福岡県築上町の日本の原風景の中を車で走っていると、
白い彼岸花(シロバナヒガンバナ)の名所の正光寺(しょうこうじ)があり、
寺の周囲を白く染めて雲に浮かんでいるように見えます。
彼岸花彼岸花は、近所の畦に咲いていた球根を植えて増えたもので、今では1万本にもなるそうです。
正光寺全景
東屋「もんじゅ」と一面に広がるシロバナヒガンバナ
遠くから見たところ
3年前は4000本だった彼岸花も、この庭園が出来たことから今では1万本にまで増えたそうです。
東屋で、一休みして白い彼岸花を楽しみました。
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正光寺の歴史
正光寺は、鎌倉時代に宇都宮信房が関東にある下野国(しもつけのくに)から
文殊菩薩を勧進し開山したことが始まりだと言われています。
その後、宇都宮家が4百年に渡りこの地を治めていて、今でも、
戦国時代に一時この地を治めた黒田家(官兵衛)よりも
地元の人達から慕われているようです。
関ヶ原の戦いが終わり、黒田長政が豊前国から変わり筑前国を納めるようになりました、
天下の豪傑と言われた後藤又兵衛が長政と折り合いの悪く
この寺に一時匿われたことがあったそうでその時に手洗い鉢を作ったそうです。
後藤又兵衛の作った手洗い鉢
智慧水と彼岸花
この寺は、文殊菩薩が祀ってあり智慧水頭には良さそうです。
彼岸花と地蔵
地蔵の由緒を知りたいのですが未だにわかりません。
彼岸花と崖の上の小屋
後光が差して崖の下にある地蔵達がいかにも守られている風情でした。
日本の原風景と彼岸花
正光寺はこのような日本の原風景の中で悠久の時を刻みました。
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彼岸花とは関係ないですが、以下のような落ち着いた雰囲気のところもありました。
苔むした東屋
赤い橋
寺社なのに朱色の橋?
今年は、コロナ禍で見に来ることを悩みましたが、
来てみると、訪問者も少なく安心してみることが出来ました。
例年この時期に開催される「白花彼岸花まつり」は今年は中止になっていました。
切にコロナが無くなることを祈ります。
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赤い彼岸花の群生はこの時期ブログでもよく見かけま
すが白い彼岸花の群生は珍しいですね。
ワガヤでは彼岸花が4本咲きましたが、花が終わって
葉が出てきています。
これだけ群生しているのは珍しいですね
場所に寄っては、開花の時期がまばらですね。
彼岸花は色んな色が有りますが、赤以外はリコリスと呼ばれることが多いですね(^^)
うちには、ピンクのリコリスが今年2本咲きましたが、
今は哀れな姿になってます(笑)
白い彼岸花は此方も多いですが、これほどの群生はみませんね。
商店街にある公園のリコリスは哀れな姿になって
枯れかかっています。
不思議です、こういうこともあるのですね。
逆転ですね。
最近は黄色い花も見かけますね。
一日がかりで行っても後悔はないですね。
4000本から一気に1万本に増えました。
見ごたえがありますね。
白だけでなく、他の場所で赤や黄と白で鮮やかに咲いているところもあり、楽しませてくれました。
彼岸花か曼珠沙華です。
この寺の白花彼岸花の群生は4~5年前から庭園を作り育てたもので、
その過程も知っているので感慨深いものがあります。
今年になってとても良くなりましたね。