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ChatGPTの『古事記』『日本書紀』英訳

ChatGPTの『日本書紀』英訳 神代上 4 ≪追加情報≫

『日本書紀』神代上 4 ≪追加情報≫ 

この漢字原文をじっと眺めて、いくつか現代語訳を読むと何か違うなと思う。ChatGPTの訳も何だかよく分らない。Bard(Googleの生成AI)に訊くと下記のような英訳とその和訳を探してくれた。改めて漢字原文を眺めると確かにこういうことを言っているだろうと思える。天才的研究者出るとか、またはAIが格段に進歩するとこの内容の謎が解ける時が来るかもしれない。

次有神、埿土煑尊埿土、此云于毗尼・沙土煑尊。沙土、此云須毗尼。亦曰埿土根尊・沙土根尊。次有神、大戸之道尊一云、大戸之邊・大苫邊尊。亦曰大戸摩彥尊・大戸摩姬尊。亦曰大富道尊・大富邊尊。次有神、面足尊・惶根尊。亦曰吾屋惶根尊、亦曰忌橿城尊、亦曰靑橿城根尊、亦曰吾屋橿城尊。次有神、伊弉諾尊・伊弉冉尊。
〔神代 4〕

≪英訳≫

The next god is a deity who brings earth to bring forth earth to bring forth earth to bring forth Vishnu and sand to bring forth earth to bring forth earth. The word "sand" means "suvini. It is also known as the earth slaughter and the sand slaughter. The next god, Otomono no Michizune, is Otomonobe and Otomakabe. It is also called Otomoyan-son and Otomohime-son. It is also called Otomidoson and Otomabe-son. The next god is Mentoshi-son and Kane-son. It is also called Goya Kashigane-son, Kashigaru-son, Green Kashigaru-son, and Goya Kashigaru-son. The next god is Izanagi and Izanarimasu.

≪この英文の和訳≫

次の神は、土を生み出し、砂を生み出す神である。 "砂"は"すビニ"を意味する。また、土殺し、砂殺しとも呼ばれる。
次の神、男弟連根子は、男弟連部、男弟連家である。また、男弟連子、男弟連姫子とも呼ばれる。また、男弟連道孫、男弟連部孫とも呼ばれる。
次の神は、面足尊、金尊である。また、五穀加志金子、加志軽海金子、緑加志軽海金子、五穀加志軽海金子とも呼ばれる。
次の神は、伊邪那岐命、伊邪那美命である。

ふりがな

次の神は、つちをうみだして、すなをうみだすかみである。 "すな"は"すびに"を意味する。また、つちごろし、すなごろしともよばれる。

次の神、おととりのねんごは、おととりのべ、おととりのいえである。また、おととりのこ、おととりのひめこともよばれる。また、おととりのみちのこ、おととりのべのこともよばれる。

次の神は、めんぞくそん、きんのそんである。また、ごこくかしきんこ、かしかるこ、みどりかしかるこ、ごこくかしかることもよばれる。

次の神は、いざなぎのみこと、いざなみのみことである。

*Bardの解説 ❗️

やや意訳の部分もありますが、上記のように和訳できます。

なお、この英訳は、ウィリアム・ジョージ・アストン(William George Aston)による『日本書紀』の英訳(1896年)に基づいています。アストン訳は、最も古い『日本書紀』の英訳であり、現在でも権威のある訳本とされています。

しかし、アストン訳は、現代の日本語訳と比べると、やや古めかしい表現が使われている箇所もあります。また、アストン訳は、原文の逐語訳ではなく、意訳の要素も含まれています。したがって、アストン訳を和訳する場合には、原文を確認しながら、現代の日本語に合った表現で訳すことが大切です。

令和5年10月8日(日) 2023

*それにしてもBardの進化はすごい。3ヵ月ほど前には「私は勉強中で、そういうことは答えられません」と突っぱねられていた。しかも、今回お礼を言うと、「いいえ、私の方こそ『日本書紀』の訳を初めて勉強させてもらいました。ありがとうございました」と応えたのには驚いた。

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