原題:39 STEPS
公開:2008年TVM
製作国:イギリス
上映時間:86分
監督:ジェームズ・ホーズ
出演:ルパート・ペンリー=ジョーンズ、リディア・レオナルド、エディ・マーサン、パトリック・ケネディ、デヴィッド・ヘイグ、アレックス・ジェニングス、パトリック・マラハイド
+あらすじ+
舞台は20世紀初頭のロンドン。情報部員のリチャード・ハネーは、スカッダーという男から「某国の皇族を暗殺する陰謀があり、それは世界大戦の引き金になる」という驚くべき情報を得るが…。
ジョン・バカンの名作スパイ小説が原作のアクション作品。イギリスでは730万人が見たらしい。この原作はヒッチコックの『三十九夜』(1935)、59年にはリメイクされたほど有名な作品だそうで、今回BBCが映像化。
主人公・ハネーは男から、ある国の皇族の暗殺計画があると聞きます。その情報を掴んだためにドイツから狙われているとハネーに打ち明けますが、ある黒いの手帖を渡した直後、追ってきたドイツの諜報機関によって男は殺されてしまいます。
現場にいたハネーは何とか逃げ切るのですが殺人犯として追われることに。そこからハネーの逃亡劇が始まるのですが・・・
テレビ局製作のドラマなのでハデなアクションは期待できません。DVDの宣伝文句ではもうひとりのイギリスのスパイとして売り込んでおりますが・・・うーん、そこまでのすごい活躍とまではいかないかな。
でも黒革?の手帖に書かれた暗号を解読したり、秘密情報部の内通者を探せっだったり、ちょっとしたどんでん返しがあったりとそこそこ楽しめました。ただ、主人公と逃亡先で出会う女性との恋愛部分が多く感じましたよ。しかもこの女性、主人公よりもスパイっぽい。
はたして原作どおりなのかどうかわかりませんが、20世紀初めのロンドンの雰囲気は良くでていたし、スコットランドの風景も素敵でしたし普通の2時間もののサスペンスドラマとして普通に面白く見られましたよ。
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