あおぞらのもと、原っぱをゆこう。2

そらうたうたい 石綿 芳美 のブログ

ふうちゃんの運動会 其の四

2015-09-19 21:56:21 | 日記
ママの手作りのお弁当を抱えながら泣き、
泣きすぎてもう食べられないとお弁当を置いて泣き、

お昼のじかんが終わるころついにふうちゃんは

「もう戻りたくない、やりたくない~、行きたくない~。」
と泣きはじめました。

そう思うなら、ほんとうは、
それでいいんじゃないかな。

青空の下、ふうちゃんのほんとうのきもちはどんどんあふれます。

ふうちゃん、じぶんもしっかりできるようになりたい!というきもちもあるだろうけど、

なにより観にくる家族のために、みんなのために、がんばってたんですよね。

がんばらなくちゃ。
できるようにならなくちゃ。
みんなに合わせなくちゃ。

そういうことが少なからず
幼稚園からはじまるんだなと、
思うんですけれど、

がんばらなくても、できなくても、合わなくても、ふうちゃんは魅力的です。

あたまの回転がはやく家族全員のことを考えていて、すきなことに夢中になり、笑うことが大好きです。

わたしとはよく笑いごっこをします。
ただお互い大声で笑いあい続けるの(笑)

こどもたちみんな、いやおとなたちもですけれど、
ひとはそれぞれにそれぞれの魅力があり、
すきなこと、備わってるものを持っているんですよね。


もし、この世界がネイティヴな世界で、お金や会社の無い社会で、
それでも、否それ故
自然と共存することで衣食住に一切ことかかない世界だったら、

ふうちゃんのそういう根っこの本来の部分だけで十分なのにな。と思うんだよね。


そして実はそれこそが新しい未来なんじゃないかと、わたしは思ってる。
ふうちゃんはじめ、
今の子どもたちは、

その実現のために生まれてきてる先駆けなんじゃないかと。

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