☆yukarinの映画鑑賞日記α☆

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連続ドラマW「孤高のメス」

2019年03月22日 | ドラマ

2019/01/13~2019/03/03 放送 WOWOW
監督:内片輝
出演:滝沢秀明、仲村トオル、工藤阿須加、山本美月、宮川一朗太、利重剛、近藤公園、六平直政、本田博太郎、石丸幹二、長塚京三

STORY:1989年、まだ臓器移植の法制化が進んでいない日本では、移植手術が行なわれるのは当分先であると考えられていた。ある日、地方都市にある湖水町の甦生記念病院に、外科医の当麻鉄彦(滝沢秀明)が赴任する。医療先進国のアメリカで研鑽を積んできた当麻は、「地方でも大学病院と同じレベルの治療が受けられるべき」という信念のもと、あらゆる難手術に挑み、みごとな技術で目の前の患者たちの命を救っていく...(公式HPより)


原作は作家であり、先駆的医療に取り組み医学界の歴史に残る執刀を含む6000以上もの手術を手掛け、現在は淡路島の診療所で地域医療と向き合っている現役の医師・大鐘稔彦氏の「孤高のメス」シリーズを連続ドラマ化。監督は「相棒」シリーズ、『石の繭』、そして『シグナル 長期未解決事件捜査班』では演出を担当した内片輝。

WOWOWの連続ドラマ初出演であり2018年末で芸能界を引退した滝沢秀明ことタッキーの最後のドラマ。全8話が終了してから見ました。同名作品は2010年に堤真一主演で映画化され鑑賞済みです。堤さん版もお気に入りにいれてるくらい良かったんですよね。ちなみに原作は未読です、、、。

タッキーを見られるのもこれが最後だと思うと感慨深いものがありましたが、最後にふさわしい見応えのある医療ドラマでした。決して感情的にはならず常に冷静な好青年の医師役にはぴったりでした。そして同じ志を持つ実川を演じる仲村トオルさんも好演。映画では松重豊さんでしたね。

移植をすれば救える命があるというのに臓器移植が日本の法律で認められていない時代。どんなに正しいことでも認めてもらえなかったり、なんとか協会を通さないとメンツがどうのとか.....何事も前例をつくるまでが大変。そこにドラマにありがちなお約束の悪役が登場。宮川一朗太さん演じる野本が本当に嫌なやつてで、ろくに医師としての仕事ができない上にいやがらせをしつつ、いつも当麻に危機を救われる。病院内の極秘事項をマスコミにリークしたりと何度も当麻を陥れようとしてその度にハラハラドキドキ。でもこういう悪役もいないとドラマも面白くないんですよねぇ。

新たな日本の医療の発展とラストシーンが、ジャンルは違うけれどタッキーの今後の活動と重なるところもありましたね。最後に選んだドラマが地上波ではなく有料のドラマなのが良かったかなと思います。

タッキー、おつかれさまでした、そしてありがとう☆


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