赤ちゃんと犬と私、たまに旦那

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不妊治療編⑤ 移植した受精卵が着床しない、、そして流産

2020-12-01 14:15:24 | 日記
前回、体外受精の中の一番嬉しい移植について綴りました。

もちろん、その後うまくいって晴れて妊娠❗
、、となればいいのですが、、中々うまくいかないことも、、。

今回は辛いことを綴りますので、思い出したり辛くなってしまったりする方は読むのをやめていただけると幸いです。



私は全部で採卵を4回やりました。
最初2回は、移植できる凍結卵が一つずつしか残らなかったので、一回で勝負!凍結卵がたくさんあれば、移植を連続してできるのですが。
移植した日からだいたい2週間後くらいに、クリニックへ行き、血液検査で判定をします。
1回目、血液検査で撃沈。でも、気持ちは、「まだ1回目❗そんなすぐうまくいくわけないな」気持ちは前向き。
2回目、同じく血液検査で撃沈。凍結卵はもうないから、あーまた採卵からか、、、。
この時点で、かかった費用は余裕で50万越え。お金のことも頭にちらつきながら、3回目。
何と、最初の血液検査クリア‼️信じられない気持ちでいっぱいでした。
それから約一週間後の内診で、胎嚢確認。
さらに、二週間後、心拍確認。ですが、ちょっと小さめと言われ、それでもきっと大丈夫だろうと心配していませんでした。一応、一週間後に診てもらうことに。
一週間後、あまり成長が見られず、心拍も弱め。次も一週間後に来てほしいとのこと。
その一週間は、お願いだから育ってて‼️と、
とにかく願い、祈り続けました、、。


一週間後の内診。
「心拍が確認できません。残念ですけど、流産です。」
その後診察室にて、子宮内に発育、心拍が認められずに留まっている稽留流産(けいりゅう)と言われ、自然排出されることもあるが早く出すために手術をした方がいいと言われました。手術は全身麻酔がいいなら違う病院で、局所麻酔でならここでできると言われ、迷った末、このクリニックで手術をすることに。


不妊治療を始めてから、涙することはあってもこんなに涙が止まらなかったことは初めてでした、、。帰りの電車の中でも、涙があふれ、ハンカチでごまかしながら、やっと家に帰り、旦那さんが帰ってきたところで我慢の限界を越え、号泣、、、。

妊娠9週の壁と言われるほど、9週を越えるのがまず一つの山だそうです。
諸説あると思いますが、私はまさしく9週の壁を乗り越えることができませんでした。
初期流産は、母体ではなく受精卵の問題で、すでに妊娠を継続できるかその時点で決まっている、なのでご自身を責めずにというお話でした。ですが、あの時体を動かしたからかな、体を冷やしたからかなと自分を責めずにはいられません。


いつも採卵移植をする階で、移植の時間が終わり、最後に流産手術をする時間になります。手術は局所麻酔をするので点滴を先に打ちます。
いつも採卵移植をしている手術台に乗り、手術を受けます。採卵よりも、ずっと痛くて長くて、本当に辛かった、、、。

帰る時には気持ちも落ち着き、涙することはありませんでしたが、赤ちゃんごめんね、旦那さんごめんね、そんな気持ちでいっぱいでした。

もう一つ凍結卵がありましたが、手術をしていることもあり、一回生理を見送ってから、治療を再開することになりました。


しかし、思いがけない出来事が起こります。長くなりましたので、続きは次に。


長い文を読んでくださり、ありがとうございます。
もし不愉快な思いをされた方がいたら、申し訳ありません。

次は、不妊治療クリニック卒業について綴りたいと思います。


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