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ChatGPTの『古事記』『日本書紀』英訳

ChatGPTの『日本書紀』英訳 推古天皇 26

『日本書紀』推古天皇 26

十二月庚寅朔、天有赤氣、長一丈餘、形似雉尾。是歲、皇太子・嶋大臣共議之、錄天皇記及國記、臣連伴造國造百八十部幷公民等本記。

廿九年春二月己丑朔癸巳、半夜、厩戸豐聰耳皇子命薨于斑鳩宮。是時、諸王諸臣及天下百姓、悉長老、如失愛兒而鹽酢之味在口不嘗、少幼、如亡慈父母以哭泣之聲滿於行路。乃耕夫止耜、舂女不杵、皆曰「日月失輝、天地既崩。自今以後、誰恃哉。」

≪英訳≫

December 1st
A red omen appeared in the sky, stretching over ten feet in length and resembling the tail of a pheasant. That same year, the Crown Prince (Shōtoku Taishi) and Minister Umako (蘇我馬子大臣) consulted together and recorded the Emperor’s Chronicles (天皇記), the National Records (国記), and the genealogies of various clans, including the Omi (臣), Muraji (連), Tomo no Miyatsuko (伴造), Kuni no Miyatsuko (国造), and the histories of 180 subordinate groups and public citizens.

Year 29, Spring, February 5th
In the middle of the night, Crown Prince (聖徳太子) passed away at Ikaruga Palace (斑鳩宮). At that time, the princes, ministers, and all the people of the land, both old and young, were overcome with grief.

The elderly mourned as if they had lost a beloved child, unable to taste even the salt or vinegar on their tongues. The young wept and wailed as though they had lost their dear parents, filling the streets with the sound of their cries.

Farmers abandoned their plows, and women ceased the sound of their pestles. All said, “The sun and moon have lost their light, and heaven and earth have crumbled. From now on, who can we rely on?”

≪この英文の和訳≫

十二月一日
この日、天に赤いしるしが現れた。その長さは一丈(約三メートル)を超え、その形は雉(きじ)の尾に似ていた。この年、皇太子(聖徳太子)と馬子大臣(蘇我馬子)が相談の上、天皇陛下の記録である『天皇記』および国家の記録である『国記』を編纂した。また、臣(おみ)、連(むらじ)、伴造(とものみやつこ)、国造(くにのみやつこ)といった諸氏族や、百八十部族ならびに公民の本記も記録した。

二十九年春二月五日
この日、夜半に皇太子(聖徳太子)は斑鳩宮(いかるがのみや)において薨去された。このとき、諸王、諸臣、さらには天下の人民がことごとく悲しみに沈んだ。

年老いた者たちは、まるで最愛の子供を失ったかのごとく悲嘆し、塩や酢の味さえも感じられなくなった。若者たちは、あたかも両親を亡くしたかのように号泣し、その泣き声は行路(巷 ちまた)に満ちた。

農夫たちは耕す手を止め、稲をつく女たちは杵(きね)を休めた。そして皆が口々にこう言った。「太陽も月も輝きを失い、天地が崩壊したかのようである。これから先、誰を頼りに生きていけばよいのだろう」と。

令和7年1月15日(水) 2025

十二月一日、天に赤色の気しるしが現れた。長さは一丈あまりで、形は雉の尾のようであった。この年、皇太子(聖徳太子)と馬子大臣が相議って、天皇記および国記、臣、連、伴造、国造など、その他多くの部民、公民らの本記を記録した。

二十九年春二月五日、夜半、聖徳太子しょうとくたいしは斑鳩宫いかるがのみやに薨去された。このとき、諸王、諸臣および天下の人民は、老いた者は愛児を失ったように悲しみ、塩や酢の味さえも分らぬ程であった。若き者は慈父慈母を失ったように、泣き叫ぶ声は巷に溢れた。農夫は耕すことも休み、稲つく女は杵音きねおともさせなかった。皆が言った。「日も月も光を失い、天地も崩れたようなものだ。これから誰を頼みにしたらよいのだろう」


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