瀕死の妻のために謎の声に従い、二〇一八年から一九六〇年にタイムトラベルした主人公・加茂。
妻の先祖・竜泉家の人々が殺害され、後に起こった土砂崩れで
一族のほとんどが亡くなった「死野の惨劇」の真相の解明が、彼女の命を救うことに繋がるという。
タイムリミットは、土砂崩れがすべてを呑み込むまでの四日間。
閉ざされた館の中で起こる不可能犯罪の真犯人を暴き、加茂は二〇一八年に戻ることができるのか!
“令和のアルフレッド・ベスター”による、SF設定を本格ミステリに盛り込んだ、第二十九回鮎川哲也賞受賞作。
以上、内容紹介はアマゾンよりお借りしました。
あけましておめでとうございます。
すでに一月も半分以上すぎていますが、とりあえずは新年のご挨拶です^^
開店休業状態の年始にお立ち寄りいただき、なんや~まだyukienは更新もせんと
だらだらしてるのかい?!と呆れかえられた皆さま、ごめんなさいね。
そのとおり、だらだらしておりました。
Photo@Story・・看板に偽りありありの昨今、おでかけフォトを
いっぱいUPできる日がくることをを願いつつも、まだしばらくは
読んだ本の備忘録ブログになってしまうようです。
昨年は60冊、年々目がショボショボしたり肩こりがひどくなったりで
あまりたくさん読めなくなってしまったのが残念。とても残念。
図書館で5冊かりても3冊しか読めなくなることが多いこの頃です。
でも、それはそれ、今年はどんな本に巡り合えるのか楽しみにしながらの
2021年、1冊目はこちらのミステリ。
SFと本格ミステリの融合ですが、新年早々、あまりの目まぐるしさに
まったくついていけませんでした。
人物相関図(これがややこしい!)やお屋敷の外や中、部屋割り図(これまた複雑!)など
本格物には不可欠な見取り図が数ページ続いたはじめはワクワクだったのですが。
てか、タイムトラベラーがもう一人いた!!って反則ぎりぎりでしょ。
みんなでタイムスリップもしてしまうしなあ。。
もう~何が何だかわからないうち、ひっぱられるように読みすすめて、ラストもあらま~って感じ?!
ちなみに犯人は早い段階から分かり易いです。この人しかいないので(笑)
でも、ある意味ハッピーエンドで読後感は悪くありません。
ひっぱりまわされて最悪の結末だったら、時間返せ!って言いたくなりますよね。
時間旅行者だけにね。
ジェットコースターミステリに眩暈の新年1冊目でした。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます