
先日 お世話になってる出版社の方から横濱 崎陽軒のシウマイ頂きました。
美味しいですよね~。
この崎陽軒のシウマイには思い出が。
といっても美しい思い出というわけでもなく、
まだ新幹線の中に売店があった頃。
確か、台風による暴風雨で、東京ー京都間の新幹線が途中で止まってしまい、
7時間閉じ込められた時がありました。
電車が止まって、いよいよ長丁場になりそうだ、と思ったので、食料を確保しようと売店のある車両まで行ったら、同じ考えの人が既に列になって並んでいました。
どんどん売れていくお弁当やお菓子を見ながら、やっと自分の番になったとき、
「この崎陽軒のシウマイが、最後の商品です」と売店のお姉さんに言われ、
じゃあ、それをいただきます、と答え、温めますか?と聞かれてこくこく頷いて手に入れました。
スマホの出現前だったので、いつも新幹線や長距離移動の時は、厚めの本と飲み物とちょっとした食べ物を買って乗っていました。
その日も乗車する前に、あ、本を買わなきゃ、とふと思い、長編の推理小説を購入していたので、
7時間の間、慌てず、お腹も空かずに過ごせましたが、
売店に並んでいる時に、「グリーン車に乗ってる人を優先して売れよ!」とか言う人がいて、
人はイライラしている時に本性が出るなあと、怖い、と思った記憶があります。
そうそう、その新幹線には巨人軍の選手達が乗車していたようですが、スポーツ音痴な私には
なんのミーハー心も芽生えず、何人か並んでいた体の大きな人達は選手だったのかもしれませんが、
顔で判別も出来ない私で、ファンの方たちだったらもったいない、と言われたかもしれません。