分は簡単に掘れるから良いのだけど、
畑側はまるで土が無い。て言うか真砂土が表面に出ていて、すでに固くしまっている。

3年前にバラを植える時、ものすごく苦労して掘った記憶があるけれど
そのまんまの土だった。

10数本はどうにか植えたけれど、どうしても掘りきれない場所は植えられない。
親方が教えてくれたのは、根が広げられるためには少し広く掘る必要があるから
少し表面を掘りそこに水を入れてしばらくすると、柔らかくなる。
それを掘りまた水を入れ掘る。こ繰返しをすればかなり広く掘れるので
そこに堆肥を入れて植え、新しい土を盛土する。上から油カスを巻けば良いとか。
それまでしばらくかかるので、置いてあるツツジの根っこが枯れないように毎日水やりをしておく。

この段取りでやりなさいと、親方、まるで先生(笑)

でも真面目にそれをやりこなす私ってスゴイ(^-^)」
お向かいの奥さんが私を見て「庭師志願出来るわね」と冷やかしてくれた。

お陰様で作業は順調~~~

とか言っても、まだやり残したことは山ほどある。
裏庭に肥料を撒いてやっていないし、チューリップをプランターへ植えるのもまだだ。
そして億の畑前に雑草とかを堆肥にすべく積み上げたものを崩して、旧畑へ撒かねばならない。
最近気がついたのだが、堆肥場所に、無数のキノコ(たぶん食べられない)が沢山出て来ているから、
かなり肥えた堆肥が下の方は出来ているのだろう。
旧畑は、まずは肥えた土を作らねば何も出来ないから。

もうじき、落ち葉の季節で我が家の周りは黄色い落ち葉で埋め尽くされる。
それまでに終わっておかないといけない作業が山ほどあるのだし。

あ~~~今日、やってて良かった庭仕事。
明日は余分に使いすぎて足らなくなったプランター用の土と肥料を買いに行かなくちゃ。

4時過ぎに事務所へ行くれど、身体がそろそろガタガタになってきているのを感じる。
今夜はダウン早そう。

思いがけない逢瀬

2009-10-31 21:51:10 | 日記
仕事で出かけた帰りに、数年もご無沙汰しているサンパツの友人の店に行った。
4年前ひどい台風があって被害にあい店舗を移転していたのだ。
今日、自宅の一階を改装した店舗だとかで、やっと探し当て見つけた。

友人ももその奥さんもお元気そうで久しぶりの対面で喜び合った。
これだけ会って無かったら、姿形もお互いに変わる。
サンパツなんてすっかり頭の方が涼しく、まるで不精なお坊さんの頭風になってしまってて友人が冷やかす。

その友人だって、仲間同士の中では若いと自負してたはずが白髪・・・(笑)

会話の中で、お互いの飼っていた犬の話になり思い出す。
このお宅にはサンパツんちから貰われて行った犬がいた。

その子の名前はエリザベス、やんちゃで愛くるしい性格の子で、お婆ちゃんのジュリーの毛波そっくりだった。
ゴールデンレトリバーだ。
我が家の亡き愛犬ジーンはエリザベスの母親ランと兄妹だった。
この子たちの名前は全部私が名付けたので、今でも記憶に残る子供たちは性格までよく覚えている。

エリザベスが今年で10歳だ。うちのジーンは12歳で老衰で死んだのだ。
そのあとは、妹のうちのレン、それがらメグ、バロンと天寿を全うした。
他の家に貰われた子供達も亡くなったと聞いている。
だから、後残っている子たちはサンパツんちに最後の子の
チビ(この子が生まれた時は関与しなかったので名前が(汗)と、
ここのエリザベスだけになってしまっている。

エリザベスは去年、脾臓の癌で危篤になり手術でやっと回復したのもつかの間
半年後には子宮癌でまたもや手術。
けれど今ではすっかり元気になったと話してくださる奥さん。
我が家のジーンの最後の姿を知りたがり、葬儀をしてやッた時の話、
いかに自分ちの犬が素晴らしかったかの話しばかりで盛り上がり
やがて、エリザベスのご対面する。

スリムな顔と優しい目、毛並みはお婆ちゃんのジュリーの面影ばっちりでなんて可愛い。懐かしい。
普段は店舗の方へ出るのは叱られるので出てこないのだけど、ご主人のお誘いに恐る恐る出て来て
やがて人なつっこく顔をすりよせてくれた。
終いには抱っこしてと立ち上がりすがりかぶさって来る。
身体全体で「嬉しい」を表現する。
女の子らしくしなやかで、27キロの保たれた身体は美しい。
病み上がりで二階の階段をあがったり下りたりは出来なくなったお婆ちゃんだと言う。
今では友人が寝る時は階下でベスと寝てやっているのだとか。
子供たちは二階でベスと遊びたいらしくてしきりに上へあげてくれとせがむと。
そんな話を聞きながらも、可愛くて可愛くて、十数年前からの犬たちの思い出があふれてきた。
もう人間たちの間に起きた数年間なんて目じゃなかった(笑)

サンパツももうメロメロで、こんなにも我が家から貰われて行った子供が愛されているのを目の当たりにして嬉しさが隠せない。
その愛らしさに目がうるみそう。

帰り道、車の中で話すのはゴールデンレトリバーの話ばかりで、今お互いが飼っている犬を
心の底から愛せない辛さも語れる。
私は最後まで我が家のチビ犬を見てやらなければならないと思うし、
サンパツはどう考えても都会のマンション暮らしではゴールデンは飼えないことを悔しがる。
ゴールデンの散歩でコンクリートの道を歩かせるのは可哀そうだと。
やがて田舎に落ち着いた時でなければ飼えないなとつぶやく。
今相方のお気に入りのワンコが鼻につくと、
どんなに毎日見ていても、愛情がわかないと嘆く。

けど、縁をもった以上は飼い続けてやらなければね。

今日の逢瀬は友とではなくて、飼い犬の縁繋がりの逢瀬だった。

何故か心が安らぎ、嬉しかった。幸せな一日になった。
ありがとう。





アップルパイ

2009-10-29 22:42:24 | 日記


ピンクの箱はたばこ。
息子が津和野に行き、帰りにリンゴ狩りに立ち寄ってのお土産です。
なんでまたこんなにでっかいアップルパイ!
驚きでしたけど、中にはリンゴが山盛り重ねてあって食い千切ろうとすると
横からリンゴがこぼれてくる。

いくらリンゴ農園が作ったってネ(笑)
デカ過ぎて一個食べてお腹一杯。
夕飯食べるのに2時間待ったのは本当です(^^;

これを見て頂くとよくわかりますが、山口県阿武郡阿東町徳佐ですコレ
ここはリンゴ狩りで有名なところ(山口県近隣では)

ところがこれがですね。
息子が言うには、彼が若かりし頃アルバイトで数年間、野菜市場のせり場通いをしてた時

何故か我が家の大絶賛果物「リンゴ」が徳佐から出て来ていない。
このせり市場に。
不思議でたまらなかったとか。だってわざわざ青森りんごは沢山あるのに。
ここは山口なのに何でだ? 


ところが本日、その徳佐へリンゴ狩りして初めて判った。
徳佐にはリンゴ農園が25軒ある。
息子が行った農園は1000本のリンゴの木があった。
その木に20個のリンゴがなるとしよう。
25、000本×20個  500、000個

今の季節は「ふじ」リンゴ
これを食べた。
それが最高にうまくて、これが本当のリンゴのうまさだと感動したという。
ちゃんと酸味を残したまま甘味が溢れる、噛みごたえもあって水分が溢れる。
コレがリンゴだ!

こんなに美味しいリンゴが市場に出ないという事は、こうやってリンゴ狩りに来た人が
全員購入してしまうからだと気がついた。

(のだそうだ、息子(笑))



確かに徳佐のリンゴ狩りは有名で、私も若いころ、彼氏と彼氏の友人たちとよく行っていた。
籠いっぱい持ち帰っていたし、その場でも沢山食べていた。
子供達や両親とも来ていたわね。

会社から帰宅したばかりの私に延々と上記のとおりに興奮気味に話す息子。
今が旬だから孫連れて行ったら?とお勧め(^^)

それにお土産でゾウ並みのサイズアップルパイ食べればその気になるわね。

ちなみに息子は勤務先であるスイミングクラブの会員さん達
(ほとんどオバちゃんオバアチャンらしいが)を連れて秋季バス旅行を企画したのです。
決して若い彼女を連れてたのでは無いところが 悲しい。