しんがり～山一證券 最後の聖戦～（ドラマ）

2015/09/20 ～ 2015/10/25放送　WOWOW
監督：若松節朗、村谷嘉則
出演：江口洋介、萩原聖人、林遣都、真飛聖、勝村政信、佐藤B作、矢島健一、三浦誠己、霧島れいか、板垣瑞生、大河内浩、品川徹、田中健、佐野史郎、光石研、平田満、岸部一徳

STORY:１９９７年４月。山一證券の常務取締役・梶井(江口洋介)は、業務監理本部本部長に就任する。そこは社内監査を行なう部署だが、左遷社員が追いやられる“場末”と呼ばれていた。ある日、大蔵省証券取引等監視委員会の調査が入った。当時金融業界は、総会屋への利益供与問題で大きく揺れていた。梶井は、営業考査部部長・花瀬(佐藤Ｂ作)やその部下・中西(矢島健一)、秘書の蒲生(真飛聖)に社内調査を指示する...

1997年に起きた山一證券の自主廃業を題材にした社会派ドラマ。清武英利原作で2015年にWOWOWで放送された全６話をアマゾンプライムビデオで鑑賞。

山一證券は日本四大証券会社のひとつで、1997（平成９年）11月に業務停止し、2005年（平成17年）に解散するまで108年間続いた企業。当時、証券会社はよくわからなかったけど山一證券の名前は知っていたのでなくなるというニュースは世間を驚かさせた記憶がある。当時、テレビで泣きながら会見する社長を見たのを覚えている。まさかあの裏ではとんでもないことが起きてたとは…。

絶対に上司のいうことには逆らえないといういかにも日本企業らしい縦社会。起こるべくして起きた事件だよね。100年も続いた企業なのにあっという間に消えた。真面目に働いてきた社員が本当にかわいそうすぎる。

ドラマはなぜ山一が自主廃業しなければならなかったのか社内調査を始める12人の活躍と正義感を描いている。馴染みのない業界用語がいろいろと出てくるので理解するのが大変だけど、江口洋介をはじめ演技は揃いのキャスト陣でとても見応えのあるドラマだった。やはりWOWOWドラマは面白いなぁ。アマプラで見られるとは嬉しい。

鑑賞：～2021/09/08

 

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「山一證券」はなぜ破産し、殺人事件まで起きたのか？――平成の企業スキャンダル史 | bizSPA!フレッシュ

平成時代に起きた企業スキャンダルで印象的なのが1997年の山一證券自主廃業の事件です。当時、野村證券、大和証券、日興證券（現・SMBC日興証...

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山一證券 - Wikipedia