今回は記事の和訳です。
マイケル・ジョーダン, ウィルト・チェンバレン, レブロン・ジェームズなどが,キャリア通算30,000点に辿りつくのにかかった試合数は?
NBAで30,000得点を超えることは7回しか成し遂げられていないことである。そのことは,リーグの歴代トップ選手たちがその位置につくためにどれだけ一貫して我慢強くあらねばいけないのかを十分に伝えている。
これまでダーク・ノビツキー, コービー・ブライアント, レブロン・ジェームズ, カール・マローン, カリーム・アブドゥル・ジャバー, マイケル・ジョーダン, そしてウィルト・チェンバレンが30,000得点以上を記録してきた。言うまでもなく, それが彼らを歴代最高の選手たちの1人としての地位を不動のものにしたのだ。
しかしまた, どんなことにも「レベル」というものはあり, 彼らの場合にも例外ではない。だから今日は, 彼らが素晴らしい節目を迎えるのにどれだけの試合数必要だったのかを知ってほしいのだ。
ダーク・ノビツキー:1,377試合
もし誰かがダラス・マーベリックスに「ダーク・ノビツキーは史上最高のシューティングビッグマンになるだろう」と言ったら, マーベリックスの幹部や最も楽観的なファンでさえ, その話を信じなかっただろう。今日まで早送りしてみると, 私たちは彼をシュートで相手を打ちのめすことができるNBAの歴史上最も革命的なパワーフォワードとみなしている。
ノビツキーの代表的な片足フェイドアウェイ・ジャンプショットはNBAの歴史で最も象徴的なシュートである。彼は自らのシューティングスキルで, リーグのビッグマンたちに新たな道を切り開いたのだ。彼はキャリアを通して効率性という言葉が似合う男である。
コービー・ブライアント:1,180試合
コービー・ブライアントは最も才能あるスコアラーの1人であり, 彼に並ぶものはいない。彼はベンチメンバーとしてバスケキャリアが始まった少しばかり遅咲きの選手であり, それが30,000点を超えることをより難しくしていた。
しかし, たとえ怪我によって彼のキャリアが終わりを迎えようとしていたとしても, コービーは33,463得点(歴代4位)を記録し,全盛期にはリーグで最もアンストッパブルな選手として有名になったのだ。
カール・マローン:1,152試合
1人の個人としてのカール・マーロンについては何でも言ってもいいが, 彼が NBAキャリアで成し遂げたことを見逃すことは出来ない。私たちは, おそらく最も一貫して点を取り続けた, 評価されるにふさわしい支配的な選手について話しているのだ。
今日まで, カール・マローンはNBA歴代2位となる36,928点を記録し, これから先長い間, 彼がトップ3から外れることはなさそうだ。それは彼がキャリアを通してどれほど頑丈であり一貫していたかを語ることになっている。
レブロン・ジェームズ:1,107試合
私は未だに, どうして人々はレブロンが純粋なシューターではないからという理由だけで彼のことをスコアラーだとみなさないのかが理解できない。私たちは, キャリア平均27.1得点を記録し1試合平均20得点未満を記録したことがない男について話しているのだ。
レブロン・ジェームズは決してスコアリングだけに集中することはないがゆえに, 彼が何でもできる選手でありオフェンスに特化していないとみなされる理由なのかもしれない。それにもかかわらず, 彼は今から4年後に引退したときには, 確実にNBAの通算得点記録保持者であるといえる。
カリーム・アブドゥル・ジャバー:1,101試合
カリーム・アブドゥル・ジャバーの名前が, GOAT(Greatest Of All Timeの頭文字:史上最高)であることを裏付けるあらゆるスタッツや賞を持っているのに,GOATを決める会話に持ち込まれないのは私にとっておなしなことである。今日の時点で、NBAの歴史の中で彼(38,387点)より多く得点した選手は誰もおらず, それは言うまでもない。
カリームはバスケットボールの歴史の中で最も特筆すべき選手ではなかったかもしれないが、彼は正真正銘の勝者であり, まさしく2つの側面を持った支配的なプレーヤーであった。彼は効率的で, 耐久性があり, 一貫性があり, そして何があっても仕事を成し遂げる選手だったのだ。
マイケル・ジョーダン:960試合
さて, あなたはマイケル・ジョーダンについてまだ何か知らないことはあるのだろうか。彼は史上最高のスコアラーであり, 早くに引退していなければ, リーグの最多得点記録保持者になっていただろう。実際, 彼はNBA史上最高の1試合平均30.1点を記録している。 マイケル・ジョーダンは10年連続で得点王となった。さらに印象的なことに, 彼は試合で多くのスリーポイントショットを打つ必要がなかったのだ。彼は史上最高であり、並ぶものはいない。
ウィルト・チェンバレン:946試合
得点に関して言えば, ウィルト・チェンバレンほど多くの記録を持っている人はいない。実際のところ, 彼はNBAの歴史上で1試合100点を記録した唯一の選手である。これは, 現在のリーグの監督が選手を扱っている方法を考えると, すぐに破られるとは考えづらい記録である。
このようなパフォーマンスのおかげで, ウィルト・チェンバレンはわずかキャリア946試合で30,000点以上を記録できたのである。彼は31,419点を記録して引退し(歴代7位), キャリアを通してあまり優勝を経験できなかったとしても, 彼がどれほど支配的であったかは否定できない。
記事にもある通り, NBAでキャリア通算30,000得点を記録したのはたった7人しかいません。
30,000という数字は, 死に物狂いで努力を重ねてやっとNBAに辿りついても, あっさりと契約を切られたり怪我でパフォーマンスレベルが落ちてしまいNBAから見放される選手が数え切れないほどいるなかで, 長い間NBAに身を置くことができ, 自分の才能の全てを捧げた「選ばれし者」だけが獲得できる称号であるといえるのです。
それでは失礼します。
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