☆yukarinの映画鑑賞日記α☆

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スパイダー 少年は蜘蛛にキスをする

2008年10月22日 | ★★★+


【SPIDER】PG-12
2003/03/29公開
製作国:フランス/カナダ/イギリス
監督・脚本:デビッド・クローネンバーグ
出演:レイフ・ファインズ、ミランダ・リチャードソン、ガブリエル・バーン

私の母は殺された。

STORY:ロンドンの古びた家へ、鞄ひとつでやってきた男。そこは、精神療養施設を退院して、行く当てのない患者を預かる家だった。薄暗い部屋で、男は小さなノートに何かを書き始めた。少年の頃、母親は彼をスパイダーと呼んでいた。ある日、配管工の父は娼婦との浮気の末、最愛の母を殺してしまう。しかし、スパイダーの記憶の中には、現実とも妄想ともつかないもうひとつの過去が、静かに糸を張り巡らせていた…。 (レンタルサイトより)

 

この監督さんを絶賛されてる方がいたので、ちょっと気になって観てみたのですが、う゛ーむ・・・どんな映画?と聞かれても答えるのが難しいです。

パトリック・マグラア原作の映画化。

古い家に鞄ひとつでやってきた主人公。どうやら精神的にちょっと問題ありそうな人たちが住んでいます。薄暗い部屋で主人公はノートに何かを書き始めます。そうすると主人公の幼い頃の回想らしきシーンが始まります。しかし、幼い頃には絶対知り得ない両親と父親の浮気相手の様子がつづられていきます。

ということは・・・本当の記憶じゃなくて妄想???

何だかよくわからないんですが、なぜかこの作品の世界にちょいと引き込まれていったという感じでした。ハッキリ言って面白いとは言えないです。でも先が読めず、その先がどうなるのか気になる、そんな作品でした。

主人公は母親から“スパイダー”と呼ばれてたので、そういうタイトルになったのかと思ったのですが、実際の過去、妄想の過去がたくさん張り巡らされているようなところからこのタイトルなのかなーとも思いますがね。

ラストは・・・これでおしまいなの?という感じでスッキリ終わってませんね。個人的にはもやもやっとした終わり方は苦手です、、、
まぁでも、不思議な魅力があるようにも思えます。私にはよくわからないけれど、実は奥が深い作品だったりするのかなー。

実は見終わった後に気づいたのですが、先日観た『デッドゾーン』も『ヒストリー・オブ・バイオレンス』この監督さんの作品なんですね。うかつ・・・

*映画鑑賞★日記・・・より転載 


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