2/5(水)~2/16(日)に神戸・元町にあるGellery Vieで行われていた、福田利之さんの絵本『あのこはね』の原画展に行って来ました。
福田利之さんは1967年大阪生まれのイラストレーター。本当に様々なお仕事をされていますが、最近ですと、本屋大賞も受賞した町田そのこさんの『52ヘルツのくじらたち』やノーベル賞作家のカズオ・イシグロ氏の『クララとお日さま』の装画が有名かもしれません。
自分が福田さんを知ったきっかけはスピッツのジャケットでした。
福田さんはシングル「魔法のコトバ」(2006年)、「ルキンフォー」、「群青」、アルバム「さざなみCD」(2007年)のジャケットを手がけられています。
(自分、「さざなみCD」が、収録シングル曲含めて大好きなんですよね~)
あとマニアックかもしれないですが、丸善・ジュンク堂で発行されていたフリーペーパー『honto』の星占いコーナーの12星座のイラストが可愛くて大好きでした。
そんなこんなで、原画展へ行って来ました。

去年出た絵本『あのこはね』を図書館で借りて、しっかり予習済み。
(買ってなくてスミマセン…😅)
元町といえば南京町。

Gellery Vieも南京町の近くにあります。


福田さんご本人が在廊されていた日もあったのですが、スケジュールが合わず、ご本人にはお会いできませんでした😅
原画は絵本以上に、"絵本の中の1ページ"というより"1つの作品"という感じでした。
あと絵本と原画で違っている箇所もあり、面白かった…というより困惑(笑)
1番困惑したのが、主人公の女の子が小さい頃は意思を持ち生きているようだった、くまのぬいぐるみが、女の子が少し成長すると、ただのぬいぐるみになっている…という絵が絵本の中に出てくるんです。ぬいぐるみで、女の子の成長(女の子が見ている世界の変化)が表現されているのですが、原画だと逆になっているんですよね…
女の子が小さい頃→ただのぬいぐるみ
成長後→意思を持っている、ぬいぐるみ
どういうことだ??😅
福田さんが、その場にいたら、訊きたかったですね~