気になるコード・・・dim(ディミニッシュ)
次に登場するのは、dimと表記されて、(ディミニッシュ)です。本名はdiminishで、意味は、減らすとか少なくするです。これも3和音です。
個人的にはイメージとして、押さえにくいコードと言うのが印象にあります。これも使用頻度の問題もありますね。
簡潔に言うと、「ルート、短3度、減5度で構成されているコード」と言うことになりますが、これだけではプンチンカンプン、チンプンカンプンです。補足が必要ですね。
dimコードは、暗い響きのマイナーコードの仲間になります。マイナーコードは、1度・♭3度(マイナーサード)・5度の構成音ですが、ディミニッシュは減らすということを意味し5度を半音下げて、1度・♭3度・♭5度という構成音になっています。
すなわち、マイナーコードは3度、dim(ディミニッシュコード)は5度にかかわっていると憶えると良いでしょう。
dimは長調、短調どちらにも属しません。
dimは各音程がすべて1.5音間隔になり、コードトーンのどれもがルートになりうる特殊なコードです。(転回しても音程が変わりません。)
基本を知れば意外と簡単、でもフォームはなかなか手ごわいです。基本は3フォームで完璧です。
活用術としては、経過音的に使うのが効果的なようですね。知れば知るほどコードの構成や展開がわかってきます。
画像が参考になりますので、練習してみてください。
因みに、CdimはCm-5と呼ばれ、dim7もm7-5とも呼ばれていることに注意して見ましょう。
次回は、aug(augment・オーグメント)についてです。
実戦→理論→実戦→理論・・・の繰り返しで自分の物にしたいものです。
日々学習です。