Common Law と Civil Law

2019-10-16 20:56:39 | 日記


先日の地方選挙はSpecial Voteの確認待ちで最終結果がでるのは18日になりますが


13日に行われた中間集計では、現市長のフィル・ゴフさんの圧勝のようですね。






ニュージーランドに住んでいるので、ニュージーランド政府のお世話になっていて


ニュージーランドの法にできる限り触れないよに暮らしているわけですが、




さて、ニュージーランドの法律とは、どんな法律なのか。



ざっくりと以下のようなサイトからポイントを拾ってみました。

https://www.diffen.com/difference/Civil_Law_vs_Common_Law

https://onlinelaw.wustl.edu/blog/common-law-vs-civil-law/

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%83%BC


(↓ユメは知らんぷりぷりんですね







まず、世界各国の法制度はその殆どがCommon Law(英米法)とCivil Law(大陸法)の2つの主要カテゴリーのいずれかに分類されるそうです。(当てはまらない国もありますが)

Common Lawを採用している国は約80か国、Civil Lawを採用している国は約150か国あります。



日本はCivil Lawを採用している国に分類され、ニュージーランドはCommon Lawを採用している国に分類されます。



2つのシステムの主な違いは、Common Lawの国では判例法(公開された裁判所の見解)が最も重要であるのに対して


Civil Lawシステムでは成文化された法律が優位を占めます。




しかしこれらの区分はそれほど明確ではなく、実際多くの国ではCivil LawとCommon Lawシステムの機能を組み合わせて使用しています。


これらのシステムの違いを理解するには、まずその歴史的基盤を理解する必要があるようです。




Civil Lawのルーツは、西暦600年頃ローマ皇帝ユスティニアヌスが編纂した『ローマ法大全』(Corpus Iuris Civilis)まで遡ります。


このローマ法大全が後にイタリアのボローニャ大学で研究され、ヨーロッパ全土から留学生が訪れ、次々と大陸諸国の大学で研究されるようになりました。


カトリックの権威を背景にローマ法は広く受け入れられ、この法典にルーツを持つ法律はスペインやポルトガルなどヨーロッパ帝国の植民地にも適用されていき、様々な国で何世紀にも渡ってそれぞれ発展していきます。





Common Lawシステムは主に英国と英国の以前の植民地で進化していきました。

要するに英語圏の殆どはCommon Lawを使用しているんですね。



Common Lawの歴史は1066年、ウィリアム征服王によって英国で封建制が確立したことに端を発しています。


ウィリアム1世が自身で「国王裁判所」を主宰し、国王が直接登用した有意な人物を全国各地に派遣しました。それが巡回裁判制に発展し、Common Lawの発展を促しました。



Common Lawの歴史は英国法の歴史でもあり、マグナ・カルタ以降キングから権威が徐々〜に徐々に議会に移行されていくわけですが



では、なぜ私たちは議会を持つ必要があるのか?(持っているのか?)




法律が必要のない世界に行くことを夢見ているわたくしですが、その辺もちょっと知っておきたいですよね





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