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【GRACE OF MONACO】 2014/10/18公開 フランス/アメリカ/ベルギー/イタリア 103分
監督:オリヴィエ・ダアン
出演:ニコール・キッドマン、 ティム・ロス、フランク・ランジェラ、パス・ベガ、パーカー・ポージー、マイロ・ヴィンティミリア、デレク・ジャコビ、ロバート・リンゼイ、ジェラルディン・ソマーヴィル、ニコラス・ファレル、アンドレ・ペンヴルン、ロジャー・アシュトン=グリフィス
世界を動かした、一世一代の<大芝居>。
ハリウッド・スターからモナコ公妃となったグレース・ケリーの心の葛藤と、夫レーニエ公とフランス大統領シャルル・ド・ゴールとの政治的対立をめぐる国家の危機に際し、彼女がいかなる選択をしたか、その知られざる秘話を描いた伝記ドラマ。
関係ないですが...“グレース・ケリーの孫たちはイケメン”というのをテレビでやってたのはよく覚えてます 笑
出演作を観てなくても名前は誰でも知ってるグレース・ケリー。
『裏窓』しか観ていないのでよく知らないので、モナコ大公との馴れ初めや、ケリーバッグの由来、そしてどんな方だったのか等と楽しみにしておりました......が....そんなことはすっ飛ばして、結婚から6年後が描かれておりました。飛ばされた部分も観たかったんだけどなー。
てっきり幸せな結婚生活なのかと思いきや現実は大変なんですね。それに女優業への未練や結婚に対しての後悔のようなものもあったり....。その上、フランスとなんやかんやあってモナコ公国は国家存亡の危機を迎えていたとは驚き。
そこで裏切り者がいて....犯人は誰なのか?という所は面白かったです。
グレース・ケリーを演じたニコール・キッドマンはとても頑張ってたと思いますが、んーでも個人的にはちょっとお顔がきつすぎたかなーと思いました。ニコール自身はとてもきれいでしたし、仕草や雰囲気は似せてなりきったんでしょうね。それにプレッシャーもあっただうと思います。
クライマックスの国を救うための舞踏会でのスピーチシーンは一番の見所だと思うんですが、モナコ公妃を演じた女優グレース・ケリーという感じでした。でもスピーチの内容は本心なんだろうと思います。
いいシーンなのになーんか盛り上がりに欠けたのがちょっと残念。
作品の雰囲気は良かったけど全体的に盛り上がりがいまひとつでした。
それに国家存亡の危機感があまり感じられなかったのが残念でしたね。
事故死のことは触れられてませんでしたがこれを観て....もしやただの事故ではなかったりして???なんて思ってしまったり、、、
★★★.2
[Story]
1956年、人気絶頂の中、26歳という若さで突然ハリウッドから引退し、モナコ大公レーニエ3世の妻、モナコ公妃となる道を選んだグレース・ケリー。その“世紀の結婚”から6年、彼女はいまだに宮中のしきたりに馴染めず、孤立感を募らせる息苦しい毎日を送っていた。そんな時、ヒッチコック監督から次回作「マーニー」のヒロイン役を直々にオファーされ、心ゆれるグレース。ところが折しも、モナコが国家存亡の危機に直面してしまう... (allcinema ONLINEより)
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小島 由記子 | |
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何気にハイスピードで車を爆走するシーンには、”事故”死を印象付けているのかな?とか思ったりもしましたが、モナコへの貢献度を考えると、陰謀説が出てくるのもわかる気がしたりして(笑)
描くテーマによって盛り上がりが必要ないものもありますが、このテーマに関してはクライマックスは盛り上げて欲しかったですよ。
謎の事故死をしたグレース・ケリーだけに陰謀云々はドキドキさせて欲しかったです。
必然的に期待しちゃったよね(苦笑
ラストは一番の見せ場だとおもうけど、
いまいち盛り上がりにかけたし、
ちょっと中途半端な感じもしておしい作品でしたね。
そうなのーちょっと盛り上がりに欠けていたよね。
全体的には美しいモナコと美しいニコールのケリーで良かったんだけど。
存亡の危機というほどの危機っぽくは描かれてなかった気がしました。
そうそう車の運転のシーンでは私も思いましたが、陰謀説も出てくるのもわかりますよね。
盛り上がりに欠けてたのはちょっと残念なところですね。
私も最後は感動まではいかなくてもおー!と思わせてくれるものがほしかったです。
事実をもとにしたフィクションなら陰謀説でどきどきしたかったですね。
てっきり馴れ初めあたりも描かれるのかなと期待しちゃったわー。
ラストはちょっと淡々としてたよね。
ぐーっと盛り上げてほしかったかなぁ。
存亡の危機というシーンも、結構余裕じゃん!て思ってしまった私です^^;
ちょっぴり緊迫したものの、たしかにこれといった盛り上がりはなく…
ラストのスピーチは良かったと思います。
事故死まで描かなかったのは、王室からのクレームを避けるためなのかもしれません。