三十路中盤備忘録

とりとめの無い事をタダ書き連ねていきます。

僕とあの子のさよなら哀歌(禁煙生活突入から現在編)

2021-02-12 20:39:00 | 日記
コメント、リアクション本当にありがとうございます!!拙い文章ですがちょっとでも読んで下さる方々の何かの足しになればと思います。

禁煙生活突入イライラ期

さてさて今回ついに禁煙生活へ突入する訳ですが、思い返すと最初の3週間は全力で眠い…。

兎にも角にも眠い、怠い…。

タバコを吸えない事よりも、脳の働きがビックリする位低下し様々なパフォーマンスが落ちているのが辛かった…。

普段なら簡単に導き出せていたと思われる、生活上散発的に発生する課題解決への道筋が全く浮かんでこない。

仕事での打ち合わせで、担当の方から心配される程…。

感覚的には37度5分位の熱がずーっと続いている感じでしたね。

吸いたくないけど、仕事のパフォーマンスを上げる為には吸わなければいけないんじゃ…という強迫観念にかられては振り払う、そんな毎日でした。

禁煙に向けての目的が明確に記された待ち受け画面を毎日眺め、
みてねというアプリで毎日姪っ子の顔を眺め、
顕在意識をコントロールする。
※詳しくは目的編をご覧下さい。

メンソール系のガムと、キンキンに冷やした水で刺激を与える。
※詳しくは計画と戦略編をご覧下さい。
因みに、このガムと水のコンボには本当助けられました。絶対にオススメです!

ただイメージ的には火傷したところに流水を掛けた時だけ痛みが引く様な瞬発的な効力しか無いので、冗談抜きで一日4リットル位の水を飲みました 笑

それでもニコチン先輩は

「吸えば楽になるよ〜、簡単な事さ〜、仕事のパフォーマンス落ちてるんじゃない〜?」

と暇なし囁いてくるのだ…。

誘惑に負けて吸ってしまうめちゃくちゃリアルな夢で飛び起きた事が開始3ヶ月で3回ほどありました。

コンビニに出たり入ったりを繰り返し、
ゴミ箱の前でうずくまったのも開始1週間で10回程。

心の中にいる小さな自分が
眠い、怠い、吸いたい、吸えない、眠い、怠い、吸いたい、吸えないの大合唱を永遠と繰り返している感じ。

それ位強い離脱症状が出るのは、カフェインとニコチンを同時に断っている訳なので当然といえば当然ですが…。

しかし…

禁煙20日目位の事。
これは忘れられない体験なのですが、
嘘みたいに気持ちよく、
身体がもの凄ーーーーーく軽く頭もスッキリとした状態で目覚めたのだ!!

恐らく喫煙者だった頃は慢性気管支炎を起こし痰が絡んでいた為に、寝ている間キチンと呼吸が出来ていなかった。それが禁煙により改善され、就寝中に酸素が身体中に満ち溢れた状態で深く眠る事ができたのだと思います。

ここらへんから徐々に離脱症状だった怠さや眠気が和らぎ始め、「吸いたい」の波が押し寄せる頻度が減ってきたのもこの頃です。

離脱症状が生活に影響を及ぼす位強く現れたのは禁煙開始3週間まででした。
個人差はある様ですが、ハッキリ言ってめちゃくちゃ辛かったのはココまでです。
ココから禁煙は想像していたよりも簡単でした。毎食後、

「吸いたいでしょ〜?」

と囁いてきますがそこさえクリア出来れば大丈夫!ガムと冷水のコンボで封じ込められます。
もしかしたら、携帯待ち受け画面効果も手伝ってくれていたのかも?笑
姪の写真が更新される頻度にも助けられました。笑

禁煙に順応し始めた安定期

開始から1ヶ月。
ブログ的にはもう一山位来て欲しいところなのですが、本当にすんなり辞めれちゃった感じなんです…。

最初の3週間が地獄の様な苦しみだっただけに、少し面食らった感じでしたね。

3月後半に新型コロナウイルスが世界中で本格的に脅威と認識されてから私を取り巻くビジネス環境は完全に一変し、立ち上げ一年に満たないプロジェクトも完全にストップしてしまうなど一見煙草へ吐口を見出したくなるのでは?という状況下でも、逆に喫煙という無駄な時間や労力に囚われずにやるべき事へ意識を向けられたというのが正直な感想です。

そして、現在ですが
正直このブログを書いている今何故か吸いたくなっています。やはり脳は覚えているんですねぇ。タバコ、エナジードリンクなどというワードを書き連ねるとダメですね 笑
なので早々とこのテーマでの執筆を終えたいと思います。

お酒とタバコ

お酒を飲むと吸いたくならないの?と友人から聞かれるのですが、答えは「ならない」です。

お酒を好きでも無いのにガバガバ飲まれる方がおります。きっとその様に酒を煽る方にとっては、煙草もお酒も精神安定を得る為の手段として存在しているのだと思います。
過去、私もその様にお酒を使っていた事がありますが確かに煙草は絶対に外せないパートナーでしたね 笑
きっと禁煙前に私がエナジードリンクと煙草がセットになっていたの同じイメージですね!

しかし二十代後半から、私はお酒そのものが大好きになりました。日本酒がとにかく好きなんです。味、香り、肴との相性、器、酒蔵それぞれが持つエピソード、同じ感覚で日本酒を愛する仲間と過ごす時間その全てが楽しいのです。
むしろ煙草をやめた事で、味、香りを感じとるセンサーが正常に働いてくれる為、より日本酒を楽しめる様になりました。本当の味と香りを知ってしまったら、わざわざ感覚を鈍らせる煙草を吸おうとは思いません。

私の場合、完全にお酒好きが禁煙をアシストしてくれたケースでしたね。

禁煙で感じたメリット

1.  飯が旨い、酒が旨い
2.  眠りが深く寝覚めが良い
3.  金が全く減らない
4,  冷え性が治った
5.  肌荒れが消えた
6.  部屋衣類が良い匂い
7.  時間が増えた
8.  仕事の効率が上がった
9.  喫煙という動作に縛られなくなった
10.気持ちが穏やかになった

ちょっと考えるだけでもこれだけの良かった事が挙げられるます。
特に9番の「喫煙という動作に縛られ無くなった」というのが一番のメリットではないかと感じています。

喫煙してた頃は、全て行動の中心には赤マルちゃんが鎮座していました。

ショッピングモールに行って最初に確認するのは喫煙所の位置と数。

新婚旅行の目的地は、ハワイではなく煙草が吸えない飛行機に乗る時間が短いグアムへ。

料理が旨い店ではなく、煙草が吸える店へ。

煙草が吸えないスペースで会話をしていると、後半はずっと切り上げて喫煙するタイミングを計っている状態。

挙げたらキリがない程煙草の奴隷状態でした。
まさに自分の意思を支配されている感じ。
カマキリを操る針金虫の如く、長年自分を乗っ取られていたんだなぁ…とつくづく思います。

今は、
人との会話に集中できますし、仕事に雑念が入りません。行きたい所に行きたいタイミングで出向きますし、終日禁煙の旨い店を迷わず選択できます。きちんと行動の本質に沿って意思決定できていて、とても幸せです!

ニコチン中毒になるメカニズム

人間にはセロトニンという精神を安定させたり、ドーパミンという幸福感を与えたりする報酬系の脳内分泌物質があります。
ニコチン先輩はそのセロトニン君やドーパミンちゃんを出せ出せと催促する作用があります。

私の脳味噌は長ーい喫煙習慣から、ニコチン先輩からセロトニン君ドーパミンちゃんを催促されないと分泌出来ない状態に陥っていました。

本来ならニコチン先輩の催促が無くても、必要に応じ分泌が必要か否かを自動で判断するセンサーが働く様に人体は設計されているのですが、そのセンサーがニコチン先輩の登場により働かなくなるのです。

まとめると、

1 ニコチン先輩が報酬系を司るセンサーをぶっ壊し、自分がいないと分泌されない様に脳味噌に魔改造を施す。
2 報酬系の分泌が無いと、不安と不幸感に襲われちゃうから煙草と言うツールでニコチン先輩を取り入れる。
3 報酬系であるセロトニン君とドーパミンちゃんがニコチン先輩の催促で分泌される。安心感と幸福感を得る、ニコチン先輩が幸せをもたらす神と洗脳される。
4 悪徳宗教団体ニコチン教へ入信、毎月数万円のお金を支払い発癌リスク増加や慢性気管支炎という要らぬ副産物を身体に与えながら盲信。
5 ニコチンの顔色を見ながらの生活を余儀なくされる。まさに中毒状態の完成。

と言ったところだろうか。

つまり禁煙とは、

「報酬系脳内分泌がニコチン無しで自然再開されるまでの戦い」

と言えるだろう。

まとめ

人生初の禁煙。なんとなく始めるのではなく、取り組もうとしている事と真正面から向き合い明確な意思と戦略をもってして望めば乗り越えられないハードルでは無いと思いました。

吸っていた事を悔やむ事はあっても、禁煙を後悔した事はありません!

100利あって1害無しです。
今現在禁煙するか迷っている方、断言します。
禁煙すれば人生変わりますよ!
毎朝気持ちよく目覚め、毎日旨い飯が食え、充分な肺活量を取り戻した心配機能を存分に活用したスポーツを楽しめます!運動すればする程保険料が下がる保険に加入して、手厚い保障を安価で健康を手にしながら受けられる安心感と満足感があります!浮いたお金で、将来の備えとして個人年金と積み立て投資ができます!

喫煙は個人の自由です。やめるか辞めないかはあなた次第です 笑

長い文章を最後まで読んで下さり本当に本当にありがとうございました。
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